パステルアートで自由に表現しながら自己肯定感と心の根っこ(レジリエンス)を育む、“みんな、まる!”ゆびまるこ学校

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学習定着率を高める学び方とアートの役割。

2020/05/14

おはようございます。

心を育むパステルアートゆびまるこのルパです。


「ラーニングピラミッド」ってご存じですか?

これは学習定着率を高める学び方をあらわしている三角形です。






なんとなく勉強していても、だらだらとそこで話を聞いていている。
覚えられないですね。


ひたすらノートをとっている。
「だけど覚えられない…」


よく聞く相談です。


子供が一生懸命にノートを必死にとっているのに、まったく覚えられないんです。
塾も増やして、宿題も増やして、頑張っているのですが、成績が伸びないんです。
本人も苦しそう。どうしたらいいですか?



ゆびまるこ教室はお絵描きの教室ですが
そういう相談もよくあります。


それはゆびまるこの表現アートが
学習定着率を高める基礎力を育てているからかなと思ったりもします。

さて、ラーニングピラミッド。
これはアメリカの国立訓練研究所が発表した理論です。


ここから学習定着率を高める学びの開発へとすすみ
「アクティブラーニング」という学習スタイルが生まれています。


授業を受けている。必死に受けている。
……実は定着率が5%……。
なんてことでしょう。


このピラミッドを見ていても分かるのは
受動的、受け身である学びは定着率が30%。


そこから自分の言葉で説明したり、意見を述べたりすることで50%。
そして主体的に体験していくことで学びは75%へと高まります。


受動的な学び方よりも、主体的な学び方。
自ら発見し、学び、乗り越えていき、達成していく力が大切です。


これは実は学習だけではなくて、
遊びでもお家のお手伝いでも何にでもいえることなんです。

むしろ学習よりも、遊びの中で主体的な力を体験したほうが
こどもたちには能力が育つと考えています。


だから自由に、表現させる。
だから絵の中で存分に遊んでいただく。



ゆびまるこ教室では、
『こどもたちは主体的に取り組み、発見し、解決し、達成していくプロセス』をたどっています。

「何を描こうかな?」自分で考えて決めて、
「こうやってみようかな?」工夫しながら取り組んでいきます。
途中、ぶらぶらしながらたくさんのお友達の絵を見にいったり、
「ここはこうしたいんだけど?」って相談したり、チャレンジしたり、
「できた!」最後は自分で自分のゴールを達成します。


上手な絵を描くことが目的ではなくて、
この自分で決めて行動して、取り組む体験を
表現活動の中で行っています。


そして一番学習定着率が高まるのが「教える」こと。
知っていても、教えられないのは、教えることは総合力だから。
知っている、分かっていることと、誰かに分かるように伝えることは違います。



「教えてあげてね」
大きなお友達が、小さなお友達に教えてくれるのですが、
それは学んできたことの総合力を育てるいいチャンスなのですね。


さあ、こどもたち。
これからもどんどん、小さなお友達に教えてあげてね。
私は見守っているよ。


私たち大人も、どんどん主体的にかかわって、取り組み成長していけますね。
自分はラーニングピラミッドのどのスタイルで学んでいるのか、ちょっと考えてみるのもいいですね。


それではまた。みんな最高!
今日もまる!みんなまる!ゆびまるこでした。







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