「天にうかぶこいのぼり」「夕やけぞらにうかぶこいのぼり」
「おおぞらのしあわせ」
「にじいろのこいのぼり」
「しあわせのくに」
「白せんせい、すごーい」白山先生が描いているところに集まってとまるで宝物を見つけたようなキラキラしたまなざしでじっと見つめていました。
「これ、だれの?」かっこいいこいのぼりを指さして聞くこどもさん。「お母さんの!」その答えを聞いて、少し照れる彼。ほほえましい親子の認め合いの1シーン。
「手伝います」「なにをすればいいですか?」「なにかないですか?」率先して片づけをしてくれるこどもたちのチームプレーも素晴らしかったです。
命のこと、心のこと、生きるということ。
みなさまからの感想です。
「自分自身がとても楽しめ、自分をあらためて見つめなおしました」
とても癒されました。リラックスできました。「生き方」がテーマになりました。受講した方の生き方、講師の生き方、自分の生き方が織合わさったようなひとときでした。
楽しかったです。ご一緒した皆さんと場を共有しながら描く時間は楽しい時間でした。基本を学びたかったので、とても良い講座でした。
「大作を完成させよう!」
今日はおかえりホームのゆびまるこ教室。
おかえりホームは放課後等デイサービスで、
こどもたちが「ただいま!」と元気よく帰ってくる場所です。
何か月もかけてコツコツと描き続けている海の中の大きな世界。
ふすまサイズ、いやもっと大きな絵になっています。
最初は一枚の絵でしたが、おさまらずどんどん大きくなっていきました。
「どこまでひろがっていくのかな?」
このあたりにしておきましょうという大人の制限はなく、
こどもたちの表現したいところまで、どこまでもサポートしていくのがゆびまるこ。
彼らの世界は、きっと大きくて、大人の考えや価値観でおさめてしまうのは
もったいないのですね。
どんどん大きくなっていって、
そこには海の中の大きな魚たちが、珍しい魚たちが出てきてくれました。
今日はどんな風に変化するのか楽しみです。
同じテーマで描く。
続けること、広げること、つなげること。
集中力、持続力、発想力、展開力。
とても大切な力が育っていることを、絵が教えてくれます。
表現しながらこどもたちは、自分の力を育てていきます。
こどもの中にある力~それが作品になる。世界になる。
いよいよ、完成間近。
完成した時の感動を思うと、わくわくします。
4月12日(木)今日の鶴野つどい場。
摂津市高齢介護委託事業である「つどい場」づくりを
ゆびまるこ先生たちと一緒に運営しています。
「ビリビリビリ」「難しいな」「細かい」
そんなことを言いながら、新聞ちぎり絵づくり。
今日が初めてのチャレンジです。
終わると「楽しかった」「また作りたい」と意欲がわいてきます。
作りながら、自分の中で「できた!」と確かめながら進んでいきます。
前向きになっているから面白い。
それがものづくりの面白いところ。
絵を描くことも、ものづくりも、
「からだづくり」なんだよーっていつも言っています。
絵を描くための目とからだ。
ものづくりのための目とからだ。
使ってこそ鍛えられる感覚なのです。
そして「つくる」ことが生活に取り入れられると、
実は、自然と「インプット」も始まっていく。
ちぎり絵は、新聞をじっくりみて、「これつかえる!」とおいておいたり、
「これつくってみたい」とチラシやイラストを取っておいたり。
絵も、空を見たり、本をじっと眺めたり。
「みる」ことから感性が磨かれていきます。
感性がないから絵がかけません。
これは違っていて、絵を描くと感性が育っていくように思います。
今年の鶴野つどい場も、たのしい「つくる」がいっぱい。
指先を使って、ビリビリ新聞ちぎり絵にも取り組んでいきます。
来週はカレンダーづくり。
さて、何を描きましょう?
摂津市鶴野つどい場
毎週木曜日 午前10時〜12時
鶴野会館にて開催
中学生以上の方はこどもクラス、おとなクラス、どの教室にも参加できます。おとなクラスはパステルアート教室です。こどもクラスは自由表現クラスなので画材はパステル以外も使うことがあります。
ゆびまるこに関すること、お気軽にお問い合わせください。 ☎ 080-3787-7345 受付時間:10:00〜18:00 |