パステルアートで自由に表現しながら自己肯定感と心の根っこ(レジリエンス)を育む、“みんな、まる!”ゆびまるこ学校

受付時間:10:00〜18:00

  1. 心を育むゆびまるこ日記
 

心を育むゆびまるこ日記


2020/03/31
こんにちは。
心を育むパステルアートゆびまるこのルパです。


「桜を見ると気持ちが嬉しくなる」
咲きだした桜をみながら、うきうきしている心がありました。
どうして、桜を見ると嬉しくなるんでしょうね?

桜の歌もたくさんあります。
桜の商品もたくさん出てきます。
桜のパッケージであふれてきます。

桜、桜、桜。
ピンク色の桜を見るだけで、心うきうき。

日本人が大好きな桜です。
好きな理由は、日本には四季があるからだとか。
そして桜は、ぱっと咲いて、散るという一瞬の美しさであり、生と死の象徴でもあるとか。
日本人の中にある「死生観」と密接につながっているとは言われています。

春は、出会いと別れ。終わりと始まりの季節。
桜はその象徴でもあります。
みなさんは、桜を見て、何を感じなすか?何を思い出しますか?


こどもたちの桜。


こどもたちも桜の中に思いでが生きています。


  • 「桜の木の下で友達とお花見するの」
  • 「桜の花びらがくるくる回っているの」
  • 「きれいな桜の花があるの」


みんな、家族や友達と桜を見たときの楽しい記憶が蘇ります。
たくさんの思い出がありました。
たくさんのお話しがありました。
たくさんの夢も広がりました。
ピンク色の桜の世界は、こどもたちをやさしくつつんでくれました。


「桜を見にいきたいな」
それは楽しい思い出が待っているから。
楽しいってわかっているのですね。
今年はお花見はできませんが、ぜひ桜の散歩はしてほしいですね。


ゆびまるこで、くるくる描きながら、季節を感じる。
季節を描くと、心の中に季節を感じることができます。


桜を描くと、桜を見る心が育ちます。
目が自然と桜を見ようとするのです。
描くことで、感性が磨かれていくチャンネルができていくのですね。


「感性がないから、絵がかけないんです」
そういう大人の方は少なくありません。

しかし、ゆびまるこはそうは考えません。
「描くことで、感性は磨かれていく」

だから描く。
先に描いて、表現を育てていきます。
するとどんどん、自分の世界に美しい日本の四季がはいってきて、感性は磨かれていきます。


春です。
一瞬の桜を描いてみましょうね。
自分の思うピンク色の桜を描きましょうね。そして感じて、味わってくださいね。
思い出や記憶をたどってみてください。



以上、感性を磨くゆびまるこでした。
今日もまる!みんなまる!素敵な1日を。

2020/03/30
こんにちは。
心を育むパステルアートゆびまるこのルパです。


世間はコロナで不安がいっぱいですね。
もはや緊急事態です。
だけど、ほら、ちょっと外に出て、まわりをみて。

「あ、桜が咲いている…」


桜はコロナであっても、緊急事態であっても、咲くんですね。
咲く時に、咲く。
そして、桜は桜。

桜の花を見ていると、心がとっても元気になっていました。
こんな時だからこそ、不安をいっぱいかかえるのではなくて、
心が元気になることに心を向けていきたいですね。

桜を見ながら、空の下で、お散歩しましょう。



今日はふと思ったので、こちら。

それって、思い込みかもよ?過去が作った幻想かもよ?


「絵が描けないんです」
「絵が苦手です」
「美術2ですが、私でも描けますか?」

ゆびまるこの講座で一番多い問い合わせ。そして一番最初に聞く言葉です。


さらには

「えが、かけません。へたです」

ひらがなで書いてみました。
なぜなら、このセリフは4歳の子供の言葉だから。


え?なんで?4歳で絵がかけないって言うの?
どうしたの?なにかあったの?
4歳っていったら、夢の中で、なんでもかけるし、なんにでもなれる年代。

…なのに、こんなこというなんて…。

正直ショックでした。
だけど実際、すごく固まっているし、緊張しているし、絵がかけない…だけどかけるようになりたいしって力はいっている。
そんな4歳の子でした。


「絵がかけない」「絵が苦手」
これらはいったいどこから来たのでしょうか?

実際に今、絵を描いてはいません。だけど描けるようになりたいと思っている。
だからゆびまるこに来てくれました。
でも、怖い。

なぜなら…「絵が描けない」と思っているから。


「絵が描けない」と思っているのは、思い込みかもしれません。


思い込みは過去の経験からくるものです。
過去に、なにか絵が描けないと思うような経験があり、「絵が描けない」と刷り込まれていたりします。
誰かが刷り込み、それを思い込み、自分になってしまった。

みんなそんな「思い込み」に縛られ、苦しんでいたりします。

  • 絵を描いたら、「変だ!」と言われた
  • 先生に「書き直し」させられた
  • 「なんの絵?」って笑われた
  • 「上手に描きなさい」と言われた
  • 親に「あなたは絵が下手だから」と言われた
  • みんなと違う絵を描いていたら、「見本通り描きなさい」と言われた
  • どうしてもみんなの絵が上手で比べてしまう…

ほとんどが誰かに何か言われた、させられたことが原因だったりします。
そして恥ずかしい思いや寂しい気持ちを抱いてしまいます。


しかし、それは本当なのかな?
本来、表現は自由であるはずなのに、どうしても「見本通り」に書かなきゃいけなかったり、
好きに描いていたら、点数がもらえなかったり。



そんな経験を積み重ねているうちに
「私は絵が描けない」と思い込みます。
「絵が描けない」私であることで、自分を守るようになったりします。


でもね。
表現したいんだと思うんです。
絵を描きたいんだと思うんですね。
だから、ゆびまるこの扉をあけてくれたんだと思うんですね。

「私でも描けますか?」って。


ゆびまるこは、絵が描けない人のためのアート。
絵が描けないと思っている人は、思い込みを外した時に素晴らしい表現が生まれます。
どんどん自由になってほしいと願っています。


講座の最後にはみなさん「できた!」「すごい!」「この絵が好き!」って
自分のアートも、自分自身も大好きになっています。


さて、なにをしているのでしょうね?
ゆびまるこがまずすることは、思い込みをはずしていくこと。
  • 「こうでなきゃいけない」〜「べき」「ねばならない」をはずす
  • 「私は下手だ、やっぱりダメだ」〜比較思考をはずす
  • 「先生に申し訳ないな…こんな私で」〜無力感をはずす
  • 「できなかったらどうしよう」…不安をはずす

くるくる、くるくる、ゆびまるこの基本表現メソッドで
どんどんこれらの『思い込みを外す』プロセスは進んでいきます。
無意識レベルで思い込みを外していくので、気づいたら「あれ?苦手だったのに?」ってなっています。

表現する心を育てていくので、そこで経験したことは一生の力になります。
描くほどに心が開放されていき、本来の力を取り戻します。


その様子は感動的。
過去の経験で誰かに埋め込まれた「できない」私から、「できる」私へと変わっていく。

小さくなっていた心が、のびのびと開かれて行く様子は、
まるで固いつぼみがひらき、美しい花が咲くようであり、
もしくは、さなぎが羽化して、ちょうちょになって空に飛んでいくようであったり。

感動的なのです。


「私は絵が描けない」って、現実ではない。
過去に誰かに埋め込まれた『思い込み』なのです。

だから経験させてあげましょう。
「できない」と思っていることで、気になることは、気になる理由があります。
経験させることで、「できる」に変わったり、気になる理由と出会えます。
それは、心の中にある。

思い込みを外すことで、「できる」私になる。
競争とか比較ではなくて、私として、今を生きる力となり、表現することが楽しくなります。


「私は、わたしのままでいい」と自信を取り戻し、本来の光を放つことができる。
そんなお手伝いをゆびまるこはしているんだなって思っています。


それではまた。
今日もまる!みんなまる!ゆびまるこでした。



2020/03/29
こんにちは。
心を育むパステルアートゆびまるこのルパです。


この週末は「不要不急の外出は避けるように」との自粛ムード。
私はアトリエで引きこもっておりますが、いつものことなのでそんなに不自然ではないです。

この1か月、たくさんの教室やイベントがコロナショックで中止になりました。
しかしおかげで時間ができたのでこれまでと違ったこともありました。
気づきと学びがありました。

  • リクエスト開講したので、みんなの「やりたい」教室ができた(目を描くワーク、木炭&パステルワーク、クレヨンパーティ、ただ話す時間など)
  • じっくりと2020年のことを考えることができた
  • ゆびまるこの講座内容を見なおしができた
  • さらに探求を深めて、たくさん本を読むことができた
  • ZOOM会議をひらくことができた

コチラは木炭のワーク

大切なことは「できた」に目を向けること。

「できない」と失われたことに目を向けるよりも
「いまできること」に意識を向けて、
「できたこと」を振り返ることで、気づくことがあります。

そして「できた」は自分にまる!をつけることであり、
心を育てていくことができます。


これらはすべて、本来の思いや自分自身についてしっかりと見つめなおすことであり、
そして未来に向けて大切な時間をいただいているような…
そんな気がします。


コロナでいただいた時間を使って気づいたこと、思ったこと、考えたこと、できたことは
これからの基礎となるような気がします。きっとそうだと思う。

これからのことを書きますね。
すべて、コロナ時間があったからできたことです。


ゆびまるこ2020プランを作り、発表します。

2020年はゆびまるこ第2章の始まり。
新しいチャレンジと目標、そして計画を4月に発表したいですね。

4月は「はじまり」です。
いまこそ、新しい夢を見てみましょうね。
あまり深く考えなくて、「こんなことしたい」「こんなことあったらハッピー」など
どんどん自分自身を開放して、イメージしていく。

そして、「宣言」すること。
それが4月ですね。


各種講座についてもさらに充実した内容になるようにテキスト等を整備していきます

見直しってとても大事です。
だけど私はずっと走ってきたので、大切なことがあちこちに散らばっている感じ。
すべてはつながっているのですが、その時その時にやっちゃうので、ばらばら感があります。

コロナで時間ができたおかげで、そのバラバラで散らばったものがよく見えます。
「よく見える」ようになったのですね。

  • 部屋の環境
  • ツール関係
  • 人間関係
  • 情報のあれこれ

いま、整理して、整備して、整えていきましょう。

「いる、いらない」を決める。
育てていくものと、感謝して手放すものを分けるのも、大切なことですね。
過去ではなく、未来に向かうためにも、「整える」時が今だと思います。


ZOOM交流会や、ZOOM講座を開催していきます。

今回、外出は控えるようになり、一番変化したのは「ZOOM」によるオンラインでの交流でした。
自宅やアトリエにいながら、みんなと話し合ったり、情報共有したりができてびっくり。
まだまだZOOM機能を使いこなすことはできていませんが、2020年度中にはZOOMで講座を提供していきたいなと思っています。

そして嬉しいのが
「ZOOMでみんなに聞いてもらおう」と思っていること。

私は知的探求の旅が大好き。
どんどん調べたり、探求していくのですね。
たとえば、「どうして、手で描くのだろう?」とか「愛着ってなにを育てるの?」とか
気になったことは、どんどん掘り下げます。

知りたい欲求が強いのですね。
そして、ひとりで、「すごい!そうだったのか!」って感動していたりします。

そんなお話しもZOOMでシェアしていきたいなと思っています。
さすがに思いつきばかりだからメンバーさん限定になるかもしれませんが、
みなさんにとって参考になる内容を伝え、共有できるようになるなと思っています。


共有することによって、「ともに学び、ともに育つ」になる。
これはゆびまるこにとって、とても大切なこと。


ふとそんなことを思っているのでした。

「できないこと」よりも「できること」に目を向け、
「できたこと」を振り返ることで、これからが見えてくる。


いかがでしょうか?
みなさんも振り返ってみてくださいね。


それではまた。
今日もまる!みんなまる!ゆびまるこでした。




2020/03/28

こんにちは。

心を育むパステルアートゆびまるこのルパです。


こんなに素敵なメッセージが届きました。


「今日は子どもたちが集まって、ゆびまるこしています♪


お母さんからのレポート。

ゆびまるこ教室のYちゃんが近くのゆびまるこ友達を読んで、ゆびまるこ時間。

こどもの、
こどものための、
こどもによる『ゆびまるこ時間』。
なんと!素敵な自主活動なんでしょう。


ワークショップ環境もばっちりです。
全部自分でしました。さすが、キッズゆびまるこ先生です。



ではこどもたちのゆびまるこギャラリーです。
一部ご紹介しますね。

『にぎやかな三つのカラフル』

なんと!色からそれぞれのテーマが浮かんだのね。
青は、海。
黄は、山。
赤は、街。
それぞれの色と言葉のイメージがぴったりで、想像できますね。


『月が光る(カラフル)』

まっすぐにのびる光の向こう側にみえるカラフルな光。
光はすべての色を持つ。
こどもたちはそれを知っているのでしょうね。

これは月。
でも…地球にも見えます。
小さな星がキラリ。存在感があります。


『Day and night』

昼と夜。

昼は夕暮れ、もしくは真っ赤な太陽?
大きくて、だけどやさしい太陽が素敵です。
夜のお月様はなんて楽しそう!
月をつつむ空が明るい。

不思議な感覚になります。
実は太陽がある世界が夜で、月がある世界が昼のような。
太陽とともに眠りに入り、月に照らされ輝くような。

もしかしたら私たちは月に本来の力を生かされ、太陽につつまれているのかも。
素敵な世界をありがとう。


『うみにしずむ夕日』

カニたちが夕日を見ているみたい。
波打っている海が素敵。
オレンジの空が素敵。

大きな太陽が沈む瞬間
世界はおれんじ色に染まる。
つつむ空はおれんじ色
私たちもおれんじ色。
海もほんのりおれんじ色。
だけど
海は海なんだな。


『ケーキ』

なんと!!二段ケーキですか!?
トッピングがお花畑!
こんなに豪華なケーキはきっと特別な日なのでしょうね。
おめでとうございます。


『3月のケーキ』

3月は卒業の月。
大きな苺ののったショートケーキでお祝いしましょう。
中にもたっぷり苺がはいっているよ。
美味しそうです。

4月のケーキも楽しみにしてます。


『海』

輝く海
静かに波打つ
カニは波とともに遊ぶ
光輝く海とカニ


『宇宙』

いつのまにか宇宙を描き出していましたね。
大きな惑星につながる道。
素敵な宇宙の旅を楽しんでね。


『春の桜』

カラフルな春の訪れは
桜の花たちがお祝いしてくれます。
ひらひら、ひらひら
楽しそうにみんなでお祝いします。


『星』

素敵なカラーコンビネーション。
楽しそう。


みんなみんなとっても楽しそうなアートです。
自分たちでわいわいとおしゃべりしながら、くるくる絵を描いて
「いいね」「かわいい」と認め合いながらゆびまるこ。

「パイも作ったよー♪」
なんと!おやつも作っていたそうな。素敵。
ソーセージパイだそうです。


こどもたちは自分たちで遊びをつくる。
好きなものがあると、好きなことに夢中になれる。
コロナで大騒ぎしている今だけど、こどもたちには好きなものがある。


こどもたちのコロナ対策は、「好きなことをすること」かもしれませんね。


今だからできること。
「好きなことに、一生懸命に取り組む」
それも力。今していることが成長の栄養になります。


別メッセージで、こちらも。

「ならべたよー」

なんと!美しいカラーグラデーション。
自分にとって心地よい色の順番を作りました。


美しいな。


こどもたちは知っている。
美しい色の順番も、組み合わせも。
虹の順番を教えなくても、ちゃんと虹の色の順番を描いてくれるんです。
そんなこどもが持っている自然の力をそのままに、大切に、育てていきたいと思っています。

ちなみに、虹の色の順番は教えた時から、
本来持っていた「分かっていた」力が失われて行くような気がします。
感覚よりも思考が勝ってしまうのですね。
ちょっと寂しい発達の瞬間なのです。


それではまた。
素敵な元気になるメッセ—ジをありがとうございます!
今日もまる!みんなまる!ゆびまるこでした。


2020/03/26
こんにちは。
心を育むパステルアートゆびまるこのルパです。


どうやって褒めたらいいのかわかりません。



これ、よく相談されること。
私たち日本人はほめるのが下手ですよね。
なぜなら、ほめられていないからかなと思います。


「こどもをほめるのができない」
「どこをほめたらいいのかわからない」
「問題ばっかりで、腹が立って、ほめたくない」


ある。あるあるです。
実はこれはすべてかつての私。

気づくと怒ってばかり。
「ほめなきゃ」って思えば思うほど、腹がたってくる。
内心では「なんでほめなきゃいけないの?」って思っているのに、
子育て相談で、「お子さんをほめてあげてくださいね」と言われたから、ほめようと努力する。

私、言われたことはちゃんとするタイプ。
「ほめなきゃ」
「なんか、ほめなきゃ」
「なんでもいいから、ほめなきゃ」


絞り出すように言った言葉がこちら。
「すごいね。よかったね」
顔はすごい形相。明らかに怒っている。だけど言葉はほめている?
心は感じとるもの。
「本当はお母さん怒っているんだ、私はだめなんだ…」
「怒りたいのに我慢しているんだ」
「やっぱり僕はだめなんだ」

心が悲しくなってしまいます。
これでは心は育ちません。


先日の研修で、「心を育てるほめ方」をトレーニングしました。
たくさんのほめスキルがあるのですが、一番大切なことは、

『ほめることは、あなたはあなたのままでOK!まる!』
ありのままの行動も感情も受け止めて、認めて、ほめること。


もちろん悪い行動はよい行動へと向けていく声掛けが必要ですが
心を育てていくためには、たくさんの『まる』を見つけて、言葉にして与えること。
たくさんの『まる』をもらった子供は、心が安定し、自己肯定感が育ちます。


ほめることは、心に栄養を与えること。
ほめられ、みとめられ、子ども達が育つための心のエネルギーになります。




「それでも難しいです…どうしても…」


そんな声もちらほら。
だから、まずはこどもを頑張ってほめるよりも、自分自身をほめることから始めましょう。

『1日1褒め』アクション。
自分がその日がんばったこと、できたことを見つけて、言葉にすること。

  • 今日は早起きできた、すごいよね、私。ありがとう。
  • 朝の挨拶を丁寧にできた、私。ありがとう。
  • 今日も頑張った。よく頑張りました、私。ありがとう。
  • 仕事も家事も怒らずにできた。すごい、私。ありがとう。


そんなふうに、ひとつ褒めます。
そして最後に、ありがとう。


まずは自分自身から。
自分を「ほめる」練習していきましょうね。
するとね、だんだんと「ほめる」ことができる私になっていきますよ。
あなたはだんだん、ほめられる。どんどん、ほめたくなる。
ほめほめアンテナ育てていきましょうね。


それではまた。
今日もまる!みんなまる!
ゆびまるこでした。



2020/03/26
おはようございます。
心を育むパステルアートゆびまるこのルパです。


春らしくなってきました。
桜もちらほら咲いてきましたね。
なのに…お花見には、たくさんの人が集まるお花見は自粛ムード。


「お花見したいな」


って普段、お花見なんてしないのに、いかないのに、
「行けない」となると「行きたい」となってしまうから不思議。
人間って不思議です。

今年は「桜散歩」を楽しもうと思います。
桜を見ながら、歩く。
それも素敵だなって思います。


こどもたちのYOUTUBEプロジェクト!

今日はこどもたちのYOUTUBEの実況中継です。
放課後等デイサービスおかえりホームさんです


「先生、youtubeを作りたい!!!」

え?youtubeを作るの?は?なに?それ?


「番組を作るの!」
「じゃ、ぼくがしゃべる!」
「私がしゃべる!」
「作る!」
「名前決めているの!


みんながいっせいに話し出しました。
そして全員がしゃべりたいので、もめだしました。


「まずは、番組の名前を考えようか?」と提案しました。
すると、3人で話し合って決めました。
目的があると話し合いがスムーズです。

「おかえりチャンネル」に決定!
素敵な名前です。


「なんの番組にするか、何を見せるかみんなで決めてね」
すると、またも話し合いがスタート。
あーだこーだ、やりたいことがいっぱい。
素敵。こどもたちはこんなにもやりたいことがいっぱいあるんだと見せてもらいました。
youtubeって自分のやりたいことができる場所なのかもしれないですね。

「今日は『みんなで絵を描く』を見せる」ことに決定。



「パーソナリティは誰?っていうか、ラジオじゃないからなんていうんだろう?
誰が中心で話して、誰がゲストになるか決めてね」

これはもめました。
なぜならみんながいっぱい話したいから。
もめすぎて、どうなるのかなと見ていたら、最後はまとまりました。

「全員がしゃべって、全員がゲスト」
なんと!そういうこともあるのか。
それもありですね。


そして、カメラマン係もいるとか、準備をしないといけないとか、
どれくらいの長さにするとか、打合せはすすみます。
いつもよりもスムーズです。
やはり同じ目的を持っているからですね。


リハーサル!
素晴らしいのが、みんなキャラクター設定ができていて、登場の仕方も個性があること。
youtubeが大好きな子ども達なので、普段からyoutube遊びをしているようです。
最近のこどもたちの大好きなもの、遊びなんでしょうね。



実際に、携帯で撮影スタート。
もうノリノリです。

「本番いきます!3,2,1、スタート!」


Aさん「みなさんこんにちは。おかえりチャンネルの、とっても〇〇なAです!
 今日は、みんなで絵を描くチャレンジをしたいと思います!」

   …あ、テーマもいっちゃった…
   …あ、ほかの子気づいていない…

Bさん「いえーい!!!!〇×〇×〇×なBでーす!イエーイ!!!」
(何を言っているんだろう?擬音が続く)

大笑い
(どうもそういうボケのキャラ設定のようです)

Cさん「みなさん、こんにちはCです。初めての司会なので緊張していますがよろしくお願いします。
 今日のゲストを紹介します。どうぞ」

 (彼が司会のようね。いつのまにかしまっていました。
  空気を読んでまとめてくれました)

Dさん「うひゃひゃひゃひゃひゃ、いえーい!!」

 (すごい!ゲストが来ました。っていうか気づけば人数が増えていました)


みんなでずっと大笑い。
そこでCさんが気づく。

Cさん「今日のチャレンジ、みんなで絵を描いているところを見せます!見てください」

  あ、Bさん…コーラの一気飲みが始まってるし(エアーで)
  みんな、それを真剣に見ているし…

あ、テーマを思い出した

Aさん「絵を描きます!」
Cさん「ぼくはこの絵を描きます!」


そこでみんなが絵を描きだしました。
さすがゆびまるこ、絵を描きだすとスイッチが入ります。

ゆびまるこスイッチON!


しーーーーーーーーん。

絵を描くこどもたち。
真剣に絵を描くこどもたち。
さっきまでのにぎやかさはどこへやら。


しーーーーーーーーん。


「はい、放送事故発生!終わり」
youtube撮影終了。


みんな気づく、「あ!忘れてた!」。大笑い。
そんなyoutubeごっこでした。


こどもたちは本当に素晴らしい。
  • 「youtube番組をつくる」ことを目標に向かって話し合いました
  • それぞれの役割をつくって、協力できました
  • 何が必要か考えて、自分たちで準備をしました
  • 番組の名前、番組のテーマ、番組の構成を考えました
  • 脚本の構成のようなものを考えました
  • スタジオをどこにするか決めました
  • 練習をしました
  • 本番もみんなで楽しく撮影しました
  • 大笑いしました

これって、素晴らしい力です。
目標に向かって、それを実現するためには、小さなステップを考えることが大切です。


そのためには考える力が必要です。
そして考える力は体験から学びます。
ゆびまるこは、このプロセスと小さなステップの経験を積み重ねていくワーク。
それが夢を持ち、夢を叶えるために必要な生きる力だと思っています。


こどもたちの遊びってとても大切。「ごっこ」遊び、プロジェクトはとても大切。
YOUTUBE。
いつか本当に子どもたちと動画を作ってみたいなと思います。


素晴らしい才能がキラキラ輝いておりました。


子どもたちの才能に万歳!ありがとう!
今日もまる!みんなまる!ゆびまるこでした。


2020/03/25
こんにちは。
心を育むパステルアートゆびまるこのルパです。


「スマイル・パンデミック」という言葉をご存じですか?


おそらく、「コロナ・パンデミック」という単語はよく見かけるので反応したのでしょう。
「え?パンデミック?」って。
コロナではなかったです。スマイルでした。


スマイル・パンデミックは、
「笑顔の伝染」。

よくあくびは伝染するっていいます。
そのように、笑顔も伝染していくのですね。
  • 笑顔は笑顔をつくる。
  • 笑顔の人の周りには笑顔の人が集まってくる。
  • 笑顔の人と一緒にいると、自然と笑顔になる。
  • 笑顔の人を前に、怒ったり、難しいことは言えない。
  • 笑顔の人をみると、心がうれしくなる。幸せな気持ちになる。


などなど
笑顔でいると、周りの人もハッピーになっていくんですね。


それはミラーニューロンという、
笑顔の人と同じような気持ちが伝染して、脳に変化が起こるからです。
素敵なハッピーなホルモンが出るんですね。

素敵なミラー効果。


お母さんが笑っていると、
家族みんなが笑っている。明るい家庭になる。
もちろん、お父さんも子ども達も笑っているお家は、明るいです。
笑顔が伝染していくので、みんなが笑顔家族。


一方、
お母さんが怒ってばかりだと、みんな気持ちがイライラしてしまう…。
お母さんが心配ばかりしていると、こどもは心配性になってしまう…。
それもミラーニューロンの原理。

特にある年齢くらいまではこどもたちはお母さんの感情をコピーしてしまうとか。



ぜひぜひ、笑顔でいてほしいです。
コロナで不安もあるかもしれませんが、こういう時こそあえて「笑顔」を作りましょうね。
笑顔でいると、脳は「幸せなんだ」と思い、幸せホルモンを出してくれますよ。

笑顔がつくる、心と体。そして笑顔の未来。
ひとりひとりが中心となって「スマイル・パンデミック」を起こしましょう。

どんどん
どんどん
ひろがって

えがおがえがおをつれてきて
みんなのえがおの
はながさく


あなたのまわりにスマイルを増やしていきましょうね。



今日のファシリテーショントレーニング「笑顔の効果」に出てきた、『スマイル・パンデミック』をご紹介しました。
ゆびまるこでは、先生たちの心を育てるファシリテーション研修をしています。



それではまた!
スマイル・パンデミック!で素敵な1日を!
今日もまる!みんなまる!ゆびまるこでした。

2020/03/23
おはようございます。
心を育むパステルアートゆびまるこのルパです。

月曜日。少し肌寒いですが気持ちのいい朝です。
空も青くて、太陽も出ている。
それだけでもうれしくなります。

そして
とりまいているものに心をひらき、感じ、あじわえることが
ありがたいなって思えます。

今日は、ゆびまるこが大切にしている「ことば」のお話し。


ことばって、いつも話している。
口から出ている言葉です。
意識しなくても、言葉は出てきます。日本語は出てきます。日本人なので。


私は若い頃、よくリュックひとつで外国にいっていました。
バックパッカーというものです。
英語が話せるわけでもないのですが、外国で困ったことがそれほどない。
それはなぜかというと、「伝えたい気持ち」と「相手を理解したい気持ち」があったからです。


話すということは、相手とつながること。

ことばは人と人、心と心をつなげる大切な存在です。
しかし言語がちがっても、お互いの気持ちが同じなら、努力します。
「この気持ちを伝えたい」
「なんて言っているんだろう?」
心が伝えよう、聞こうとします。

するとジェスチャーだったり、絵だったりが出てきます。
自分の中から知っている単語をかきだして伝えてみます。
相手の話す単語から、これかな?これかな?と思うことをイメージします。
一歩ずつおたがいに心に近づいていきます。


そんな「相手を知りたい」「私を知ってほしい」というコミュニケーションがうまれ
分かりあえた時には、言葉を超えた感動があります。

言葉を超えたつながり。
心と心がつながりあう感覚。


それはとても豊かで自信になります。
私は若い頃にそのような経験をしているので、あまり言語に抵抗がありません。
「なんとかなる」という自信があるんですね。
心は言葉を超えると知っているので大丈夫なんです。

むしろ言葉の壁のおかげで、本当に伝えたい自分の気持ちにもつながって伝えることができると思っています。
(ごまかしたり、てきとうに話す言語力はないので)


ゆびまるこが育てる言葉を超えた、心のことば

私たちは、ゆびまるこでそんな言葉を超えたつながりと感動をつくっています。
指でくるくると描かれていく表現。
アートは話しませんが、そこにはこどもたちの心の声がつまっています。


ありのままの表現。
そのままの表現。


アートをそのまま受け止め、認め、喜びあう。
それは説明ではなくて、理屈ではなくて、
言葉を超えた、心のつながりとわかちあいになります。


表現を通して、
「わかりたいと思う気持ち」「知りたいと思う気持ち」
「伝えたいと思う気持ち」「表現したいと思う気持ち」

こどもたちの心にふれながら、
絵を育てていきます。


そんなゆびまるこ先生たちの、ゆびまるこが大切にしている
言葉を超えた、声のないことば、
声のある言葉よりも、もしかしたらもっと大切かもしれない「心のことば」のお話しでした。


言葉にならないことば。
感じてみてくださいね。
言葉にしなくても、伝わる「ことば」味わってみてくださいね。


今日もまる!みんなまる!
ゆびまるこでした。


2020/03/22

こんにちは。

心を育むパステルアートゆびまるこのルパです。


三連休いかがお過ごしでしたか?
といっても、3月にはいってからこどもたちはずっとお休み。
三連休といった感じはあまりしませんね。

それに…
外出できないですし。あ、外出自粛、遠出自粛ですね。


ふつうって、なんだろう?


「ゆびまるこってお絵描き教室ですよね?」
---------はい、そうです。

「でも、普通のお絵描き教室ではないですよね?」
---------はい、そうです。


ん?普通って?

普通に絵は描いているので、普通というと普通かもしれませんが
普通じゃないというとそうかもしれない。


  • 絵は描くけれど上手に描く教室ではない
  • 絵は描くけれど自分で考えて表現していく
  • 絵は描くけれどみんな同じではない
  • 絵は描くけれどみんな自分のペースで描いていく

それはいいかえると
ゆびまるこは
  • 自分で考えて、自由に表現していくので、みんなちがう絵になる。
  • 自分のプロジェクトとして絵に向き合うので、1時間じっくり描く子もいれば、じっくり考えて最後の5分で描き上げる子もいる。


そんな教室です。
「心を育てる」ことを一番大切にしているのでそうなりました。


でも、みんなが言う「ふつう」ってなんだろう?
私は子どもの頃からみんなのいう「ふつう」がよくわかりませんでした。

  • ふつうは、そうだよね。
  • ふつうは、そうするよね。
  • ふつうって、そうなんじゃないの?


私は子どもの頃
この見えない「ふつう」がなにか分からなくて、「ふつう」を勉強していたころもあります。
友達たちの「ふつう」をよくみて、よくきいて、一冊のノートにまとめていました。

「ふつうノート」

  • みんながする!というと、同じことをすることが、ふつうらしい…
  • 「一緒にしよ」といわれると、一緒にすることが、ふつうらしい…
  • トイレにいくのは、みんな一緒にいく、おわったら、先に教室に帰らないのがふつうらしい…
  • なにもはなさなくても、話がなくても、そこにいるのが、ふつうらしい…
  • 〇〇ちゃんが言うことに、うんうんうなづくのが、ふつうらしい…


とっても女子です。
がんばって「ふつう」にしていた女の子です。
みんなにあわせて、頑張っていましたね。それでも「変わっている」と言われていましたが。

「ふつう」がわからなくて悩んで苦しんだこともあります。
見えない「ふつう」に悩み苦しむ。
なんでしょうね?


おもしろいのが、みんなにあわせることが苦しければ、ひとりも嫌だった。
どうしてかというと、「ひとりだと思われる」ことが嫌だったんですね。
しかし大人になると、武器のようなものをみつけました。




「ひとりでできること」を見つけると自由になれる

絵を描くことで、「ふつう」さん、さようなら。見えない「ふつう」におびえる日々よ、さようなら。
  • 絵を描くことは、ひとりでおこないます。
  • 絵を描くときは、一人で目の前のことに集中します。
  • 絵の中では、自由なので、みんなと同じでなくてもいいです。


ひとりで、絵を、自由に描く。
思いのままに表現していく。


絵を描いていくことで、
ひとりで決めて、行動し、完成させる力をつけていきました。
みんな違うことを理解し、認め、分かち合うことを知りました。
「ふつう」はみんなそれぞれに違うことを知りました。


みんなの「ふつう」と私の「ふつう」は同じかもしれない。でも違うかもしれない。
違ってもいい。みんな違う人間だから。
違うから楽しいし、面白いし、助け合える。

みえない「ふつう」を必死に探して、あわせようとするよりも
自分の心地よい、自分らしい「ふつう」を育てていくことのほうがだいじ。
自分の「ふつう」を育てることは、自分自身を育てていくことと同じような気がします。


こどもたちは、ゆびまるこの中で、
自分で自分を育てていきます。
自分の「ふつう」をだいじにしていきます。

今の自分の好きなものを感じ、表現し、挑戦していきます。
同じテーマで描いていても、絵はみんな違う。
「ほんとうに、みんなちがうね」と違いを認め、楽しんでいます。
ママたちも同じように、「ちがうね」と認めてくれます。


そんな教室がゆびまるこ教室です。
それがゆびまるこの「ふつう」です。


みんなちがって、みんないい。
それがゆびまるこの「ふつう」なんですね。


では、また。今日もありがとうございます。
今日もまる!みんなまる!ゆびまるこでした。

2020/03/21

こんにちは。

心を育むパステルアートゆびまるこのルパです。


今日は久しぶりのお休みだったので、飛鳥から吉野まで古道を歩きにいってきました。
目的地は、持統天皇がよく訪れたという宮滝です。

古道は、道もくずれていて、ふかふかの葉っぱに覆われていて、
「この道を天皇たちが歩いたのね」とみなさんで言いながら歩いておりました。

私は別に歴史好きでもないのですが、
初めて会うみなさんとの会話は古代ロマンにあふれていてわくわくしました。

「こんなに細い道は、絶対に持統天皇も『ちょっと私、歩くから』って言っていたよね」
持統天皇をネタに笑いが生まれるところは関西人です。








さて、一冊の本。
私は遠くに行くときには本を一冊持っていきます。
今回は「おとなのまんなか」松浦弥太郎さんの本です。



松浦さんの本は、とてもやさしい言葉で、ゆっくりと心にしみこむ。
まるで呼吸するように言葉がからだにはいってくる。


「わたしもこんなふうに
 自分の言葉で 思いを書きたい」

そう思いました。








こちらのブログ。
ゆびまるこの公式ブログなので、ちょっと力がはいっていました。
私なりに頑張って書いていました。


  • ちゃんと書かなきゃ。
  • 相手が必要なことを書かなきゃ。
  • ゆびまるこのことを伝えなきゃ。

お仕事のブログなので、読んでくださる方に必要な情報を書くことは大切なこと。


「だけど、くうきもよめないわたしなのに、できる?できている?」
「ほんとうに役にたっているのかな?」


よくわかりません。
それに『役に立つ』ために頑張っていると、どんどん、なんだか、わたしがどこかにいってしまうような…
そんな気もしていました。


ですので、もう私自身の思うこと、大切にしていること、
ゆびまるこで出会った素敵なことを

わたしの言葉で
わたしのリズムで
わたしの思いで


読んでくださるみなさんが
  • ちょっと、ほっとしてくれたり
  • なるほど!そうなのかとおもってくれたり
  • こどもってすてきねって共感してくれたり
  • 絵を書きたくなったわって思ってくれたり


そんなふうにみなさんの中にキラリと楽しさや気づきがうまれたら
それがとてもうれしくて、しあわせだなって
そうおもうのです。


だからごめんなさい。
これからは、そんな感じで
ゆびまるこのことを ゆびまるこの日常を、
ゆっくりと、大切におつたえしていきたいなと思っています。


自分の言葉を取り戻せた感じがして、いまとっても心が喜んでいます。
ありがとうございます。

素敵な一日を。
今日もまる!みんなまる!ゆびまるこでした。









2020/03/20
こんにちは。
心を育むパステルアートゆびまるこのルパです。



3月20日宇宙元旦ですね。
太陽が牡羊座にはいる春分の日から宇宙の新年が始まると言われています。



「さあ、今日は宇宙を描きますよ」


私たちは集まり、一日宇宙アートを描いておりました。
朝から夕方までじっくりと自分の宇宙にのめりこんでいきます。


指で描く、手で創造していく宇宙の世界。
最初は頭の中にある宇宙が始まりだったりしますが、描いていくほどに
どんどん、どんどん心の中に入っていき、描かれていくのは「内なる宇宙」。


見える宇宙ではなく、見えない宇宙を描いていく。


  • 「手が勝手に動く!」
  • 「自由に描いてもいいですか?」
  • 「なんだ?これは?」


無意識が現れてくるので、驚く宇宙が出てくるときもあります。
描きながら自分の境界を超えていく挑戦をすることもあります。
心の声のままに自由に表現していく。
涙を流しながら、魂の宇宙と出会うこともあります。


今日の宇宙アートは明るかった。
とてもみんな明るい宇宙元旦アートでした。
2020年は明るいのびのびとした自己開放の1年になりそうです。


おとなだって夢中になる。



手も真っ黒、顔も真っ黒。
本当に必死で、ただただもくもくと描き続けます。
夢中で宇宙を描くので、どうなっているかなんてわかりません。
時には真っ黒の顔のままで帰ったこともある。


「おとなは、もっと夢中になったらいい」
「おとなは、もっと夢を語ったらいい」
「おとはは、もっと夢を生きたらいい」


こどもたちに「夢を持ちなさい」と言うおとなだけれど
夢を持っていない大人たちの中で、どうやって夢を持てばいいのかな。


「夢中になれるものと出会えたらいいね」とおとなはいうけれど、
夢中になっているおとなの姿を見たことがないこどもたちは
はたして、夢中になっていいのかどうかさえ、わからないんじゃないかな。


そんなことを思いました。



夢中で宇宙を描く。
おとなの夢中は未来をつくる。

そんなおとなが増えたら、きっと、こどもたちも夢を持つ。

宇宙元旦のお祝い。
宇宙メンバーが集まって宇宙を描く。
大阪、兵庫、愛知のみなさん、ありがとう。


これからも宇宙を描き、こどもたちにおとなの夢中の姿を見せていきましょうね。
今日もありがとう。


ではまた!
今日もまる!みんなまる!ゆびまるこでした。




2020/03/19
こんにちは。
心を育むパステルアートゆびまるこのルパです。


ただいま、せっせと、ゆびまるこ先生のファシリテーショントレーニング中。
このファシリテーションとは、
やり方を教えるのではなくて、「教えない」教え方。


こどもたちの持つ力を引き出し、育てていく手法です。
これがなかなか長期戦。
まずは先生自身が学び、気づき、実践していきながら、成長していきます。
ファシリテーションは相手のためだけでなく、
先生自身の人生を豊かにするものでもあるのでとても楽しく有意義なもの。


  • 「感動しました」
  • 「なるほど!」
  • 「人生にとって出会えてよかった」

などなど、いつもうれしい言葉をいただきます。


たくさんある手法の中のひとつをご紹介しますね。
感情と行動を分けるトレーニング。

感情は人間にとって大切なもの。
感情は心。だからかたちをもたず、良い悪いはありません。
しかし行動には、良い悪いがあります。


悪い行動は悪い。
たとえば、絵を描いているときのこと。
  • お友達の絵を破る
  • もう嫌だと逃げ出す
  • 片付けをせずに遊びだす
  • 人の道具を壊す
  • みんなが絵を描くのをじゃまをする
  • 気に入らないから騒ぐ

これらは悪い行動です。
そのときになんといえばいいのか。


人格は認めながら、行動を修正していきます。
そのために、感情と行動を分けることを練習。

そして悪い行動(問題行動)を良い行動へと変換させ、習慣化させ、
前向きな行動選択ができる力を育てていきます。


一枚のアートの中でそのような脳変換を促しながら、
こどもたちの「できた!」と出会う力を育てていく。

子ども達一人一人に向き合いながら、
その子たちのキラリと輝く素敵な才能を見つけて、力へと育てていく先生たち。
とっても素敵です。


今年は先生たちの育成に力をいれていきます。
みなさんの地域でもゆびまるこ先生に出会っていただける日を楽しみにしてます。


それではまた。
今日もまる!みんなまる!ゆびまるこでした。


2020/03/18
こんにちは。
心を育むパステルアートゆびまるこのルパです。


私の子育ては波乱万丈だったのですが、
指でパステルくるくるしだしてから心が安定し、不安が少なくなり
とてつもなく激しく怒りがでていたのが落ち着いたのでした。

そのあたりの「怒りを鎮める方法」についてはまた書きますね。



そのあとは「らっぴー最高!」子育てでした。
※らっぴーとは我が子の名前。


「最高!」子育て法で、できるを育てる


こどもはいつも新しいことをしてくれます。
新しいうれしいこと、たのしいこと、発見もあればびっくりすることもあります。

「お母さん、ダンゴムシの種やで」
最高の笑顔で嬉しそうに、帰ってきたらっぴー。
ポケットいっぱいにはいったダンゴムシの種は、完全に虫にもどっていて、ポケットがホラーのようでした。

うじゃうじゃ、うごめくダンゴムシ…。

「きゃー!!!」逃げる私。
らっぴーはきょとんとしています。
(お母さん、お花が好きだから種あつめたのに…)
(なんで?にげる???)

心を落ち着かせて、ひと息ついてひと事。
「らっぴー、最高!」


最高にうれしそうに「うん!」。
あの時の笑顔は忘れられません。


「じゃあ、ダンゴムシの種は土に植えてあげようか?」
ちゃんとらっぴーはうごめくポケットのダンゴムシを種に戻して、庭に投げていました。

(投げるんかい?種まきしていたそうです)


「最高だね!」とすべてを認めること。
まずは認めること。

否定で受け止めるのではなくて、肯定で受け止める。
修正はそのあとです。

こどもが日々起こしてくれる出来事は心臓が痛い。ハラハラ、イライラします。
それに心を痛めて苦しくて、うちのこはおかしい…と悩んでいた時もありましたが、
受け止められるようになると、「なんて、楽しい!」。
毎日がサプライズで新鮮です。


私は楽しむ心で、心の安定を保てることができたのでした。
どんなことも「楽しむ心」を持つ。
それには練習が必要ですが、私はそのトレーニングがくるくるゆびまるこでした。


こどもにとっては、どんなことも「最高!」と受け止めて、認めてくれる環境は、
のびのび育つ安心していられる場所だったのかなと思います。

彼はいろいろなことにチャレンジして、
たくさんの「最高!」を獲得していきました。

  • カメをとろうとして、川に流される〜最高!
  • 大雨の時に川の様子を見に行って、川にはまる〜最高!
  • 公園の木に登り、基地を作っていたら大人に怒られる〜最高!
  • 小屋の二階から飛び降りて足がしびれる〜最高!
  • 友達たちを守って、なぐられる〜最高!
  • 料理を手伝って、失敗する〜最高!

きりがないくらいの最高です。
チャレンジしたことが最高で、乗り越えたことが最高で、
なにをしても最高なんですね。
あなたは最高!

そうして育ったのが「できる」という心。
ぼくはチャレンジできる。
ぼくはやったらできるんだ。
そういうなんでもできる有能感や自己効力感ってとても大事です。


言葉はまるで植物のお水のような存在。
愛情の言葉が、心の栄養となり、生きる力となります。
生きる勇気となります。

「かわいいね」と言われて育った子供は可愛くなります。
「いつもありがとうね」と言われて育った子供は人の喜びを自分の喜びに変えることができます。
言葉は力です。

こどもたちに言葉の愛情をかけてあげましょうね。
どの子も素晴らしい。


ちなみに我が子は小学校に入って、突然言い出したのでた。
「お母さんは嘘つきや。ぼくは、最高じゃなかった…」
どうもいつものようにやっていたら、叱られたのでしょうね。おかしいと言われたのでしょうね。
らっぴーの社会化の始まり。比較と競争のはじまりはじまり。頑張れ。


ゆびまるこは、「できる」を引き出し、育てていくアートワーク。
生きる力を育てていくワークです。
ぜひ、お子様と一緒にお母さんたちにくるくるして、一緒に「できた」を分かち合っていただきたい。


それではまた。
今日もまる!みんなにまる!ゆびまるこでした。




2020/03/17
「手で描くんですか?」
「指で描くんですか?」


ゆびまるこのパステルアート教室は「指で描くアート」です。
初めて来られた方は驚かれる方も多いのですね。


パステルを削って、指で描く。
ゆびまるこでは、「手」を使う、「指」を使うことをとても大切にしてます。


誰もがもっている「手」。
みんなが動かしている「指」。
こどもたちの発達にとって、手をつかうことがとても大切だと言われています。
手をたくさん動かすことと、脳の発達は密接に関係しています。


「手を使うのは脳にいいから、ボケ防止になる」と
おばあちゃんたちが編み物や縫物、折り紙をしていますね。
本当に手を使うことによって脳に刺激が入り、認知機能、記憶機能等が活性化することは
脳科学的にも証明されています。


それはこどもの発達にとっても同じなんですね。
さらには脳だけではなくて、体の発達や心の発達とも関係している。


私たちはこどもたちに
「よみ・かき・そろばん(計算)」よりも前に
まず「手をうごかす遊び」をしてほしいと思っています。


手の経験をたくさんして、のびのび育ってほしい。

かく、けす、つくる、やぶる、つまむ、はこぶ、
道具をつかう、きる、ぬる、おる、はがす
かたづける、もつ、
ばんざい!ばいばい!ハイタッチ!あくしゅ


手がすること
手ができること

ゆびまるこでは手をたくさんつかって、生み出す体験を積み重ねることで
心を育てていきます。
自分の手でつくる、できた!という経験は心を強くし、育てていきます。


脳教育の前に、手の経験。
そう思うとたくさんのこどもたちに「手の体験ゆびまるこ」を届けたい。
さて、イベントもたくさん企画してきましょう。
ぜひ、お子様の発達を支える手の経験をつけるアートゆびまるこを体験してみてね。


ではまた。
今日もまる!みんなまる!
ゆびまるこでした。






2020/03/16
こんにちは。
心を育むパステルアートゆびまるこのルパです。


今日のゆびまるこの館は小さな学校のようでした。
国語、算数、社会、音楽、図工、休憩、掃除までありました。


小学校がお休みなので小学生の子供さんと一緒に来てくれたママ。
今日は絵を描くのではなくて、ゆびまるこの教室準備を手伝ってくれました。
その間、彼は自分で時間を組み立てていきました。



では新2年生になる彼の時間割をどうぞ。


算数の時間。

脳トレゲームで計算をしていきます。
ゲーム感覚なのでとても楽しそうです。
でもクリアすると飽きちゃいます。早かった。


国語の時間。

自分で習った漢字を思い出して書いていきます。
土、音、人、水、空などかなりたくさんの漢字を覚えていました。
そして、「土は土曜日の土!」と応用がきくところが素晴らしい。

私に時間があったら、漢字をアートする体験をしてあげたかったです。


社会の時間。

世界の国の名前と国旗を書いてくれました。
アメリカ、中国、ブラジルなど、テレビで覚えた国とお父さんに教えてもらった国がありました。
親子の会話、親子の時間がこどもたちの世界を広げてくれているんですね。


音楽の時間。

アトリエに鉄琴があるので「音を楽しむ」時間。
この鉄琴、通常の8つの音ではなくて、7音しかなく、しかも独特な音階。
シュタイナー教育で使うペンタトニック7音の鉄琴です。

楽譜のない楽器。
力を抜くと音が響きます。

音を聞いて、感じて、音楽をつくる。
初めての経験に、「うまくいかないー」「音がわからないー」と言いながらも、楽しそう。
音をしっかり聞く体験。味わう体験。
学校ではなかなかできないから面白いです。
体の使い方も学べます。


図工の時間。

コロナ退散のアマビエ様のお話しから、絵を描いてくれました。
「海の中からあらわれた、黄色い体のあまびえさん。怖い顔して、『ころなバイバーイ』」
まわりのかわいいおさかなも可愛い。
絵を描くことも「コロナ対策」ですね。

楽しい気持ちにしてくれます。


体育の時間。

自分で作った割りばし鉄砲と的で、狙いを定めて、射撃。
この鉄砲の性能がとてもよくて、安定感もあります。
そして集中力と身体能力が素晴らしいので、狙った的にどんどんあたる!

まっすぐな姿勢をつくり、手をのばす。
視線を動かさずに打つ!なかなか、体を使いますね。
こんなシンプルな遊びでもたくさんの体や脳を使うから、遊びって素晴らしい。


あとは給食(おやつ時間)があったり、帰りの掃除も手伝ってくれました。


自分で自分の時間割をつくること。
それも勉強をそのままではなくて、楽しく遊び感覚で学ぶことは
子ども達の能力を伸ばしてくれますね。



「遊び」をつくる能力。
「遊び」で育つ力。
実際、ゲームで学んでいたときよりも、
自分で考えてつくったルールで始めた「漢字覚えてるかゲーム」はかなり続きました。
「まだ覚えているはず!」とどんどん思い出し、脳の活性。


ゲームがなかったら、自分で遊びを作ればいい。
ゲームがあきたら、自分でルールを作ってゲームすればいい。


自分で遊びをつくる。
素晴らしいクリエイティブ能力だなと思いました。
飽きることなく、どんどん生み出せるこどもって素晴らしい。


お家にずっといて、楽しいことがないなと思っているのなら、
この際、遊びましょ。こどもと一緒に遊んでみましょう。
「どうやって遊んだらいいのか分からない」なら、こどもに聞いてみればいいですね。

なんでもおもちゃになるし、なんでも遊びになります。
お料理もお掃除も、靴を並べることさえも遊びになりますね。
こどもは遊びの天才ですから。そうやってこどもの創造性を鍛えられていきますね。


それではまた。
今日もまる!みんなまる!ゆびまるこでした。



2020/03/15
「この期間はなにですか?ああ、子育て期間、そうですか。ブランクですね」


は?ブランクですと??



かつて面接のときにそう言われて、びっくりしたゆびまるこルパです。
「子育て期間は、社会のブランクである」という社会の認識。


  • なぜ、子育て期間はブランクなんだろう?
  • 一生懸命に子育てしているのに、まるで何もしていないように言われるのはどうしてなんだろう?
  • 子育てという重要な仕事をしているのに、社会にとってはブランクなのかな?
  • どうしたら、子育て期間をキャリアに変えられるのだろう?


「ブランク(=空白期間)ではなく、キャリアにしたい」



その社会の認識に、正直、驚きとともに腹がたっていたのも事実。
子育て期間をキャリアに変えたい、
新しい女性の働き方として、5年前に作ったのが「ゆびまるこ」でした。


今日は、子育て中のママたちや、家庭を守る専業主婦たちの力をひとつの人材として考え、
地域を元気にし、地域を成長させていくプログラムのプレゼンテーションでした。


  • 人は、社会資源である。
  • 地域の人々は、地域を活性させる力となる。
  • 地域が元気になれば、子ども達ものびのびすこやかに育つ環境となる。

ゆびまることして、こどもたちの環境育てをすることは使命でもあります。
そこでみんなでチャレンジしました。


目的は、つどい場を支える人材育成。
そしてその大切な資源として考えているのが、女性でした。

マスクマン、登場♪
本日のメンバーは、つどい場チームのみんな。

コロナの影響により単独プレゼンテーション形式の、
全員マスク着用、少人数によるプレゼンテーション。


今回は『アートで地域で元気になる人材育成事業』プロジェクト。
孤独な子育て環境から、今だからできることを、子ども達と一緒にしていくこと。
楽しく、気軽に取り組める講座です。


多世代の方とともに
うれしい、たのしい新しい講座型コミュニティーを育て、
地域に循環していけるシステムを作る予定です。


  • 子育て中だからできること。
  • 子育てしながらできること。
  • 子供たちのために、地域のためにできること。


あります。


私たちは子育て期間中をブランクではなくて、大切な価値ある期間として成長できる
取り組みをしていきたい。そのために、ゆびまるこの講座は存在しています。
ゆびまるこ講師養成講座は、子育て中のママたちがお子様と一緒に受講しています。


この計画が通ったら、新しい地域プログラムの開発が始まります。
社会実験的な計画が成功したら、高齢社会の課題を解決できるひとつの新しい取り組みになれると信じています。
もっともっと、たくさんの方に地域で役立てていただけるアートメニューをお届けできるようになります。
お楽しみに。


それではまた。
今日もまる!みんなにまる!ゆびまるこでした。


2020/03/15
こんにちは。
心を育むパステルアートゆびまるこのルパです。


「ピンポーン」
本日のお客様は、小さな小さなお客様です。
いつもの教室がコロナの影響で使えないために私のお絵描き部屋アトリエに来てくださいました。


はじめての場所。
緊張している様子。

キョロキョロ見回して、
  • ここはどこだろう?
  • なにがあるんだろう?
  • なにが飾っているんだろう?
  • あれはなんだ?これはなんだ?


そんな好奇心と不安でいっぱいの様子。
はい、不安はすぐにどこかに飛んでいきましたが。


「今日はね」から始まるアートの時間。
せっかくだから、いろいろやってみる?つくってみる?

「うん!やる!」
いいお返事です。

パンチパーティ!!!
たくさんあるパンチで、パチパチパンチ。

動物の名前をたくさん知っていました。
「たくさん動物しってるね」と聞くと、
「そやで」とドヤ顔。


絵を描いて、パンチして、絵を描いて。
何度も繰り返しながら、取り組みます。


パンチしたかたちを組み合わせて、しおりづくり。
  • 組み合わせる。
  • 意味づくる。
素敵な成長。


こいのぼりつくる?
コイノボリづくりがスタート。
ペンでかきかき、絵の具でぬりぬり。

ああ…目玉がなくなった。


青ください!
赤ください!
緑ください!
まぜる!

みんな色が大好きなので、色をつかって自由に描くのが大好き。
画伯たち、どんどんこいのぼりをアートしていきます。
どうなるんだろう?


手のひらに絵の具ぬって、色をぬりぬり、混ぜる。
手がパレットであり、道具になります。色実験会場でもあります。


手のひらがうろこのようで、素敵。


ふたりのかわいい手♪最高!


線のワークも開始。
自分で線を描いて、はさみでちょきちょき。
はさみも上手になってきたね。

自分で考えて、書いて、取り組む。
まる、さんかく、しかく。たくさんのかたちも描けるようになりました。



最後は色どろ団子づくり。


みんなでひとつずつ、泥で団子を作りました。
やりたいことを全部やっちゃいました。

私のどろ団子は、途中、ああ、割れちゃいましたが。
みんなとっても素敵などろ団子が完成。


  1. ゆびまるこして
  2. パンチ・パーティして
  3. ノリではって
  4. 線のワークではさみちょいちょき
  5. おやつパーティして
  6. 大きなコイノボリづくりで絵の具パーティして、
  7. 色どろ団子づくり。

楽しいチャレンジもりだくさんのアート時間でした。
アトリエに来てくれてありがとう。


たくさんのチャレンジは、
たくさんの「できた!」を生み出す。
今日はたくさんの「できた!」「できた!」がいっぱい。
最後はうとうと眠たい様子。
力尽きるまで、アートしてくれました。


そんなゆびまるこ時間でした。
それではまた。
今日もまる!みんなにまる!ゆびまるこでした。

2020/03/13
こんにちは。
心を育むパステルアートゆびまるこのルパです。


ちょうど9年前の2011年3月11日。
東日本大震災の日。
わたしは職場のパソコンで津波の映像をみながら強く思ったのでした。


「いつかは来ない」


当時は公務員で毎日六法をひきながらお仕事する毎日でした。
しかしそれ以前は、ずっとこどもの環境にかかわる仕事。
学生時代から、「環境が子供を育てる」と信じ、研究してきて、仕事もまちづくり関係。


まちをつくったり、家をつくったり、コミュニティをつくったり、
暮らしをデザインしたり、イベントをデザインしたり。


ずっとこどもたちと一緒にいました。
まちとこどもと暮らしの変化。
すくすく、のびのびと成長していく計画づくり。


公務員のお仕事も嫌いではありませんでしたが、
私の心はずっと望んでいました。


  • 「いつか、こどもの環境に戻りたい」
  • 「いつか、こどもが育つまちづくりの仕事に戻りたい」
  • 「いつか…」


いつか、いつか、いつか。
そして311の日。


「いつかは来ない」ことを知りました。
「いつか」って言っていたら、きっとできない。なにもしないまま、終わってしまう。
そう思ったのでしょうね。


その日のうちに、言っていました。
「私、仕事辞めます」



その時は、震災でそれどころではない状況でしたが、
その時に私の心が決まりました。


「いつかが来ないのなら、いつかを自分で作ろう」


時は待つこともできますが
時を自分で作ることもできる。



「できるかどうか」よりも「やってみよう」と飛び込んだ

誰もしたことがない世界を作ってみよう
私が見たい世界を作ってみよう
私が出会いたいこどもたちの表現の世界と出会うために
とことん、やってみよう。


(のちにすぐに後悔することになるのですが…あれ?)



それから9年。
いまでは素晴らしいこどもたちの成長と発見の瞬間に立ち会うことが仕事となりました。
素晴らしいお仕事をつくることができました。



今日のこどもたちも素晴らしかった。

鳥を描くテーマ。
どんどん理解して、吸収していきます。
「できるね」「かけるね」「でてくるね」

たくさんの旅を経て、たどり着いたのは
枝がラインとなって色彩をめぐるアート。
とっても素敵。

「この模様のお洋服着てみたい」
テキスタイルデザインのようです。


「できるね」「できたよ」
「鳥だね」「ふえたよ」

これまでみんなと同じテーマのものは描かなかったけれど
今回初めて同じものを描くことができました。

「これもいいね」
その声が聞けてよかった。彼の挑戦と成長がそこにありました。


すべてはこどもたちの挑戦。成長の証。
色の世界はどこまでもこどもたちの世界を表現してくれるのでした。


「ピンクだよ」

大好きなピンク色をけずって、両手も大好きなピンク色。
好きな色にふれている時間はとても嬉しそうで、どんどんピンク色になっていきます。


夢中になれること。
素晴らしい力です。


何も言わずに描きだして、気づいたらいませんでした。
そこには猫の絵。


「え?自分で描いたの?」
大好きな猫の絵を描くことができました。
特徴をしっかりとおさえています。
みんな笑顔の猫さんたち。


言葉でのコミュニケーションはできなくても
この絵が教えてくれます。

  • みんな笑顔で、楽しい。
  • 好きなものが、ちゃんとある。


絵を通して彼女の心にふれた瞬間でした。
心に触れた瞬間、感動でいっぱいになります。


こどもたちはいつも感動をくれるのです。


いつもいつも、こどもたちのまっすぐな絵は教えてくれます。
いまの気持ち、いまの好き、いまの私。


まっすぐに純粋に目の前のことに夢中になれる力。
手も顔も色だらけになりながら、それでも必死に描きます。
私も一緒に顔が色だらけになるのですが、それも嬉しくて、楽しくて。


帰る時にスタッフのみなさんに
「先生、顔が大変なことになっていますよ」
そういわれることが嬉しくもあります。


9年前の3月11日。
あの時に「いつか」を決断したからこそ、今がある。
子ども達と一緒に表現して、向き合えて、笑顔になれる。


見たい笑顔がありました。
見たい世界に生きている。
そしてまだまだこれからもこどもたちにたくさんの「できる」を見つけて、伝えていこうと
そう思うのでした。


ふと、311の決意とこどもたちの笑顔を書きたくなって。
「いつか」は自分でつくることができますね。
子育て中でも「いつか」に向かって、できることはある。
ママたちに夢を叶えてほしいです。応援してます。


それではまた。
今日もまる!みんなにまる!ゆびまるこでした。


2020/03/12
こんにちは。
心を育むパステルアートゆびまるこのルパです。



今日とってもとっても嬉しいお手紙をいただきました。
こども教室に行くと、女子ふたりがニコニコ立っている。


「これ、先生に」
手渡されたのは白いビニール袋でした。
何か入っているぞ。ガサガサ、している。


袋にお名前が書かれていました。
「ふたりからの贈り物ね」


あけてみると!手紙!
なんと!女子からの手紙です!
憧れの女子からの手紙です。とってもとっても嬉しかったです。



ゆびまるこの先生へ

ゆびまるこの先生へ
いつもやさしくゆびあるこを教えてくれてありがとうございます。

いつもやさしくしてくれているおかげで
ゆびまるこがとっても楽しくできました。

わたしはやさしくしてくれるゆびまるこの先生がとても大好きです。
これからもよろしくお願いします。

Kより

ゆびまるこの先生へ

いつもTをかわいがってくれてありがとう。
いつもゆびまるこ楽しいです!
これからもがんばります。

SとTより


とってもかわいいふたりからのお手紙と絵と折り紙に感動。
  • 字がとても丁寧にかかれています
  • 心をこめて手紙がかかれています
  • 楽しそうにかかれています
  • 気持ちがこもっています


最初に出会って時は話すことも、目をあわせることも、
絵を描くことも、楽しむこともできなかったけれど、


ゆっくりゆっくりと
ゆびまるこをしながら絵を育て、心を育て、時間を育ててきました。
今では彼女たちは自分の好きなものを描き、好きに向かう力が付いてきました。


  • 気持ちを言葉にすることができる。
  • 人の気持ちを思いやることができる。
  • 誰かを思って絵を描いたり、お手紙を書いたりできる。
  • みんなが喜ぶことを、すすんで取り組むことができる。
  • 自分の気持ちを伝えることができる。


積み重ねてきた時間と思いを振り返り
成長をひしひしと感じておりました。


「とっても幸せ。嬉しい。この折り紙も折ってくれたの?」



感動でいっぱい、幸せでいっぱい。泣きそうなくらい感動でした。
折り紙もうれしくて聞いてみる。


「あ、それは折りすぎたから
 入れておいてん」


…その言葉はいらないね。
でもありがとう。とっても嬉しい。




もうひとつ。
この教室のゆびまるこの先生は、私だけではなくてほかにもたくさんの先生がいます。
みんなで教室サポートをしているのですが、こどもたちにとっては
みんながゆびまるこ先生。


そして分かっています。
「ゆびまるこの先生は、全部受け止めてくれて、認めてくれて、愛してくれる」って。

安心して、全力でぶつかってきて、表現してくれる子ども達。
私たちは受け止めて、彼らの成長のために必要なことをサポートしていく。

  • 受け止めること。
  • 認めること。
  • 支えること。
  • 言葉にすること。
  • 分かち合うこと。
  • お願いすること。
  • 感謝を伝えること。

そして時に
  • ダメなことをはっきり言うこと。
  • やめさせること。
  • 行動を修正すること。


すべては子ども達の成長のため。
心を育て、個性を伸ばし、表現できる力と社会で生きていく力を育てていくこと。


「あなたはあなたののままで、いい。」
伝えたい。思いっきり伝えたい。

「あなたは素晴らしい」って。



こどもたちからのお手紙。
本当にありがとう。
さて、これからもまだまだゆびまるこ成長していきます。
ゆびまるこ先生たちと、頑張ります。


では、また。
今日もまる!みんなにまる!ゆびまるこでした。






2020/03/12
こんにちは。
心を育むパステルアートゆびまるこのルパです。
だんだんとブログを書くのも遅くなっておりますが、それでも書きます。書き続けます。


「むずかしい」
「あ、これ、むずかしい」
「むずかしくないものは、ありませんか?」


よく聞く言葉。
みんなが、まず口から出ている言葉。
何も始まっていないのに、出てしまう言葉。
無意識って恐ろしい。


『むずかしい』



絵を描くことが苦手、嫌い、だけど気になるから来ましたーな皆様。
描いてみたくて、でもできるかどうかわからないから不安ですーな皆様。


「むずかしい」よく言います、この言葉。
まずは使っています、この言葉。


「むずかしい」
「むずかしそう」


そして
手が出ません。
手が止まります。
かたまっています。


さらには、

思考も止まってしまっています。
現実も止まっています。
未来につながらない言葉のような気がします。

「むずかしい」は全部止めてしまいます。


「むずかしい」の先にあるのはどんな思考かな?
あまりにも何回も言うので考えてみました。


  • むずかしいから、できない。
  • むずかしいから、できなくても仕方がないかな。
  • むずかしいから、失敗する。
  • むずかしいから、やらなくてもいいかも。


失敗や不安は経験がないから起こる感情。
だから経験していけばいいのですが、それでもなぜだか「むずかしそう」ワード出ます。

何もやっていないのに、
何も始まっていないのに、
人は「できない」ことで傷つくのが怖くて、
「むずかしい」という言葉を使って自分を守っているようにも思えます。


自分を守るために出てくる「むずかしい」。


実は何が難しいかというと、絵が難しいのではなくて、
心の「むずかしい」壁を乗り越えることが一番むずかしかったりします。


今日の講座でも、たくさん出てくる「むずかしい」。
ルールを決めました。


「むずかしい」禁止ね。
言葉を置き換えてみようよ。



出てきた言葉は
・絶対無理!
・不可能!
・関係ない!


さらにパワーアップしてます。そっちじゃなくて!
行動しない方向へ突き進んでおります。
お母さん、それだと子供の思考も同じ方向に行っちゃうよ。


「いやいや、そっちの言葉じゃなくて、
 行動できる言葉に置き換えようよ。
お母さんの無意識の口癖は、子どもたちの思考と直結するからね」



あせる、あせる。
え?そうなの?変えなきゃ。

しーん…沈黙。思考停止。


「まったく、思いうかびません…。
 できない、しない言葉は浮かぶのにね」

ははははと大笑い。
そこで気づきます。

やめる理由はいくらでもうかぶけれど、
すすむ言葉は浮かばない。


思考のクセです。そこに気づけたことで一歩進むことができました。
無意識を意識化することができましたね。


ゆびまるこでは、アートで思考変換していきます。
実は絵を描くというよりも、絵を通して、思考能力を鍛えていたりします。


言葉の置き換えトレーニングしてみます。
  • ちょっとやってみようかな
  • やってみたらできるかな?
  • やってみないとわからないしね
  • 楽しそう
  • わくわく、どきどきするね
  • できたら私、すごいかも
  • おっと!チャレンジ来ました!
  • チャレンジステージ、いきます!
  • 未知の扉開きます!

言葉を変えたら、思考が動く。
そしてわくわくしてきます。言葉と思考と心が変化していきます。

「できない」と言って止まっていた思考も、言葉を変えることでどんどん動き出し
「やってみよう」に変化していくのです。


そして、実際に体験してみると
「あれ?できる」
「なかなかいいですよね」
「わたし、すごいですよね」
「できた!!やった!!!」


体験していないから、経験がないから
「できない」「むずかしそう」という自分を守る言葉が出てくる。
無意識の言葉。


それを意識的に言葉を変える。
すると現実が変化していきます。


ゆびまるこは「できない」を「できた!」にかえるアート。
そして「できる!」私に育てていくアート。


たくさんの「むずかしい」はその向こう側に
たくさんの「できた!」が待っています。
そう思うと、わくわくしてきます。

さあ、子育て中のママ達♪
言葉を変えていきましょうね。
ママの素敵な口癖にしていきましょうね。

では、また。
今日もまる!みんなまる!ゆびまるこでした。




2020/03/10
こんにちは。
心を育むパステルアートゆびまるこのルパです。



女性って、いろいろな役割をもって生きている、
しかも自分の意思ではない選択を生きることもある
…ふとそんなことを考えておりました。


娘として、妻として、嫁として、母として、介護する立場として
いろいろな役割をもって生きています。

それはもう激動の人生です。
娘時代、妻&嫁時代、母時代、介護時代。
環境も変わるけれど、体も変わります。劇的に。



「女性はお世話係」

いつも誰かのために頑張っている。
いつも誰かを優先している。
自分のことはいつも後回しにしていませんか?


私は、
してきました。
自分のことは大事にできていませんでした。


だから時々息切れがおこり、力がすべてなくなって
自分を見失い、自分がからっぽのようになることもありました。
無気力で自信がなくて、無価値観のような気持ちになることも、ありました。

必要とされる必要。
余計に頑張りすぎてしまったりも、ありました。


「このままでいいのかな、
 わたし、このまま終わってしまうのかな」
そんなふうに思うこともありました。



そんな時に出会ったのが瞑想。
自分の心を感じて、静かに感じる瞑想の世界。
一日たった、30分、静かに目を閉じて瞑想する。




はい。できませんでした。


では1日10分静かに瞑想。



はい。これもできませんでした。



しかし、ゆびまるこを描くことはできました。毎日でも描くことができます。



その中で一番心が静かに落ち着いてくるのが「曼荼羅アート」です。
じっと座って、もくもくと描く。気づくと1時間。
あっという間です。


曼荼羅アートは、動く瞑想です。


中心に向かって、ただただ静かに描き続けます。
すると自分の心の中にある雑念もすっとなくなり、自分の心の中心とつながっていく。
描きながら出てくる、心の中の声はうるさい時もあれば、何もない時もあります。


そうやって描きながら、自分自身の心と対話が生まれます。


  • 自分に向かう時間がある。
  • 心の声を聞きながら、心が望むように描いてあげる
  • 目の前でどんどん生まれてくる曼荼羅世界。
  • 変化を生み出す、変化の中にいる、そしてつながっていく



完成したときの心の安心感が気持ちいい。
確かにここに、わたしがいる。
私のための時間。私がわたしに作った時間。
そして出会える光の曼荼羅アート。



(作:ルパ)


描きながら変化していることに気づく。
これまで選ばなかった色、気になる場所、かたち。
なにもかもが新しいことばかりを求める私がいました。



もう変わっている。
なのに あなたはこれまでと同じ道をえらぼうとしている
もう変わっている
なのに あなたは気づかぬふりをして変わらぬ顔をしている
もう変わっている
あなたの心も変わっていることを
そろそろ認めて受け入れていきましょう
あなた自身が変化そのものなのだから



光の曼荼羅アートは
自分の中心とつながるアートワークです。
いつも誰かのために頑張っているからこそ、自分自身を大切にしてほしい。
曼荼羅アートを描きながら、自分を感じ、描き、曼荼羅世界と出会ってほしい。
いまの、曼荼羅アートと出会えます。






光の曼荼羅アート伝授、修了生。
けいこさん。

これからたくさんの方に光の曼荼羅アートを届けてくださいね。
曼荼羅アートを描きながらどんどんと光が輝いていきました。
美しい!!!!




絵心なくて、絵を描いたことがなくても
「曼荼羅アートってきれいだな」「描いてみたいな」「私の曼荼羅ってどんなんだろう」
そんな気持ちがあればどなたでも、光の曼荼羅アートを描くことができます。


子育て中のママたちに
自分のための瞑想として曼荼羅アートを使ってくださいね。
光の曼荼羅アート伝授(2日間)は随時受付中です。
みなさんと出会えるのを楽しみにしてます。



では、また。
曼荼羅アートで心の安定!万歳!まる!
ルパでした。






2020/03/09
こんにちは。
心を育むパステルアートゆびまるこのルパです。


バタバタしておりました。まだまだコロナショックでバタバタしておりますが
世間はとても静かで、公民館など人が集まる場所は閉鎖、駅にも、お店にも人が少ないです。



そんな中、いつものとおり、変わることなく開かれた
地域のカフェでのパステル教室。


なんと!こどもたちが参加してくれました。
いつもは毎月第2月曜日の午後2時からのお教室。
ですのでこどもたちは学校があって参加することができません。


いま、この状況で、
  • できるだけ家にいるように
  • 人が集まるところには行かないように
  • 学校もイベントも中止になった

こどもたちはずっと家にいるようです。
かなりストレスがたまってきている様子。みなさんからよく聞きます。
だから、来てくれたのです。


「パステル描きたい」
「やったー、教室に行ける!」
そうだ、これはチャンスだ!



地域のカフェで、
地域のみなさんと、ママと、こどもたち。
みんなで指でくるくるパステルアート。


「何、描く?」


  • さあ、自分で決めましょう。
  • さあ、好きな色で始めましょう。
  • さあ、自由でいいんだよ。
  • さあ、なんでもいいんだよ。
  • さあ、どんどん描きましょう。


アートは自由。思いっきり自由。
時間やスペースという制限はあるものの(カフェ教室なので)、
何を描いても、どのように描いても、自分で決めることができます。
自分で決めて表現していくことで、どんどん心は開放されていきます。


最初はじっとしていた子ども達も慣れてくるとどんどん開放。

虹色のひまわり。
黒色が登場してから、どんどん、心が開放されていきました。
描くほどに力が出てきて、発想も広がっていきました。

自分のアートだもの、好きに描いたらいいんだよ。
遠慮はノンノン♪


ゆびまるこでは
「こう、描いてください」と指示はしません。

指示して、その通りすると、上手には描けるかもしれないけれど、
心は広がらない。心は育たない。心は開放されない。
こどもたちにも心の開放や癒しは必要なのですね。

こどもたちの心ももっともっと開放して、自由にしてあげないと。
アートの中では自由にね。



ママと一緒の時間。
好きな色、好きなかたちの木、好きな空。



ボクと ママの しあわせの丘
なにいろ? このいろ?
ハートがすき
いくつのハートにする?
うれしいハートができた
うれしいね たのしいね
ママと一緒にうれしいね たのしいね


ママとの時間、一緒にひとつのものを描く時間
おなじことをする時間
それはあたたかい心の栄養の時間にもなる。



こどもたちも頑張っている。
だからアートで頑張らない時間をつくろう。


「ゆびまるこはね、がんばらなくていいんだよ。
 もちろんがんばってもいいけれど、がんばらないから出てくる絵もあるんだよ」


自由に表現して、自由をたくさん味わって。
そして、一緒に描いたおとなのみんなからの賞賛。


「すてきだね」
「いい絵だね」

こどもの絵って、本当に素敵です。


この中で2つがこどものアート。
こどもも、おとなもみんなでアート鑑賞。
とっても嬉しくなります。


喜びましょう。
喜びあいましょう。
認め合いましょう。




最後はごほうびのおやつタイム。
自由にアートして、心をのばして、認め合って、おやつ。
頑張っている自分へのごほうびは、こどももおとなも必要ですね。



こどもの心を開放させてあげましょう。
家にじっといるからこそ、心をのばす自由な活動も必要ですね。
自由に絵を描かせてあげてくださいね。
それだけでも少しはストレスが軽くなります。
アートでの発散って、かなりありますから。



こどもたち、がんばれ。
ママたちも、がんばれ。


ではまた。
今日もまる!まる!



2020/03/09
こんにちは。
心を育くむパステルアートゆびまるこのルパです。


今日はよくあるあるなご相談。
消しゴムがうまく使えません。どうしたらいいでしょうか?

パステルアートを描く方でおそらく誰もが直面する
けしけしショック。


  • 消しすぎた…。
  • 消すのが怖い…。
  • 消えたらどうしよう。


ある、あるある、とってもある。誰でもある。
そんな怖さあります。
なぜならパステルを粉にして指で塗っているので
消しゴムで消してしまえば、当然消える。


消せるのが強みだけれど、技術が必要だったりもする。
それがパステルアートの消しゴム表現。


  • せっかくきれいな色をぬったのに
  • 思い通りの絵が描けたのに
  • 消しゴムで失敗したらせっかくの絵が…


いろんな思いが出てきます。
大切に描いているアートだからこそ、仕上げの消しゴムで失敗したら悲しい。
「失敗はありませんよ」といいながら、自分の求める表現に近づけようと思うと「失敗が気になる」。


消しゴムがうまく使えない理由は5つ。
  1. 消しゴムの特性を理解できていない
  2. 消しゴムの使い方を理解及び習得できていない
  3. 見分ける目が育っていない
  4. 体の使い方が育っていない
  5. なぜ消すことが怖いのか知らない

このうち「目」「体」を育てるためには経験と数が必要になりますが、
近道として、ゆびまるこでは消しゴム特訓講座があります。



これもみなさんの「消しゴムができないー」「なんとかしたい!」という声にお応えして作りました。
どうしたら消せるようになるのか。
そもそもどうして消すのか。
こんなに、消しゴムがあるのか。
消しゴムの種類によってこんなにも使い方が違うのか。
そんな疑問を歴史、物質、技術、心理面から検証して構成された講座です。




『消して描く表現技法〜けしけし講座』

1日で消しゴムマスターになる!講座です。すごいです。
座学も含め、1日でかなり描きこみます。
ふらふらしてきますが、帰る頃には「消すのが楽しい!」「消しゴム好き」となっているはず。
多くの「消しゴム嫌い」な方が、「消しゴム大好き」へと変化している講座です。

そうなってくれたらうれしいです。
なぜなら消しゴム表現はパステルアートにとって、とても大切な表現技法だから。


立体表現でかなり基本の消しゴム表現を練習します。
これが基礎となっていきます。




アートの世界観に広がりを持たせてくれるニュアンス表現は
どんどんアートがいきいきとしてきます。
かなり感動的です。


光の表現では、全身を使って光をアートにそそぐ練習をして、
全身で光を注いでいきます。

欲しい光は自分でつくればいいのです。



大人気のオーロラ表現はいくつかのパターンをご紹介。
いつものアートにオーロラを加えるだけで夢の世界にいっちゃいます。
ゆらゆら、きらきら、ゆらめくオーロラの風景。
見る人の心も癒してくれます。



苦手なところにチャンスあり。
ぜひ、楽しく描いて、新しい世界と出会ってくださいね。
知らないご自身のアートの世界が待っていますよ。

消すことは、心を軽くしていくこと。
どんどん軽やかになって、ふらふらになるくらいにスッキリしていく感覚を味わってほしいです。


<受付中>パステルアート消して描く表現技法 けしけし講座

  • 完全マスターテキスト/受講修了証 付
*修了後は、アートの単発ワークショップ「けしけしワーク」や、「けしけし講座」が開講できます。

開講日:2020年4月8日(水)10時〜17時
場 所:アトリエSORA(JR京都線「千里丘駅すぐ)




2020/03/09
こんにちは。
心を育くむパステルアートゆびまるこのルパです。


今日はよくあるあるなご相談。
消しゴムがうまく使えません。どうしたらいいでしょうか?

パステルアートを描く方でおそらく誰もが直面する
けしけしショック。


  • 消しすぎた…。
  • 消すのが怖い…。
  • 消えたらどうしよう。


ある、あるある、とってもある。誰でもある。
そんな怖さあります。
なぜならパステルを粉にして指で塗っているので
消しゴムで消してしまえば、当然消える。


消せるのが強みだけれど、技術が必要だったりもする。
それがパステルアートの消しゴム表現。


  • せっかくきれいな色をぬったのに
  • 思い通りの絵が描けたのに
  • 消しゴムで失敗したらせっかくの絵が…


いろんな思いが出てきます。
大切に描いているアートだからこそ、仕上げの消しゴムで失敗したら悲しい。
「失敗はありませんよ」といいながら、自分の求める表現に近づけようと思うと「失敗が気になる」。


消しゴムがうまく使えない理由は5つ。
  1. 消しゴムの特性を理解できていない
  2. 消しゴムの使い方を理解及び習得できていない
  3. 見分ける目が育っていない
  4. 体の使い方が育っていない
  5. なぜ消すことが怖いのか知らない

このうち「目」「体」を育てるためには経験と数が必要になりますが、
近道として、ゆびまるこでは消しゴム特訓講座があります。



これもみなさんの「消しゴムができないー」「なんとかしたい!」という声にお応えして作りました。
どうしたら消せるようになるのか。
そもそもどうして消すのか。
こんなに、消しゴムがあるのか。
消しゴムの種類によってこんなにも使い方が違うのか。
そんな疑問を歴史、物質、技術、心理面から検証して構成された講座です。




『消して描く表現技法〜けしけし講座』

1日で消しゴムマスターになる!講座です。すごいです。
座学も含め、1日でかなり描きこみます。
ふらふらしてきますが、帰る頃には「消すのが楽しい!」「消しゴム好き」となっているはず。
多くの「消しゴム嫌い」な方が、「消しゴム大好き」へと変化している講座です。

そうなってくれたらうれしいです。
なぜなら消しゴム表現はパステルアートにとって、とても大切な表現技法だから。


立体表現でかなり基本の消しゴム表現を練習します。
これが基礎となっていきます。




アートの世界観に広がりを持たせてくれるニュアンス表現は
どんどんアートがいきいきとしてきます。
かなり感動的です。


光の表現では、全身を使って光をアートにそそぐ練習をして、
全身で光を注いでいきます。

欲しい光は自分でつくればいいのです。



大人気のオーロラ表現はいくつかのパターンをご紹介。
いつものアートにオーロラを加えるだけで夢の世界にいっちゃいます。
ゆらゆら、きらきら、ゆらめくオーロラの風景。
見る人の心も癒してくれます。



苦手なところにチャンスあり。
ぜひ、楽しく描いて、新しい世界と出会ってくださいね。
知らないご自身のアートの世界が待っていますよ。

消すことは、心を軽くしていくこと。
どんどん軽やかになって、ふらふらになるくらいにスッキリしていく感覚を味わってほしいです。


<受付中>パステルアート消して描く表現技法 けしけし講座

  • 完全マスターテキスト/受講修了証 付
*修了後は、アートの単発ワークショップ「けしけしワーク」や、「けしけし講座」が開講できます。

開講日:2020年4月8日(水)10時〜17時
場 所:アトリエSORA(JR京都線「千里丘駅すぐ)




2020/03/07
こんにちは。
心を育むパステルアートゆびまるこのルパです。


最近、よく子どもたちに「いいね」って言われます。
「なに?それなに?かわいい」
「パステルのバッジ、いいなー」
「まじ、かわいいんやけど」


そんな女子の心をぐっとつかんでいるのがコチラ。

SDGsのピンバッジ。


たしかにパステル並んでいる!

最近よくこのバッジを教室の時につけていくのですが
こどもたちにとってこのバッジは
「パステルがぐるっと並んでいる」ようです。


ゆびまるこの子どもたちにとって、
SDGsはパステルがぐるっと輪になって、みんなまる!

幸せすぎます。


私は答えます。

「これはね、SDGsのバッジでね、今、世界の人たちがみんなの幸せのために、
できることはなにか?って考えて、頑張っているんだよ。

ゆびまるこはね、指でくるくるアートしてみんなに『まる』を届けているの。
みんなの笑顔がみたくてSDGsしているの」



…と、気づく。
「私、SDGsの説明できない…。」
なんにも理解していなくて、なんなんだー!この説明は。


だけど子どもたちは素晴らしいのです。
「そっかー。いろんなみんなの色がぐるっと輪になって、まるなんやなー」


ブラボー!子どもたち最高!
イマジネーションが世界を笑顔に変える!
そう思った瞬間です。
しびれる子どもたち。



SDGsのゴール。
(画像は私がバッジを購入した#joinsdgs様よりお借りしました)


ゆびまるこのゴールがどこを目指しているのか、
これはしっかりと考えていきたいですね。

4「質の高い教育をみんなに」
8「働きがいも経済成長も」
11「住み続けられるまちづくりを」
16「平和と公正をすべての人に」


ああ。途中から個人的願望も入ってきています。
あと水は取り組みたい分野。



2030年に向けて世界が合意した目標。
世界の人々がこのゴールカテゴリーのどこかを大切にしながら、取り組んでいる。

「わたしたちが地球のために、世界のために、できること」


いまは、SDGsのピンバッジをつけて、
子どもたちにSDGsを知ってもらうこと。


パステルから、ゆびまるこから、
SDGsと出会う。世界と出会う。世界にふれる。
2030年の世界のみんなの笑顔に取り組んでいくこと。

今を大切に「まる!」を育てていくことの、その先に
世界のみんなの笑顔があると思うととても嬉しいです。

ぜひみんなでSDGsしましょう。
ピンバッジかわいいから。


めっちゃ軽いノリけれど、
なんとなく、雰囲気からでもいいと思うのです。
大切なことはなんとなく広がっていくものです。
そして時間をかけて育っていくものです。


以上、ちょっと真面目なゆびまるこでした。
それではまた。
今日もまる!みんなにまる!

2020/03/06
こんにちは。
心を育むパステルアートゆびまるこのルパです。

かれこれ毎日ブログをスタートしてから24日目。
ゆびまるこチャンネル24号です。


今日はこちらをご紹介します。

わたしは 子どもの頃から
絵をかくこと 本を読むことが 好きでした。
絵は、実物をそっくりに 
かけばいいと思いやすいけれど
そればかりではありません。

むしろ
見えないことを かくことの方が 多いのです

大人になって
気がついたのでは おそいのです

若いときに
絵を描いたり 本を読んだりしてください

2017年4月 安野光雅


私の大好きな絵本作家の安野光雅さんの言葉です。
昨年、美術館を訪れたときに出会った言葉です。
ちなみに絵に描かれている文字は、私が書いたもの。
美術館で展示されている安野先生の言葉を書きうつしたものです。
(私の走り書きですね)


言葉が こころに響き
言葉が からだを駆け巡り
言葉が もどる場所となり
わたしの支えになっている


今ではアトリエのいつも見えるところに飾っていて
いつもいつも見ています。


『見えないもの』『見えないこと』を描く。
それは心を通して、描かれていくその人そのもの姿。

  • そっくりに描く。
  • 上手に描く。
  • すごいねって言われる絵。


そういう絵も素晴らしいと思います。
訓練された技術、洗練されたセンス。
それはすごいと思います。


だけど、こどもたちにはそういうことを求めません。
そういう絵は描かせません。
特に小学校低学年くらいまでは、もったいなくてさせたくないのです。

無限の可能性と世界を持つ子ども時代。
なんでもできる
なんにでもなれる
夢を持ち、夢に向かい、夢を叶えるためのチカラを
育てるために、あえてそんな絵を求めません。

心の根っこレジリエンスを育てながら
なにがあっても夢に向かえる力を
アートで育てていく。それがゆびまるこです。


安野先生の言葉のように、
見えないことやものを、自分の心でしっかりと感じながら
表現されていく世界を、私は一緒に味わいたいと思っています。


心を描いた結果、
それがかたちとなって現れたり、風景になったり。
その絵の中にしっかりと心が生きていて、
その絵から生まれてくるこどもたちの物語が素敵です。


今日のこどもたちのチャレンジ。
放課後デイサービスのこどもたちです。

「星だね。星がたくさん出てきたね」

星型をつかって描く。
星を描くためではなくて、カタチと出会う練習。


星がうまれたね
星だね
星がいっぱいだね

色をかえる
新しい星だね
きれいな星だね
きれいだね

カタチを描くことで、カタチと出会っていきました。
星を描くことで、たくさんの星と出会いました。


彼のチャレンジは続きます。
色実験のあとの紙。
ここにも星を描いてみるね。

「星だね」から「星を描いてみるね」と意思が生まれる。
型を使わずに、自分で見ながら星を描く。
特徴をしっかりとらえていました。

彼の中に星が生まれた瞬間。
素晴らしい体験でした。


鳥を描く!

「鳥」を描くテーマから始まり、どんどん広がっていく物語。


とりさんが木にとまったとき
お友達と出会いました
こんにちは
こんにちは
おしゃべりしました

とりさんは
だいすきな 彼のあたまがすき
ふかふかしていて あったかい
まるで とりのす みたい
彼も とても うれしい

いつもありがとう
とりさんが気持ちをいいました
こちらこそありがとう
とりさんが言ってくれました


鳥の中に込められたあたたかい思い。
鳥が伝えてくれるこどもたちの物語。
心は見えないけれど、
たくさんの物語があって、夢がある


これからもゆびまるこは
アートでたくさんの心を放ち、物語を育てたい。


もちろんおとなも同じ。
たくさんの思い、たくさんの気持ち、たくさんの夢
こどもよりも強いかもしれません。

真っ白の紙の中は自由です。
アートは自由です。
わたしが私であるために
自由にまるまるしていきましょう。


それではまた!
今日もまる!みんなまる!のゆびまるこでした。






2020/03/05
こんにちは。
心を育むパステルアートゆびまるこのルパです。

「ルパでなくて、代表高雄さんで書かないんですか?」
言われました。よく言われます。はい、つい最近も言われました。

高雄で書いていた頃もあったのですが、
どうもルパさんのほうがのびのびしていて、自由なので
『自由担当はルパさん』でブログを書きたいと思います。
(ちなみにルパは、高雄良子のアートネームです。)

固い話は、高雄さんが書くと思いますので、
役割分担ということでご理解ください。


そんなわけで、ルパさんからの今日のお話。

『カフェ教室のはじめかたが分からない』という相談。


私がアート活動を始めた当初、
私も「カフェで教室をしたい」という夢がありました。
その時、同じように思っていたものです。
ですので、ご紹介します。


実は今日も私はカフェ教室でした。
大阪府摂津市千里丘にある「カフェあずきなこ」さんでのパステルアート教室。
毎月1回、ご褒美パステルとして、絵を描いて、
ランチをいただいております。


カフェあずきなこさん素敵なんです。

空間、時間、お料理すべてが感動的。
私はあずきなこさんが好き。


この『好き』という気持ちがとても大切。
私はこのお店が好き。ファンである。
「ここで、アートできたらいいな」
「ここで教室できたらいいな」

ここまでは自分の願い。
さらに思考を発展させていきます。


「ここでアートできたら、
空間、時間、お料理、そしてアートがすべてひとつにつながる!
同じコンセプトで生み出されるアートな空間!素敵!
こんなのどこにもない!世界にひとつ!」


どんどん妄想…いや想像していきます。
夢はふくらみ、具体的になっていきます。

参加してくれる生徒さんも、お店も、私も、地域も
みんながハッピーになるイメージが育ってきます。
「感動…最高…」
想像するだけで泣けるくらいに盛り上がってきます。


そうなったら、お話ください。
さあ、告白タイム!ドキドキ、ドキドキ。思いは止められません。
なぜなら、みんなが幸せなんですもの。


「私、ここでアートしたいです」って。


ただただ、想いを伝えればいいと思います。
私の中にある感動を、想いを伝えただけ。
あとはそれをどのように受け取るかはお店の方の選択です。

たとえ断られたとしても
私は「伝えることができた」と幸せでいっぱいです。
そう、告白です。


そんな感じで、
私の「カフェあずきなこパステル」は始まりました。
今月のテーマは、「春のねこねこ子ねこ」。
たくさんの猫たちがおりました。うさぎもいました。

今日描いたゆびまるこのネコたち。
とってもかわいいです。

仲良しネコたち。
ラブラブハートの中で楽しそう。

私たちのお家を見つけたよ!
くまさんたちが遊びにきてくれました。

春いっぱいの空間でネコを描く。
とっても楽しい時間でした。

そして、お料理も春。
春の花かごランチ♪
デザートも春いっぱい。
最高の時間です。

3月のあずきなこパステル参加メンバー。
心もおなかもいっぱい。ありがとう。


「カフェで教室をしたいのですが、どうしたらいいですか?」

  1. 好きなカフェを見つける
  2. そのカフェを好きになる
  3. そのカフェのファンになる
  4. カフェとお客様と自分自身、そして地域のハッピーを考える
  5. 告白(思いを伝える)

大切なことは、
お店のこと、地域のことも考えていくこと。
『循環』させていくことが夢を実現するポイント。

自分だけではなくて、みんなの幸せを考えてくださいね。
私は地域のカフェ教室は、地域活性化だと思っています。
地域に貢献していると思っています。

カフェで教室をすると、
  • 新しいお客様と出会える
  • リピーターが増える
  • カフェの新しい価値創造
  • カフェ時間が生活に組み込まれる

だから地域のカフェで、地域のみなさんとゆびまるこをして
『ともに』成長していきたいと思っています。

カフェ教室、特別な時間を提供できますので
ぜひぜひ、「ここで教室できたらいいな」を叶えてくださいね。

アートして、そのアートを鑑賞しながらのランチやティータイム♪
想像しただけでも幸せです。


こんな講座もやってます。
私の経験に基づいたあれやこれやをお伝えしています。

講座『カフェ教室のはじめ方』2時間

カフェのスタイルによって、教室スタイルや始め方が変わります。
私の経験に基づくアプローチや展開法になりますが、ご紹介しています。
聞いてみたいという方は、ご相談ください。


それではみなさん、また。
今日もまる!みんなにまる!でした。

2020/03/04
おはようございます。
心を育むパステルアートゆびまるこのルパです。


毎年、3月は私たちはこいのぼりを作ります。
こどもたちと、つどい場の地域のみなさんと一緒に約20匹くらいのコイノボリを作ります。


摂津市民有志のグループ「夢をひらくせっつ市民の会」の皆さんの取り組みで
「夢を運ぶ、こいのぼりプロジェクト」があります。
大正川の上を1111匹のコイノボリが泳ぐのですが、とても素敵です。
(確か、1111だったはず。しかし最近少なくなってきています)

大空をゆったりと色とりどりのコイノボリが泳ぐ風景が大好き。
ずっと見ていました。
見ているだけでした。

「こどもたちに夢をもって頑張ってほしい」
「自分の好きなことで1番をめざしてほしい」


そんなグループの皆さんの思いを聞いた時には感動しました。
それから私たちも活動に参加することにしました。

「こどもたちがつくるこいのぼりをこの風景の中で泳がせたい」
そこからアートで地域参加活動がスタートしました。

見ているだけから、
ともにつくる風景づくりを子ども達と一緒に。

あちこちでこのコイノボリを持っていき、みんなとアートしていくことで
参加させていただくことにしました。


5月の気持ちいい季節に、川の上を悠々と泳ぐコイノボリ。
素敵です。摂津の風物詩です。


「どこかに私たちが作ったコイノボリがある」


そう思って、探しているんですね。
そう思って、風景を見ているんですね。
見ているだけの風景が、自分の心の風景へと変わりました。
心が変わります。



こどもたちも同じです。
やったー!できたー!!
自由に好きな色のコイノボリを選んで、お絵描き。

見ているだけの風景から、自分たちの風景に。

「見つけたよ!ぼくのコイノボリ!」
「みんなのこいのぼり、ありました!」
探すんですね。



みんなでつくるコイノボリ。
書いて、貼って、遊んで。みんなで完成させる集団活動も大切な経験。

「W」ってなんだろう?
こどもたちが何か書いていたんでしょうね。
みんなで、参加して、作って、完成させる。

風景もみんなでつくるもの。



  • 自由にコイノボリを描く。
  • 名前を書く。
  • 手のひらスタンプを押す。
  • 好きなものを描く。
  • 家族みんなの名前を書く。


「好き」をのせてコイノボリが大空を泳ぎます。


アートで地域参加。
アートで社会参加。
それは子どもでも、だれでもできることです。


  • 絵を描いて、地域イベントに参加。
  • 絵を描いて、展覧会などに参加。
  • 絵を描いて、お友達にプレゼント。


誰かと、何かとつながるためのアートは
よろこびの種まきのように、どんどん笑顔が広がっていきます。

そして、こどもたちに自分たちが暮らす地域への愛着も育てます。
愛着は心の安心。安定。

地域への安心、一緒に作った仲間への安心、同じ場にいた人への安心。
  • 安心できる場があること
  • 安心できる人がいること
  • 安心できる時間があること

アートでこれからも作っていきます。
今年はこいのぼりづくりはできませんでしたが、また何か「参加」を作っていきますね。
ぜひぜひ、お家でもアート地域参加してくださいね。
いろいろお絵描きイベントってあります。

  • スーパーでの母の日の絵を描こう!
  • 公民館でのこども絵画展覧会
  • ごみの日ポスター募集!
  • 美術館のこどもの展示募集企画!
いろいろありますね。気軽にちょっと参加でOKです。

「参加」は自主性を育て、
「地域」は愛着を育てます。


私たちもこれからも「参加」を作っていきたます。
みんなまた会いましょうね。

今日は、アートと地域参加、そして愛着のお話しでした。
それではまた。今日もまる!みんなにまる!のゆびまるこでした。


2020/03/03
こんにちは。3月3日ひな祭りです。
今年は落ち着かなくて、ひな祭りどころではないですね。
だけど、季節の行事は大切。
変わっていく日常だからこそ、激しく変わりゆく今だからこそ、変わらないものを大切にしたいと思う
心を育むパステルアートゆびまるこ ルパです。



長い。とっても長い前置きです。いつも長くてすみません。
しかもこれから書く内容とはなんにも関係ないという。


さて、今日のゆびまるこチャンネルお便りの紹介です♪(ラジオ調で)
「どうしていつも、楽しそうで、キラキラしているんですか?」  大阪市Nさんより

この質問、よく聞かれます。
  • 楽しそうですね
  • 元気ですね
  • ごきげんですね
  • 明るいですね
  • キラキラしていますね
  • 遠くからでもすぐに分かります
  • 光っていますね


ありがたいお言葉です。
きっと、そうなんでしょう。私は光っているんでしょう。


私からの答えです。
「楽しい!ことをしていたら、キラキラしてきますよ。自分が喜ぶことをさせてあげてくださいね」 ルパより

以上。
本当にそうなんです。
  • 自分が楽しい!ことをする。
  • 自分が喜ぶことをする。
この2つです。
その時のポイントがあります。
それは、『心』です。

たとえば、
  • みんながしているからする。
  • 将来役にたちそうだからする。
  • 認められるためにする。

「みんながしているから」する行動は、他人軸です。自分の心は望んでいません。
「将来役に立ちそうだから」する行動は、打算での選択。思考の選択です。今の心はそこにはないと思います。
「認められるだろうから」する行動は、他人軸です。他人軸で自分を評価しているので、その行動をすればするほど、心は小さくなります。


楽しい!嬉しい!
これは心が感じていることです。
心が喜ぶと、輝いていくのでしょうね。


私は本当にゆびまるこが楽しくて、
子どもたちとアートしているときがうれしいんですね。
おとなの方のアートもどんどん成長して、みなさんが輝いていくから嬉しい。
来た時と帰る時のお顔が本当に別人というくらいに変化しています。

ずっとずっとゆびまるこしていたいくらいに、
こどもたちの創造と発見のフィールドにいることが幸せです。
子ども達は本当にまっすぐです。

「私はゆびまるこが好き。楽しい」

ゆびまるこでは、アート活動を通して「好き」な心を表現していきます。
テーマはありますが、そこから子ども達は自分の世界を表現していきます。
そして「楽しい!」「嬉しい!」を体験から育て、「できた!」を味わいます。

  • 夢中になること。
  • 目の前のことに集中すること。
  • 完成させること。

こどもたちの必死に向かう姿はかっこよくて、素敵です。
手をパステルの色だらけにしながら、顔にも色をつけながら、本気で向き合います。
その姿はキラキラしています。


「楽しい!」「嬉しい!」と心が喜びます。
「やったー!」「できた!」と心が叫びます。


時々手伝ってくれる、サポートスタッフの先生が教室にたちあうと
その姿に感動して、泣き出すくらいに、素敵な空気があります。


子どもの頃のこの無条件の体験こそ、大切。
こんな素敵な子どもの本気がありました。
  • 描きながら、力尽きて眠ってしまったこども。
  • 完成したときに、嬉しくて、ぴょんぴょんはねる子ども達
  • 楽しすぎて、どんどん絵を描き出すこどもたち。
  • 描くことがやめられない、とまらない子供たち。

「楽しいことをする体験」「心が喜ぶ体験」をたくさんしてほしいと思います。
こどもの経験こそが、人生の栄養だから。


これは大人になってからもできることです。
自分の心が喜ぶことをしてほしいなと思います。
自分自身に好きなことをさせてあげてくださいね。

手のひらから金の粉!?

そして嬉しいことに、心から楽しんでいるときに、人は「光の粉」を放っているそうです。
これは某教授に教えてもらったんだけど、すごいですよね。
私も楽しい時には手のひらに「金の粉が出てきた!」なんです。
そしてそれは伝染していきます。周りの人の手のひらもキラキラ金の粉です。

「ほら見て、金の粉。」
「ええ!ほんとだ私も、金の粉!」


楽しいことは伝染する。
だからお母さんが楽しい♪と家族みんなが楽しくなるんですね。
はい、みんなでキラキラしていきましょうね。


今日のお便りでした。
それではまた明日♪
今日もまる!みんな、まる!


2020/03/02
こんにちは。
心を育むパステルアート ゆびまるこのルパです。


ゆびまるこは心を育む表現共育アートプログラムですが
おとなのアートの中に「光の曼荼羅アート」という表現法があります。
今日は「お寺で描く曼荼羅会」の様子をレポートします。


指で描く曼荼羅アートなのですが、そのプロセスは
  • 砂曼荼羅のような感触
  • 変化が変化を生み出す宇宙的感覚
  • 深く自分自身とつながっていく瞑想感覚
  • 自分の内なる光を放つ深い開放感
  • 心と体と魂がひとつになる統合感覚
  • 自己信頼が強くなる自分の中心とつながる感覚


曼荼羅アートを描くことは瞑想であり、自己信頼であり、
「あるがままの自分と出会う」ワークなのです。


昨日は、お寺で一日曼荼羅アートを描く会でした。
場所は川崎大師京都別院笠原寺。一日尼僧修行で有名なお寺です。


「笠原寺曼荼羅会」も2回目。
一日まるごとお寺を貸し切って、曼荼羅尽くしなご縁をいただきました。


京都山科にある笠原寺様は龍が舞う寺。
龍の滝や龍の腰掛岩などがあるお寺で、訪れるたびに不思議な現象と出会います。

まずは曼荼羅会のご説明。
曼荼羅メンバーまんだらーたち12名のご参加でした。


曼荼羅についてのお勉強。
実際に曼荼羅を見ながら、ひとつひとつ曼荼羅の智恵をいただきます。
大日如来様の智恵が描かれた曼荼羅世界に入っていきます。


「どうか自分の心と出会ってください」
瞑想時間。

心と出会い、心を描く曼荼羅アート。
曼荼羅の智恵をいただき、心と出会い、曼荼羅が始まりました。

静かに心を映し出す曼荼羅アート。
深い時間でした。

昼食会。美味しいお赤飯をいただきました。
食卓を囲む美味しい食事とみなさんの姿は、曼荼羅ですね。
家族は曼荼羅なのでしょうね。


午前の曼荼羅アートと午後の曼荼羅アート。
素晴らしいアートが誕生しました。
はじめての方も来てくださいました。



お次は描いた曼荼羅アートとともに特別法要。


曼荼羅もご祈祷いただきます。
仏様とご縁を結びます。



珍しい理趣経というお経に、
ずらっとみんなが並んでお餅を「オン」つなぎして、お大師様に届ける儀式。
なんとも素敵な特別法要をしていただきました。


みなさんの願いが描かれた護摩木が火で焚かれて行く様子は
真っ赤な炎がメラメラと上へ上へと舞い上がる。
どうか願いをこの火にのって、叶えてください。


笠原寺曼荼羅会ご一同様
皆様とともに素晴らしいご縁をいただくことができました。
ありがとうございます。


コロナウイルス対策で怪しいマスク集団です。
私たちは1日大笑いしていたので免疫力アップしています。
やはり、楽しいことをすること。笑うことってとても大切ですね。

笑って笑っていきましょう。


心に残っている素敵な教えをご紹介しますね。


知恵には3つの智恵がある。

ひとつは、聞慧。
 よく聞くこと。
ふたつめは、思慧。
 自分でよく考えること。
みっつめは、修慧。
 行動すること。

よく聞き、自分で考えて、行動してこそ、知恵になるのですよ。


いま、コロナショックでトイレットペーパーを買うために並んだり、
いま、必要でない食料品をまるで籠城するかのごとく買いあさったりする姿を見ます。


よく聞いて、
よく考えて、
行動すること。


自分で考えて行動すれば、あのように並ぶのかな?
過剰なまでに不安になるかな?
そう思うのでした。


聞くだけでは智恵にならず、
自分で考えずに知恵にならず、
行動しなければ意味がない。


大切な仏教の教えは、今の私たちの生き方にも生きてきますね。

心をつなぐアート光の曼荼羅アート。
ぜひたくさんの方に出会ってほしい曼荼羅アートです。



曼荼羅会でお世話になりました。







2020/03/01
みなさん、こんにちは。
心を育むパステルアート ゆびまるこ ルパです。


今日は皆さんからの不安の声をご紹介します。
最近の私はまるで地域のパトロールのように日々、家を回ったり、話を聞いたりしています。

「コロナが怖くて家を出られません」
「あちこちに菌がいて、病気になるんじゃないかと不安です」
「大丈夫でしょうか?私は大丈夫?」
「こどもが怖がってびくびくしています」

不安ですね。
見えないから余計に不安ですよね。
迫ってくるナニカ。なんでしょうね。
テレビも新聞も(最近は新聞とっていないか)、ネットも不安ばかり。
しまいには、トイレットペーパーパニックにもなってきています。


私の家の周辺では、マスクもトイレットペーパーもキッチンペーパーも
姿を見ません。「売り切れました」と書いてある。



一方、こんな声も。
「学校がなくて、宿題もない!やったー!」
「遊べる!春休み長い!」
「いろいろなことができるから、忙しい」
「ゆっくりしなさいってことかな」
「家の片付けします」


同じ状況であっても、
不安が不安を生み出し動けない人もいれば、
前向きな思考と行動の人もいます。

この心の回復力、
どんなことも跳ね返す力を「レジリエンス」といいます。

ゆびまるこは、心のレジリエンスを鍛えるアートです。
さあ、今こそゆびまるこですね。


今だからこそ「行動を選択」していきましょうね。
今朝、ゆびまるこのこどもたちに送ったメールがあります。
一部付け加えてご紹介。



ゆびまるこのみんなへ。
コロナショックで不安もあると思います。
学校も休みになりました。行事もイベントもなくなりました。
残念だけど、そういうこともある。


いやなかなかない経験をしていますね。
貴重な経験です。

大切なことは、よく寝て、よく食べて、
今できることをすること。


元気なときは外に散歩にいく。
時間があるので「今日は何をしようかな?」と決めて、行動すること。
普段できないことにチャレンジするチャンスです。

さあ、なにをしよう?
プロジェクトのスタートですよ。

  • 毎日本を読もう!

  • お手伝いしよう!
  • 早起きしよう!
  • 折り紙しよう!
  • 洗濯物をたたもう!
  • よくかんで食べよう!

  • 駒をまわそう!
  • 字を書こう!
ひとつでいいのでチャレンジしてね。



そして毎日、絵を描いてください。
小さな紙でいいので、何でもいいので絵を描いてね。


  • あ、これ描こう❗
  • 目についたものを描いてね。
  • 鉛筆でもペンでも何で書いてもok!
  • 書いた絵は今度見せてくださいね。

絵を描くことは力になります。
表現することで不安を力に変えることができます。


みんなには
想像する力がある。
絵を描く力がある。
生み出す力がある。


不安な大人たちに「大丈夫」っていってあげてね。

今、できることを、見つけて楽しむこと。
楽しむことが免疫力(元気でいる力)を高めます。
ではまたね。



どんなときにも道があります。
自分で考えて、選択して、行動することができます。
どうか、こどもたち、不安より希望を選んでね。


みんなに会えるのが楽しみです。
3月の教室は土曜日も水曜日も13時半からオープン。17時まで存分にアートしてください。
お母さんも一緒にアートしてくださいね。



  • ゆびまるこやパステルをやってみたい!子どもにさせたい!
  • 自分も講師になって活躍したい!
  • なんだか楽しそう!なんかいっしょにできませんか!

ゆびまるこに関すること、お気軽にお問い合わせください。


☎ 080-3787-7345  受付時間:10:00〜18:00

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