こんにちは。
心を育むパステルアートゆびまるこのルパです。
幼稚園
小学校
中学校
高校
大学
お稽古事
図書館、プール
お店もゲームセンターも映画館も
ぜんぶ、ぜんぶ、みんなお休みです。
もちろん、ゆびまるこ教室もすべてクローズになりました。
ただ、アトリエでは希望される方を一組だけ受け付けて
「絵を描く時間」を作らせていただいています。
アートはこのような過酷な状況の中では必要な存在。
苦しくなっているおとなも、こどもも、時々来てくれます。
そして元気になってくれるから、嬉しいです。もちろん万全の対策の上でアート活動です。
こちらは、中学生女子のプロジェクトです。
『日本の文様を集めてみました』
- 「日本の昔からある文様が好き」
- 「百人一首が好き」
- 「きものの模様を見るのが好きだった」
- 「一番好きなのは、平安時代」
いままでも、彼女の「好き」は絵の中にあらわれていました。
絵を描くときの表情や集中力の違いが明らかに出ていました。
色使いや色の合わせ方がどこか古典っぽかったり、
何も見なくても、古典柄を描いていたりしています。
時間を忘れて、夢中になってコツコツと描いていきます。
そしてお母さんからメールで気づく。
「早く帰らなきゃ」って。それくらいの集中力なのです。
宝物ですね。
そこでプロジェクト開始。
文様にはうまれた時代も、名前も、意味も、使われ方もそれぞれ。
文様の中に、当時の生活文化がぎゅっと凝縮されています。
それらをひとつずつ調べてまとめていきます。
「なぜ?」を問い、考える力を育てましょう。

そしてゴールは
アートです!文様のパターンを学び、デザインしながら、ひとつのアートに取り入れていきます。
今回は時間があるので、たくさんの文様チャレンジしていきます。
- 文様をリサーチ
- 文様のパターン学習とデザインワーク
- 文様を使った作品づくり
- 文様についてのレポート作成
あきらかにこどものお絵描き教室ではなくなっておりますが、
「心を育む」表現活動なので、これもゆびまるこの活動です。
「そのあたり、もっと掘り下げてみても面白いかもね」
気づくと、私は大学院生の論文指導のような感覚。。。
「あ、ごめんね。中学生だった」と気づく。
それくらい素晴らしい着眼点で、吸収していかれるので楽しい。
時間がかかるチャレンジをしてみましょう。
時間があるからこのような積み重ねのワークもできます。
ひとつのことをコツコツ続けることや、大きな絵を描くこと、調べる、集める、まとめることも時間がかかることです。
一冊の本をじっくりと読むこともおすすめです。
ぜひぜひ、なにか「時間をかけて取り組むこと」にもチャレンジしてくださいね。
それではまた。
今日もまる!みんなまる!ゆびまるこでした。