パステルアートで自由に表現しながら自己肯定感と心の根っこ(レジリエンス)を育む、“みんな、まる!”ゆびまるこ学校

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初めての田植え~一歩を踏み出す勇気を育む

2024/07/01
こんにちは。
心を育むパステルアートゆびまるこのルパです。

土曜日。
子ども達と一緒に田植えをしてきました。
地域の農家さんが「子ども達に田植え体験を」と機会を作ってくださったのです。


田んぼ。
生き物がいっぱいの田んぼが子ども達は大好きです。

しかし最初は、
「虫こわいー」
「虫いやー」と泣いたり、逃げたり。
それが今では、田んぼをのぞいて、虫を探しています。
一度経験したから、変化したのです。



田んぼのあぜ道もひょいひょひょい歩く。
最初は、恐る恐る…歩いていました。
細くて、長くて、両側は田んぼ。水があります。

「歩いてみたい」という好奇心。
大きなお兄ちゃん、お姉ちゃんが挑戦していきます。
それを見て、小さな人たちもついていきたくなる。
だけど足がすくんでいけない。

最初の一歩が踏み出せなかった子もいました。
行けないから道路から叫んでいました。
歩いていって、田んぼに落ちた子もいました。
ビックリして泣いていた子もいたね。

だけど今では「できる!」。
一度体験したから、怖くないのです。すいすいと歩いていきます。



田んぼの泥が怖い。

どうなるのか分からない。
どこまであるのか分からない。
分からないものって、怖いものです。

田植え経験者のお姉ちゃんたちは、
「やったことあるもん!学校でやったよ」と
恐れもなく、ひょいと田んぼにはいってくれました。

だけど
はじめての小さな人たちは怖い。
最初の一歩が怖いのですね。じーっと観察。

でもそれも最初だけ。


農家さんの田植えのしかたを聞いて、
挑戦です。
教えてもらって、ほっとしていました。

「最初の一歩が怖い」

だけど入ってしまえば、ギャーギャー言いながらも楽しくなってくる。
田植えのコツもつかんできて、みんな上手に田植えしてくれました。


みんなが大活躍。


子ども達にとって体験は成長のための大切な栄養。
体験こそすべてだと思っています。

初めてはだれでも怖いもの。
だけど一歩を踏み出すかどうかで、人生は変わってきます。

だからたくさんの体験をしてほしい。
一歩を踏み出す勇気を体験してほしいと思っています。


泥だらけの体験。

お母さんたちも素晴らしくて
「泥だらけだね」って笑ってくれている。
みんなが子ども達が泥だらけになって田植えしている様子を
見守ってくれていました。

あたたかいまなざしの中で子ども達は挑戦していきます。
それも大事。

泥だらけになることって実はとても大切な体験なんです。

昔は幼児期に『どろんこ遊び』ってしていましたが
いまでは汚れない遊びが多くなっています。
泥をさわったことがない、汚れることがいけないことだと思っている
子ども達も多くいるように思います。


ゆびまるこでは指でパステルアートをしていくのですが
指でパステルにふれることができない子もいるんですね。
…でもこれも最初だけ。


どろんこ遊びは感覚を豊かに育む。
子ども達の感覚を豊かに刺激してくれます。
  • 泥の、あたたかさ。
  • どろどろした感触。
  • ずぶっと足がはいる感覚。
  • 泥が重い感覚。
  • さらさらした泥。
  • 泥をつかむ。
  • 泥が流れる。
どれも子ども達の手足の感覚を育てます。

いっぱい泥んこの中で遊んで
いっぱい手をつかって田植えをする。
歩きにくいけれど、ゆっくりと泥から足を出して歩く。
みんなと協力して、田植えをする。


子どもたちにとってはすべては遊び。
自然とふれ、感覚を育む。
いのちにふれて、いのちが育まれる。

これからもたくさんの体験を作っていきたいと思います。
子ども達よ。いっぱい遊べ!思いっきり挑戦だ!
ずっと応援してます。





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