こんにちは。
心を育むパステルアートゆびまるこのルパです。
「こんにちは」
懐かしいお顔のおふたりが来てくれました。
コロナ期間中、自粛を楽しんでいた小学4年生コンビ。
自粛解除となり、アトリエに来てくれました。
ふたりがそろうと、なんだか「こどものお絵描き場」。
「描き場」っていいなって思います。
描き場、かきば、カキバ、KAKIBA。
さてさて、そんなことを考えていた私ですが、お絵描き場スタートしましょう。
そんな感じも懐かしい。
「今日は何する?」「何を描こうか?」
せっかくのゆびまるこですから、描きたいものをとことん描いちゃえ!なのが
お絵描き場。
あまりにも久しぶりで、出てこない感じ。
それでは私から投げかけて、その反応でスタートしていきましょう。
「5月ですね」……ノーリアクション。
「くだものは?」…目がキラリ☆
決定♪
ではまずは「くだもの出していきましょう」。
言葉の発想トレーニング♪
たくさんのくだものが出てきました。
イチゴ、スイカ、パイン、もも、メロン、ブドウ、リンゴなどなど。
どれにも思い出があるから素敵なこどもたち。
言葉、発想、思い出。
そこから描いていきますね。
「メロン」
メロン、あるよ。
おじいちゃんがメロンを2個持って帰ってきた。
もらってきたみたい。
メロン、くれるって。
でも持って帰らなかった。
メロン、置いてきた
おじいちゃんと一緒に食べたいから
「オレンジ」
みかん?
ちがう。
ハッサク?
ちがう。
………
オレンジだよ。
オレンジと、みかんはちがう。
一緒じゃないんだよ。

出てくる出てくる、たくさんのくだものたち。
- 雨の中のイチゴさん。
- 大きな大きなスイカさん。
- 青空の下のブドウ。
- 川をどんぶらこと流れてきた大きなモモ。
- 立派なメロンと、大地のオレンジ。
どれも子どもたちの中から出てきたものたち。
あっという間にどんどんあふれ出るように描き出されていきました。
これまで出会ってきたたくさんのくだものたち。
その時の時間があって、思いがあって、感覚がある。
こどもたちが描くのは、見えるものだけではない。
こどもたちが描くのは、見えるものと見えないもの。
絵を通してたくさんのお話しをしてくださいね。
たくさん聞いてあげてくださいね。
「それは、なに?」
「どこで、食べた?」
時々、「はぁ?なにいってんの?」って言われることもあるかもしれないけれど
それも成長。どんな反応も成長。
それでも私は聞きたい。
その絵の向こう側にある気持ちや思いを。
だから聞いてやる♪
それではまた。
今日もまる!みんなまる!ゆびまるこでした。