こんにちは。
2月は逃げる、気づいたらあっという間に数日がたっていて
ドキドキびっくりしているルパです。
先日こどもたちと絵を描いていたのですが
絵の描き方も男の子はとても独特な子が多いのですね。
それが男の子らしいといえば、らしいなと思っています。
それは
「絵が動く」のです。
女の子はコツコツせっせとイメージに向かって描く子が多いのです。
静かなのですね。
止まっているのです。
しかし男の子は
最初は女の子と同じように描いていくのですが
突然
まるで絵の中で戦いごっこをしているような感じです。
しかもパステルで戦ったり。
「いろんな色が戦ってるねん」
色の戦いはとても根気のいるものでして
すべての色が戦うのです。
例えば、「あか対あお」というように。
そして最後は「くろ対すべての色」ということになるのですが、
男の子は体を使って、体験しながら、世界をつかんでいくようです。
そこが見ていて私は楽しいのですが
お母さんたちは「もうやめなさい!」ということもあります。
ゆびまるこでは、
男の子の全力実験体験を見守っていきます。
その体験の中から彼らはなにかを発見していくのです。
その力が素晴らしいのですね。
そして発見までたどり着くと、また違ったステージにはいります。
男の子の絵の物語は、
- 絵が動き出す
- 自分もアート
- 色の対決
- 色実験
- 青の時代
- 緑の時代
- 好きにこだわる
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そして自分の世界を作っていく子をたくさん見てきました。
楽しい。
だからどんな男の子の様子を見ても、楽しいし、嬉しくなります。
その情熱と集中力と挑戦する力は、大切な力。
保護者の方はドキドキする発達の階段ですが、あたたかく見守ってあげれば
安心して、心の階段を自分の力でのぼっていってくれます。
なにか声をかけてあげるとするならば
「動いているね。これはなにかな?」と聞く。対話を促す。共感を示す。
そして正解は求めない。正しさも求めない。
安心して、自分の世界に没頭してくれると思います。
そして体験が終わるとちゃんと次の体験にうつります。
なのでずっと続く時代ではないのでご安心を。
私は「いろの時代」「青の時代」「動く時代」など
ピカソ風に言っては楽しんでいます。