男女共同参画センター推進団体「自由を楽しむパステル」は設立12年。
この企画を最後に団体を卒業します。
4月からも変わらず毎月の「パステル広場」は開催しますが、
男女共同参画センターのフェスタには登場しなくなります。
先日も他の団体さんとお話していたら
「さびしくなるやん」
「こどもたちがすごく喜んでいたのに」
「華がなくなるやん」
などなど。そんなお声を聞くとしんみり。
さびしくなってしまったのですが、やはり継続するにはかなり無理がある状況なのですね。
男女共同参画センターの推進団体として
パステルアートで心がやすまる、元気になる居場所づくりをしてきました。
11月になると幼児虐待防止のオレンジリボンの活動や
女性自身を大切にしていこう!とピンクリボンの活動も続けてきました。
メンバーとは地域には参加して、
こどもたちに「自分にまる!」の体験を作ってきたのです。
地域活動はこれからも、もうひとつの活動である「ゆびまるこパステル」
ゆびまるこの社会活動グループが行っていきますが
男女共同参画センターの団体としてはいなくなるだけ。
だから実はそんなに変わらないのかもしれません。
では団体活動を終了するに至った課題を整理してみます。
なにごとも「続ける」ことは難しいものです。
私たちの危機的な状況はいくつかありました。
▶第一の危機は、設立メンバーの喪失。
ご高齢だったので、亡くなったり、病院に入ったりの方が多くて、大御所たちがいなくなったのです。
中心メンバーの皆様がいなくなったことで、がくっと力がなくなりました。
月イチのパステル広場はあるものの、
- これからどうしようか?
- なんのためにやっているのだろうか?
- これからどこにむかうのだろうか?
- 相談できる相手がいなくなった
…中心メンバーがいなくなると、団体としても安定感がなくなったのです。
この課題に対しては、代表変更によって、継続することはできましたが
やはり目的を見失ったような感覚がありました。
▶第2の危機は、メンバーの成長と変化。
イチのパステル広場は、子育て中のお母さんたちが赤ちゃんをつれて、
月に1度パステルを描きにくる。みんなで子育てほっと時間でした。
みんなで絵を描きながら、子育ての話をしたり、子ども達を見守り。
それが成長すると、状況も変化。
団体活動をする時間がなくなりました。
なんとか動けるメンバーで男女のフェスタや会議に参加してつないできましたが、
同じメンバーが時間のやりくりをして、会議に出席をする。
みんなで協力してイベントに参加する。
…セミナー参加については誰も行けなくなってきました。
今の状況では
団体活動の継続に無理が出てきました。
「こんなにも無理しながら続けるのって、なんなんだろう?」
▶第3の危機は、ほかにも居場所はたくさんある
12年前はふらっと寄れて、パステルが描ける場所は
心を安定のためには必要な場所でした。
大切な居場所であり、かけがえのない自分らしくいられる場所だったと思います。
みんなと集まって、ゆっくりとアートできる。
学び、表現し、分かち合う。
仲間がいた。
しかし今は皆さんの状況も変わり、たくさんの場所があります。
活動が広がる中で、変化する中で、居場所はたくさん生まれるのです。
それが自然なことです。
家だけでなく
仕事場
趣味の場
お気に入りのカフェなど
全部が居場所です。
それに関心も移っていくのです。
そう考えると
「よく12年間続けてこれたね」とも思います。
団体活動は変化していくもの。いくつもの危機を乗り越えて継続していくもの
ある団体のメンバーさんが
「私たちはその危機を乗り越えてきたの」とおっしゃっていました。
メンバー減少、核となるメンバーの喪失、資金難、時間がないなどなど。
みんなが直面する団体活動を継続するための課題でした。
その方たちはその危機を乗り越えて、これからも続けていくようなのですが
最終的にたどり着いたのは
「活動は最小限、内容も最小限、好きなことをするだけ」
「好きなこと」でつながる人たちと、
「好きなこと」だけでつながっていく。
面倒なことは最小限、面倒なことは当番制(代表とか)にすることが続けていけた秘訣だとか。
「好きなこと」を分かち合っていく延長にイベントがあったりするようです。
あれ?私たちも最初はそうだったはず。
「好きなパステル」でつながって、月イチ広場を作って、
それを地域と分かち合っていこう!と思い団体登録したのです
それがいつのまにかやることが増えてきて
「好きなこと」を続けていくためには、ほかにやらないといけないことも増えていた…。
もとにもどっただけ。
2014年の団体を作る前に戻っただけなのでしょうね。
そう考えると、心が軽くなります。
続けるって難しい。
だけど続けるって素晴らしいと思えました。