5月土曜のゆびまるこ教室。
いいお天気の土曜日となれば、教室のあとは「水辺の観察会」。
だからみんな課題のアートも集中して取り組み、片付けも素早いのです。
さて、今日のお話しは、絵本から。
ゆびまるこでは絵を描く前に物語の世界を広げていきます。
「それ、なんだろう?」
「そのかたちは、なにかな?」
ちょっとなぞなぞみたいな、シルエットクイズのような物語。
みんなでイメージを広げていきました。
当たったり、外れたり。
答えを求めて、頭がぐるぐる、ぐるぐる。
遠くにいたお友達も「え?なに?なに?」って
どんどん近寄ってきてくれるところも楽しいところ。
こちらの絵本は、絵の中に隠れている動物を探す絵本。
「うさぎだ!」
「ここに、トラー!!!」
「さるだー!」
「かめ、おったー!」
表面だけを見ていたら、ただの森。
だけど、じーっとじーっと見ていたら、たくさんの動物たちが隠れているんです。
私たち大人には見えないけれど、
子どもたちには見える動物たちもいるんです。
その違いは何かな?って考えていたんですね。
それは、子どもたちは「何がいるかな?」って動物がいるという前提でものを見ている。
だから見つけるアンテナ、見つける脳のイメージのまま、見ています。
私たち大人は、「え?ほんと?」と否定的な視点で見ているのかも。
「見えない」という前提でものを見ているから、なかなか見つけられません。
同じ絵本を見る。
結果が違う。
その差がどこにあるかというと、見る人の視点。脳に描かれる前提(イメージ)です。
今日のこどもたちは、動物発見隊でした。
素晴らしかったです。
このトレーニングはイメージを現実化していく脳トレーニングでもあります。
子どもたちはまっすぐで、素直なので、どんどん実現していきます。
「夢を叶える子どもたち」を育てていきた。そう育っていっている。
そう実感した土曜のゆびまるこキッズでした。
今日の絵本たち。
これからもたくさんの物語を読んであげたいです。
ルパ