「今日のテーマは『ハロウィン』です」
そこから始まったゆびまるこ教室。
描かれたのは。
右のみどりの絵。
「ミカンだよ」
一瞬、え?ミカン?ミカンはオレンジ?
そんな思考がぐるぐるめぐった私。
「売ってるミカンはみどり」
そういえば今は早生のミカン(緑色)が売っています。
オレンジのミカンはまだスーパーに並んでいません。
こどもたちはよく見ています。
目の前のものをきちんと見ています。
私たち大人は、『ミカン=オレンジ色』と頭で判断してしまいます。
見ているようで見ていなくて、
過去の経験と記憶に基づいて見ていることも多々。
「ああ、また思い込みで見てしまった」
はい、これ反省。
そしてまた、こどもに教えていただいたのです。
こどもは目で、世界を見ている。
おとなは頭で、世界を見ている。
ちなみに、なぜ「ミカン」が出てきたのでしょうか?
きっとこれは、
「ハロウィン」=「カボチャ」=「オレンジ色」=「ミカン」=「緑」という流れかな?
これが一瞬にして、思考が動くのですごいことです。
それとも「ミカンを描こうと決めてきた」のかもしれません。
こどもたちにはよくあることです。
左は、この車を描きました。
「よく見て、描く」。
特徴をよくとらえています。
説明的な絵ではなく、本質的なものをとらえて描く。
これもこどもの能力だと思います。
やはりこどもたちは天才です。
これからもたくさんの絵を見せてくださいね。
ハヤト玉櫛こどもセンター教室より