「ひとりの時間をもつ」
こどもが小さいとそれは難しいことかもしれません。
24時間365日ずっとお母さんは家族ため、子供のために動いています。
だけど、ひとりの時間はとても大切。
頑張るためにも、頑張らない時間やひとりの時間を持つことは大事なんですね。
私はこれまで、小児科などで
お母さんたちとパステルアートを描いてきましたが、
ほんの30分、目の前のことに集中する、
ほんの少しだけでも夢中になること
たった少しだけでも
心の状態は変化していきます。
いっぱいいっぱいだった心にスペースが生まれます。
お母さんが笑顔になります。
すると子供も、家族も笑顔になります。
ほんの少し、ひとりの時間を
思い出した時だけでもいいから、作ってほしいです。
今日は私のひとり時間〜尼僧修行〜でした。
ひさしぶりの静かな時間。
年に一度、川崎大師京都別院笠原寺にて尼僧修行しています。
*1日尼僧修行はどなたでも、
宗教など関係なく受けることができるのです。
私は毎日たくさんの方とお会いするので、
こうして一日ひとりで、静かにお寺で過ごさせていただくことが必要です。
そうしないと、心も頭もぎゅっと固くなってしまうのですね。
今回驚いたのは、
瞑想すると、頭には悩みや考え事がいっぱい。
まーなんて、頭の中は忙しいんでしょう。
今回は、瞑想どころではありませんでした。。。。
あとは
- 法話を聞いたり、
- お経の勉強をしたり、
- ご詠歌(仏様の歌)を歌ったり
- 梵字を書いたりして過ごしています。
どれもすべて仏様とつながることなので
心をこめて集中していきます。
すると、心がすっきり!
お寺に来た時にぐるぐると頭を支配していたあれや、これやは
すっきりと消えておりました。
そして明確な道筋が見えたのです。
余裕がなくなっているから
敏感になっていたり、考えすぎてしまったりしていたのかもしれません。
- 目の前のことに集中すること。
- 心をこめて取り組むこと。
- 呼吸を意識すること。
指で描くパステルアートも同じです。
指でくるくる表現しながら、目の前の絵と向き合う時間。
そして変化していく絵と心を受け止める。
心が軽くなっていきます。
やっぱり、たくさんの方に届けたい。
頑張っているお母さんたちに届けたい。
下半期、活動の仕方を変えていこうと思います。