パステルアートで自由に表現しながら自己肯定感と心の根っこ(レジリエンス)を育む、“みんな、まる!”ゆびまるこ学校

受付時間:10:00〜18:00

  1. 心を育むゆびまるこ日記
 

心を育むゆびまるこ日記


2020/04/05
こんにちは。
心を育むパステルアートゆびまるこのルパです。


大きな世界の変化、社会の変化の中で、
変わったものと、変わらないものがあるんだなー
変えるものと、変えたくないものがあるんだなー
そんなことをゆっくりと考えています。


外に出てはいけなくなりました。
取り巻く状況は変わりました。社会は変わりました。
学校も行政関係の行事も活動もすべて閉じました。

しかし学童保育はありますし、保育園もあります。
そして放課後デイサービスはあります。
放課後デイのゆびまるこ教室はあります。


私たちおとなの意識も変わりました。
行動に慎重になっています。世界に向けて意識が向いています。
何が起こっているのか?どうなるのか?外に向いています。

おとなは外を向く。


しかしこどもたち自身は変わりません。
楽しく絵を描くし、絵の中で迷ったり悩んだりするし、そして乗り越えるし。
そうしながら成長していく。
その姿は以前と変わることはありません。


こどもはそのまんま。


私が一緒にいるこどもたちはコロナなんて関係ない感じです。
「今を生きている」その瞬間を生きています。
思いっきり、存分に、全身で生きている。
それがこどもの力なのでしょうね。


こどもたちの目の前のことに全力!集中!は気持ちいい。
緑、黄色、青。
色を確かめながらぐるぐる描く。

指で描く。
確かめながら、くるくるくるくる描く。

吸い込まれそうなくらいの集中。

手にくるくる、模様を描く。とっても嬉しそう。

「自分にアート」「自分をアート」って
一番最初の根源的な表現かもしれません。

なぜなら、彼女の嬉しそうな最高の笑顔を見て、そう思いました。


はじめてであった、初ゆびまるこさん。
初めてゆびまるこのときは、警戒心もあり話してくれないこともあるのですが、
どんどんすすんでいくうちに、楽しくなってきました。


私の耳元でつぶやく。
「ひとりでやってみたい」。

やったー!嬉しい!
「やってみよ」と手放し。見守り。

最初はとなりで見ていました。「できたね!」
そして次は距離をとって見ていました。「できたね!」
どんどん、どんどんできていく。


あきらかに彼女の表情が変わりました。
目がキラキラしてきて、となりのお友達がやっていることにも興味を持ち
さらに新しいことにチャレンジ。


  • 新しいことができました。
  • 気持ちを言葉にできました。
  • 伝えることができました。


初めてゆびまるこさんの、感動的な「できた」がいっぱいでした。


こどもたちの「ひとりでやってみたい」時はチャンス。
どんどん、させてあげてくださいね。
最初はとなりで、そして少しずつ距離をおいて見守っていく。

ひとりで行うことで、自信になります。
言葉をかけてあげることで、力になります。


こどもたちの素敵な成長の瞬間でした。


それではまた。
今日もまる!みんなまる!ゆびまるこでした。




2020/04/05
こんにちは。
心を育むパステルアートゆびまるこのルパです。


ただいまコロナ・ショックをきっかけに深く深くいろいろと考えているルパです。
今、なにができるのか?
なにをして、しないのかを考えるときなんでしょうね。


出会うものによって、変化していく私たち。


子どもたちはアートの中で成長していきます。
こちらの物語も素敵なお話しでした。

絵を描き、物語を生み出し、演じる。



大好きなくまのティム。
今日は森にいきました。
すると大きな木がありました。

「え?ティムの木?」

大きい大きいその木のかたちはティムの顔。
じっと見ていると木が話し出しました。

「もうすぐ新しい花が咲くんだよ」

よくみると枝につぼみがついている。
ティムの木は花がさくのを待っていました。

ティムは森をすすみます。
するとお花たちもティムのチューリップになりました。

「ティムリップだよ」

赤、黄色、ピンク。
お花たちもティムのお顔になりました。

ティムがいくから、ティムの森。
ティムがあったから、ティムの木。
ティムが見たから、ティムリップ。

ティムは、ティムでいっぱいの森をすすみます。
その森は笑顔でいっぱいでした。


素敵な物語です。


「ティムが行くから、ティムの森になるんだよ」


その言葉って、真実だと思います。
私たちは、出会うものの中に私たちがいる。
私たちの世界を生きていくんだと思います。

家も、私の家。
学校も、私の学校。
友達は、私の友達。


「私の」と思えることが素晴らしい。
心がちゃんとそこにある。
私がちゃんと育っています。

「ティムになってみる」お面もつくりました。



そう考えると、今、みんなが不安に感じている「コロナウイルス」も
「私の」ってつけてみると、なにか気づかされます。

…私のコロナ。
私にとっての、コロナウイルス。


どうですか?他人ごとではないですね。
それはうつるとか、うつすとかという行動だけでなく、
自分自身のことを、自分の行動を俯瞰して見つめ、選択するときなのかもしれませんね。


外に出られないので
今は、「考え、まとめ、整理する」ことをしようと思っています。



こどもたちの純粋でまっすぐな表現活動は本当に素晴らしい。
そこには真実が生きている。
素敵なアートと気づきをありがとう。


それではまた。
今日もまる!みんなまる!ゆびまるこでした。

2020/04/03
こんにちは。
心を育むパステルアートゆびまるこのルパです。


動画配信…やってみましたね。
動画配信…どきどきしましたね。
動画配信…目があっていないですね。


はい。何事も慣れです。
やってみないと分からないことがたくさんあります。
ですので、ぼちぼちと動画もしていこうと思っている4月です。


今日は動画チャレンジしましたよ。
「カフェで、携帯から動画配信してみよう」
友達と一緒でしたので、楽しくなりました。


やはりひとりで、画面に向かって話すのは苦手です。



そしてさきほどは「告知をして動画配信」というもの。
時間も8分!
普段のおしゃべりは何時間でもみんなでしゃべっているのに、
カメラを前にしゃべると、この8分の長いこと!たくさんのことが話せますね。


今日はこちらの絵本を紹介しました。
『白い花びら』文:やえがしなおこ 絵:佐竹美保

桜の美しい絵本です。
少年たちが森の中にはいっていき、出会うのです。

桜の木と…。


ページをめくりながら、どきどきします。
夢か幻か。
そんな夢のある子ども時代の感じる力。


私もありました。
大きな石にのって、友達と、島ごっと。
島と島の間には、サメがいて、落ちたらサメに食べられるんです。

怖かった。


本当に怖かった。


夢に出るくらい怖かった。



あとは大きな石が乗り物にみえてきて、いろいろなところにいきました。
ひとり一台石の車にのって、行きたいところに行きました。


どこへでも行ける。
何にでもなれる。


子ども時代の夢見る力は、そんな無限の力。


あとがきの言葉にはっとしました。

『見えないものを見る』


本当にその通りだなと思います。
おとなになると見えるものばかりにこだわったり、
こどもたちにも見えるものを求めてしまったり。

だけどこどもたちは、見えないものを感じて、生かされて、成長していく。
ゆびまるこは絵を通して、そんな子供たちの見えない世界を育てていくのですが、
私たち大人も、こどもたちと同じように、見えないものを見る力、感じる心はずっとずっと大切ですね。

私にとっては、こどもたちが先生。
どんどん、私の想像を超えていってくれます。


見えるものだけではなくて、
見えるものの先にあるもの、奥にあるものを感じながら、小さな心の変化や声をキャッチする。
そして言葉にして、分かち合っていく。


そんな時間を大切にしています。

チャレンジの先に、サクラサク。
こどもたちも日々成長。私も日々チャレンジしていきますね。


ありがとうございます。
今日もまる!みんなまる!ゆびまるこでした。


2020/04/01
こんにちは。
心を育むパステルアートのルパです。


4月1日。いよいよ、新しい年度が始まりますね。
いつもなら、わくわくとそわそわが入り交ざった感じなのですが、今年は静か。


とっても静かです。


雨だからかな?
コロナでみんな家にいるからかな?
街も静か。世間も静かなような気がします。
そして、騒がしいのはコロナ情報だけ。



今日はずっとアトリエにいるのでちょっと新しいことにチャレンジしてみました。
教えてくれる人がいるので、遊んでみました。


新チャレンジ①ZOOM講座。


ゆびまるこのゆう子先生とZOOMで講座練習。
私は普段パソコンで作業をしているので、資料を見せながら講座をしてみました。

なんと!パワーポイントもワードもエクセル使えます。
(PDFがいいと思いますが、どのデータでも使えることが感動)

私の動かす画面がみんなに見えているようです。
そしてみんなの顔も見えるので、ZOOMだけど講座をしているリアルな感覚がある。

「今年はネット講座をする」と目標に決めていたので
一歩近づきました。


そしてもうひとつ。
新チャレンジ②動画配信!

フェイスブックの動画配信機能を使ってみました。
初めてだけど、みんなが見てくれて、驚きました。


今回はお試しなので、ちょっと気持ちが明るくなるといいなと思って
「アートでお花見〜桜のアート話」

桜の絵を見ていただきながら、思い出や思いを語っておりました。
なかなか楽しかったです。しかし慣れていないので、たどたどしい。

きっと、ずっと、たどたどしいと思います。


動画配信は、リアル・ルパを知っていただけるので
面白いかもしれませんね。


「次はインスタグラムの動画配信ですね」
ゆうこ先生に言われて、気づく。

「インスタを全く更新していない…」
たくさんのSNSがありすぎて、何から手をつければいいのか分かりませんが
これからいろいろとチャレンジしていきたいと思います。


「あと、YOUTUBEもだ…ああ」


きっと。
コロナで静かになっているからこそ、新しいことにチャレンジできているのかなと思うのです。


社会のニーズはこれらSNSを活用しながら
多くの人に知っていただき、親しみをもっていただき、
喜んでいただける情報などを提供していきたいと思いながら

……まったくせず。


気持ちはあっても、
「やったほうがいいですよ」と言われながらも
「やります!」と言いながらも

……まったくせず。


逃げておりました。
なかったことにしようとしておりました。


しまいに、コロナでデジタルが進む中、「私はもっとアナログをめざします!」とまで言っていた。
いまでも、やはり実際に会って、話して、一緒に絵を描くことは大切だと思っています。
人は人に生かされていくので、やはりリアルは大切にしたい。

  • 会って話をしたい
  • 一緒に絵を描きたい
  • 分かち合いたい


しかしそれだけでは届かないこともある。
ゆびまるこの活動に共感していただきながらも
遠方の方はなかなか受講できなくて、ずっと待っていただいていたり、
文字だけでは伝えることができなかったり。


そう思いながらも逃げてきました。
なぜなら、「苦手」だから。「できない」と思っていたから。

これは思い込み。
思い込みは、経験でした外せませんね。


実際は、今日やってみて思いました。
「誰かに手伝ってもらったら、できた」。
これはとても大切な経験です。

レジリエンスを育てるヒントの中にもあるのですが、
『サポートしてくれる人を探す、手伝ってもらう』ことは重要なこと。

  • 分からないことを、聞く。
  • できないことを、手伝ってもらう。
  • 苦しいときに、話しを聞いてもらう。
  • 一歩を踏み出すことが怖いときに、背中を押してもらう。


ひとりですべてをかかえこむのではなくて、
できないことはだれかに手伝ってもらったらいいんです。


「あ、これは私がいつも放課後デイのこどもたちに伝えていることだ」と気づく。

自分のことは見えないものです。


これから、この機会にいろいろとチャレンジしていきながら、
ゆびまるこを育てていきたいなと思っています。
ゆびまるこ先生たちのことも知っていただけるようになりますね。


新しいことにチャレンジしてみよう。
ハードルを高くしているのは自分自身。

誰かに教えてもらおう。手伝ってもらおう。
そして「ありがとう」でつながろう。


それではまた。
今日もまる!みんなまる!ゆびまるこでした。





2020/04/01
こんにちは。
心を育むパステルアートゆびまるこのルパです。



「できましたー!」
今日はコイノボリがまた一匹やってきてくれました。
一匹をこどもさんに渡していました。
コロナでお家にいるので、「コイノボリをアートしてみてね」「願いを書いてね」って。


コイノボリとは、摂津市の名物大正川のコイノボリのこと。
自分たちが暮らす街の春の行事。
「見ている」だけの風景から「参加する」風景づくりへ。
それは愛着を育てるために必要なこどもたちの「参加型」アートチャレンジです。


お家でせっせと夢を描いてくれたそうです。
夢と願いを心をこめて描いてくれました。
幸せの木・オリーブ。
みんなが幸せでありますように。



なんと!幸せのリースの中は、ゆ・び・ま・る・こ。
とっても嬉しいです。

他にもたくさんの願いの言葉が描きこまれていました。

  • 地球
  • 家族
  • 自然
  • 笑み
  • 楽しい
  • 優しい
  • 平和
  • 穏やか


子どもたちの中にある「幸せ」のキーワード。
こんなにも優しい気持ちでいっぱいなんて。
コロナでみんなが不安な中、こどもたちの中にあふれるやさしい愛に感動しました。

幸せの四つ葉のクローバーがいっぱい。
幸せの実がなるオリーブの木がいっぱい。


そして、学校からは音楽が流れる。
早く学校が始まりますように。


反対側にはうろこが並んでいます。
そして、「ゆびまるこ」の立て看板。ありがとう。



2020年のコイノボリは4匹。
5月になったら、大正川の空を泳ぎますように。
みんなの願いが大空を駆け巡りますように。

ありがとう。みんな。

今日もまる!みんなまる!ゆびまるこでした。

2020/03/31
こんにちは。
心を育むパステルアートゆびまるこのルパです。


「桜を見ると気持ちが嬉しくなる」
咲きだした桜をみながら、うきうきしている心がありました。
どうして、桜を見ると嬉しくなるんでしょうね?

桜の歌もたくさんあります。
桜の商品もたくさん出てきます。
桜のパッケージであふれてきます。

桜、桜、桜。
ピンク色の桜を見るだけで、心うきうき。

日本人が大好きな桜です。
好きな理由は、日本には四季があるからだとか。
そして桜は、ぱっと咲いて、散るという一瞬の美しさであり、生と死の象徴でもあるとか。
日本人の中にある「死生観」と密接につながっているとは言われています。

春は、出会いと別れ。終わりと始まりの季節。
桜はその象徴でもあります。
みなさんは、桜を見て、何を感じなすか?何を思い出しますか?


こどもたちの桜。


こどもたちも桜の中に思いでが生きています。


  • 「桜の木の下で友達とお花見するの」
  • 「桜の花びらがくるくる回っているの」
  • 「きれいな桜の花があるの」


みんな、家族や友達と桜を見たときの楽しい記憶が蘇ります。
たくさんの思い出がありました。
たくさんのお話しがありました。
たくさんの夢も広がりました。
ピンク色の桜の世界は、こどもたちをやさしくつつんでくれました。


「桜を見にいきたいな」
それは楽しい思い出が待っているから。
楽しいってわかっているのですね。
今年はお花見はできませんが、ぜひ桜の散歩はしてほしいですね。


ゆびまるこで、くるくる描きながら、季節を感じる。
季節を描くと、心の中に季節を感じることができます。


桜を描くと、桜を見る心が育ちます。
目が自然と桜を見ようとするのです。
描くことで、感性が磨かれていくチャンネルができていくのですね。


「感性がないから、絵がかけないんです」
そういう大人の方は少なくありません。

しかし、ゆびまるこはそうは考えません。
「描くことで、感性は磨かれていく」

だから描く。
先に描いて、表現を育てていきます。
するとどんどん、自分の世界に美しい日本の四季がはいってきて、感性は磨かれていきます。


春です。
一瞬の桜を描いてみましょうね。
自分の思うピンク色の桜を描きましょうね。そして感じて、味わってくださいね。
思い出や記憶をたどってみてください。



以上、感性を磨くゆびまるこでした。
今日もまる!みんなまる!素敵な1日を。

2020/03/30
こんにちは。
心を育むパステルアートゆびまるこのルパです。


世間はコロナで不安がいっぱいですね。
もはや緊急事態です。
だけど、ほら、ちょっと外に出て、まわりをみて。

「あ、桜が咲いている…」


桜はコロナであっても、緊急事態であっても、咲くんですね。
咲く時に、咲く。
そして、桜は桜。

桜の花を見ていると、心がとっても元気になっていました。
こんな時だからこそ、不安をいっぱいかかえるのではなくて、
心が元気になることに心を向けていきたいですね。

桜を見ながら、空の下で、お散歩しましょう。



今日はふと思ったので、こちら。

それって、思い込みかもよ?過去が作った幻想かもよ?


「絵が描けないんです」
「絵が苦手です」
「美術2ですが、私でも描けますか?」

ゆびまるこの講座で一番多い問い合わせ。そして一番最初に聞く言葉です。


さらには

「えが、かけません。へたです」

ひらがなで書いてみました。
なぜなら、このセリフは4歳の子供の言葉だから。


え?なんで?4歳で絵がかけないって言うの?
どうしたの?なにかあったの?
4歳っていったら、夢の中で、なんでもかけるし、なんにでもなれる年代。

…なのに、こんなこというなんて…。

正直ショックでした。
だけど実際、すごく固まっているし、緊張しているし、絵がかけない…だけどかけるようになりたいしって力はいっている。
そんな4歳の子でした。


「絵がかけない」「絵が苦手」
これらはいったいどこから来たのでしょうか?

実際に今、絵を描いてはいません。だけど描けるようになりたいと思っている。
だからゆびまるこに来てくれました。
でも、怖い。

なぜなら…「絵が描けない」と思っているから。


「絵が描けない」と思っているのは、思い込みかもしれません。


思い込みは過去の経験からくるものです。
過去に、なにか絵が描けないと思うような経験があり、「絵が描けない」と刷り込まれていたりします。
誰かが刷り込み、それを思い込み、自分になってしまった。

みんなそんな「思い込み」に縛られ、苦しんでいたりします。

  • 絵を描いたら、「変だ!」と言われた
  • 先生に「書き直し」させられた
  • 「なんの絵?」って笑われた
  • 「上手に描きなさい」と言われた
  • 親に「あなたは絵が下手だから」と言われた
  • みんなと違う絵を描いていたら、「見本通り描きなさい」と言われた
  • どうしてもみんなの絵が上手で比べてしまう…

ほとんどが誰かに何か言われた、させられたことが原因だったりします。
そして恥ずかしい思いや寂しい気持ちを抱いてしまいます。


しかし、それは本当なのかな?
本来、表現は自由であるはずなのに、どうしても「見本通り」に書かなきゃいけなかったり、
好きに描いていたら、点数がもらえなかったり。



そんな経験を積み重ねているうちに
「私は絵が描けない」と思い込みます。
「絵が描けない」私であることで、自分を守るようになったりします。


でもね。
表現したいんだと思うんです。
絵を描きたいんだと思うんですね。
だから、ゆびまるこの扉をあけてくれたんだと思うんですね。

「私でも描けますか?」って。


ゆびまるこは、絵が描けない人のためのアート。
絵が描けないと思っている人は、思い込みを外した時に素晴らしい表現が生まれます。
どんどん自由になってほしいと願っています。


講座の最後にはみなさん「できた!」「すごい!」「この絵が好き!」って
自分のアートも、自分自身も大好きになっています。


さて、なにをしているのでしょうね?
ゆびまるこがまずすることは、思い込みをはずしていくこと。
  • 「こうでなきゃいけない」〜「べき」「ねばならない」をはずす
  • 「私は下手だ、やっぱりダメだ」〜比較思考をはずす
  • 「先生に申し訳ないな…こんな私で」〜無力感をはずす
  • 「できなかったらどうしよう」…不安をはずす

くるくる、くるくる、ゆびまるこの基本表現メソッドで
どんどんこれらの『思い込みを外す』プロセスは進んでいきます。
無意識レベルで思い込みを外していくので、気づいたら「あれ?苦手だったのに?」ってなっています。

表現する心を育てていくので、そこで経験したことは一生の力になります。
描くほどに心が開放されていき、本来の力を取り戻します。


その様子は感動的。
過去の経験で誰かに埋め込まれた「できない」私から、「できる」私へと変わっていく。

小さくなっていた心が、のびのびと開かれて行く様子は、
まるで固いつぼみがひらき、美しい花が咲くようであり、
もしくは、さなぎが羽化して、ちょうちょになって空に飛んでいくようであったり。

感動的なのです。


「私は絵が描けない」って、現実ではない。
過去に誰かに埋め込まれた『思い込み』なのです。

だから経験させてあげましょう。
「できない」と思っていることで、気になることは、気になる理由があります。
経験させることで、「できる」に変わったり、気になる理由と出会えます。
それは、心の中にある。

思い込みを外すことで、「できる」私になる。
競争とか比較ではなくて、私として、今を生きる力となり、表現することが楽しくなります。


「私は、わたしのままでいい」と自信を取り戻し、本来の光を放つことができる。
そんなお手伝いをゆびまるこはしているんだなって思っています。


それではまた。
今日もまる!みんなまる!ゆびまるこでした。



2020/03/29
こんにちは。
心を育むパステルアートゆびまるこのルパです。


この週末は「不要不急の外出は避けるように」との自粛ムード。
私はアトリエで引きこもっておりますが、いつものことなのでそんなに不自然ではないです。

この1か月、たくさんの教室やイベントがコロナショックで中止になりました。
しかしおかげで時間ができたのでこれまでと違ったこともありました。
気づきと学びがありました。

  • リクエスト開講したので、みんなの「やりたい」教室ができた(目を描くワーク、木炭&パステルワーク、クレヨンパーティ、ただ話す時間など)
  • じっくりと2020年のことを考えることができた
  • ゆびまるこの講座内容を見なおしができた
  • さらに探求を深めて、たくさん本を読むことができた
  • ZOOM会議をひらくことができた

コチラは木炭のワーク

大切なことは「できた」に目を向けること。

「できない」と失われたことに目を向けるよりも
「いまできること」に意識を向けて、
「できたこと」を振り返ることで、気づくことがあります。

そして「できた」は自分にまる!をつけることであり、
心を育てていくことができます。


これらはすべて、本来の思いや自分自身についてしっかりと見つめなおすことであり、
そして未来に向けて大切な時間をいただいているような…
そんな気がします。


コロナでいただいた時間を使って気づいたこと、思ったこと、考えたこと、できたことは
これからの基礎となるような気がします。きっとそうだと思う。

これからのことを書きますね。
すべて、コロナ時間があったからできたことです。


ゆびまるこ2020プランを作り、発表します。

2020年はゆびまるこ第2章の始まり。
新しいチャレンジと目標、そして計画を4月に発表したいですね。

4月は「はじまり」です。
いまこそ、新しい夢を見てみましょうね。
あまり深く考えなくて、「こんなことしたい」「こんなことあったらハッピー」など
どんどん自分自身を開放して、イメージしていく。

そして、「宣言」すること。
それが4月ですね。


各種講座についてもさらに充実した内容になるようにテキスト等を整備していきます

見直しってとても大事です。
だけど私はずっと走ってきたので、大切なことがあちこちに散らばっている感じ。
すべてはつながっているのですが、その時その時にやっちゃうので、ばらばら感があります。

コロナで時間ができたおかげで、そのバラバラで散らばったものがよく見えます。
「よく見える」ようになったのですね。

  • 部屋の環境
  • ツール関係
  • 人間関係
  • 情報のあれこれ

いま、整理して、整備して、整えていきましょう。

「いる、いらない」を決める。
育てていくものと、感謝して手放すものを分けるのも、大切なことですね。
過去ではなく、未来に向かうためにも、「整える」時が今だと思います。


ZOOM交流会や、ZOOM講座を開催していきます。

今回、外出は控えるようになり、一番変化したのは「ZOOM」によるオンラインでの交流でした。
自宅やアトリエにいながら、みんなと話し合ったり、情報共有したりができてびっくり。
まだまだZOOM機能を使いこなすことはできていませんが、2020年度中にはZOOMで講座を提供していきたいなと思っています。

そして嬉しいのが
「ZOOMでみんなに聞いてもらおう」と思っていること。

私は知的探求の旅が大好き。
どんどん調べたり、探求していくのですね。
たとえば、「どうして、手で描くのだろう?」とか「愛着ってなにを育てるの?」とか
気になったことは、どんどん掘り下げます。

知りたい欲求が強いのですね。
そして、ひとりで、「すごい!そうだったのか!」って感動していたりします。

そんなお話しもZOOMでシェアしていきたいなと思っています。
さすがに思いつきばかりだからメンバーさん限定になるかもしれませんが、
みなさんにとって参考になる内容を伝え、共有できるようになるなと思っています。


共有することによって、「ともに学び、ともに育つ」になる。
これはゆびまるこにとって、とても大切なこと。


ふとそんなことを思っているのでした。

「できないこと」よりも「できること」に目を向け、
「できたこと」を振り返ることで、これからが見えてくる。


いかがでしょうか?
みなさんも振り返ってみてくださいね。


それではまた。
今日もまる!みんなまる!ゆびまるこでした。




2020/03/28

こんにちは。

心を育むパステルアートゆびまるこのルパです。


こんなに素敵なメッセージが届きました。


「今日は子どもたちが集まって、ゆびまるこしています♪


お母さんからのレポート。

ゆびまるこ教室のYちゃんが近くのゆびまるこ友達を読んで、ゆびまるこ時間。

こどもの、
こどものための、
こどもによる『ゆびまるこ時間』。
なんと!素敵な自主活動なんでしょう。


ワークショップ環境もばっちりです。
全部自分でしました。さすが、キッズゆびまるこ先生です。



ではこどもたちのゆびまるこギャラリーです。
一部ご紹介しますね。

『にぎやかな三つのカラフル』

なんと!色からそれぞれのテーマが浮かんだのね。
青は、海。
黄は、山。
赤は、街。
それぞれの色と言葉のイメージがぴったりで、想像できますね。


『月が光る(カラフル)』

まっすぐにのびる光の向こう側にみえるカラフルな光。
光はすべての色を持つ。
こどもたちはそれを知っているのでしょうね。

これは月。
でも…地球にも見えます。
小さな星がキラリ。存在感があります。


『Day and night』

昼と夜。

昼は夕暮れ、もしくは真っ赤な太陽?
大きくて、だけどやさしい太陽が素敵です。
夜のお月様はなんて楽しそう!
月をつつむ空が明るい。

不思議な感覚になります。
実は太陽がある世界が夜で、月がある世界が昼のような。
太陽とともに眠りに入り、月に照らされ輝くような。

もしかしたら私たちは月に本来の力を生かされ、太陽につつまれているのかも。
素敵な世界をありがとう。


『うみにしずむ夕日』

カニたちが夕日を見ているみたい。
波打っている海が素敵。
オレンジの空が素敵。

大きな太陽が沈む瞬間
世界はおれんじ色に染まる。
つつむ空はおれんじ色
私たちもおれんじ色。
海もほんのりおれんじ色。
だけど
海は海なんだな。


『ケーキ』

なんと!!二段ケーキですか!?
トッピングがお花畑!
こんなに豪華なケーキはきっと特別な日なのでしょうね。
おめでとうございます。


『3月のケーキ』

3月は卒業の月。
大きな苺ののったショートケーキでお祝いしましょう。
中にもたっぷり苺がはいっているよ。
美味しそうです。

4月のケーキも楽しみにしてます。


『海』

輝く海
静かに波打つ
カニは波とともに遊ぶ
光輝く海とカニ


『宇宙』

いつのまにか宇宙を描き出していましたね。
大きな惑星につながる道。
素敵な宇宙の旅を楽しんでね。


『春の桜』

カラフルな春の訪れは
桜の花たちがお祝いしてくれます。
ひらひら、ひらひら
楽しそうにみんなでお祝いします。


『星』

素敵なカラーコンビネーション。
楽しそう。


みんなみんなとっても楽しそうなアートです。
自分たちでわいわいとおしゃべりしながら、くるくる絵を描いて
「いいね」「かわいい」と認め合いながらゆびまるこ。

「パイも作ったよー♪」
なんと!おやつも作っていたそうな。素敵。
ソーセージパイだそうです。


こどもたちは自分たちで遊びをつくる。
好きなものがあると、好きなことに夢中になれる。
コロナで大騒ぎしている今だけど、こどもたちには好きなものがある。


こどもたちのコロナ対策は、「好きなことをすること」かもしれませんね。


今だからできること。
「好きなことに、一生懸命に取り組む」
それも力。今していることが成長の栄養になります。


別メッセージで、こちらも。

「ならべたよー」

なんと!美しいカラーグラデーション。
自分にとって心地よい色の順番を作りました。


美しいな。


こどもたちは知っている。
美しい色の順番も、組み合わせも。
虹の順番を教えなくても、ちゃんと虹の色の順番を描いてくれるんです。
そんなこどもが持っている自然の力をそのままに、大切に、育てていきたいと思っています。

ちなみに、虹の色の順番は教えた時から、
本来持っていた「分かっていた」力が失われて行くような気がします。
感覚よりも思考が勝ってしまうのですね。
ちょっと寂しい発達の瞬間なのです。


それではまた。
素敵な元気になるメッセ—ジをありがとうございます!
今日もまる!みんなまる!ゆびまるこでした。


2020/03/26
こんにちは。
心を育むパステルアートゆびまるこのルパです。


どうやって褒めたらいいのかわかりません。



これ、よく相談されること。
私たち日本人はほめるのが下手ですよね。
なぜなら、ほめられていないからかなと思います。


「こどもをほめるのができない」
「どこをほめたらいいのかわからない」
「問題ばっかりで、腹が立って、ほめたくない」


ある。あるあるです。
実はこれはすべてかつての私。

気づくと怒ってばかり。
「ほめなきゃ」って思えば思うほど、腹がたってくる。
内心では「なんでほめなきゃいけないの?」って思っているのに、
子育て相談で、「お子さんをほめてあげてくださいね」と言われたから、ほめようと努力する。

私、言われたことはちゃんとするタイプ。
「ほめなきゃ」
「なんか、ほめなきゃ」
「なんでもいいから、ほめなきゃ」


絞り出すように言った言葉がこちら。
「すごいね。よかったね」
顔はすごい形相。明らかに怒っている。だけど言葉はほめている?
心は感じとるもの。
「本当はお母さん怒っているんだ、私はだめなんだ…」
「怒りたいのに我慢しているんだ」
「やっぱり僕はだめなんだ」

心が悲しくなってしまいます。
これでは心は育ちません。


先日の研修で、「心を育てるほめ方」をトレーニングしました。
たくさんのほめスキルがあるのですが、一番大切なことは、

『ほめることは、あなたはあなたのままでOK!まる!』
ありのままの行動も感情も受け止めて、認めて、ほめること。


もちろん悪い行動はよい行動へと向けていく声掛けが必要ですが
心を育てていくためには、たくさんの『まる』を見つけて、言葉にして与えること。
たくさんの『まる』をもらった子供は、心が安定し、自己肯定感が育ちます。


ほめることは、心に栄養を与えること。
ほめられ、みとめられ、子ども達が育つための心のエネルギーになります。




「それでも難しいです…どうしても…」


そんな声もちらほら。
だから、まずはこどもを頑張ってほめるよりも、自分自身をほめることから始めましょう。

『1日1褒め』アクション。
自分がその日がんばったこと、できたことを見つけて、言葉にすること。

  • 今日は早起きできた、すごいよね、私。ありがとう。
  • 朝の挨拶を丁寧にできた、私。ありがとう。
  • 今日も頑張った。よく頑張りました、私。ありがとう。
  • 仕事も家事も怒らずにできた。すごい、私。ありがとう。


そんなふうに、ひとつ褒めます。
そして最後に、ありがとう。


まずは自分自身から。
自分を「ほめる」練習していきましょうね。
するとね、だんだんと「ほめる」ことができる私になっていきますよ。
あなたはだんだん、ほめられる。どんどん、ほめたくなる。
ほめほめアンテナ育てていきましょうね。


それではまた。
今日もまる!みんなまる!
ゆびまるこでした。


<<  <  16  17  18  >  >>
  • ゆびまるこやパステルをやってみたい!子どもにさせたい!
  • 自分も講師になって活躍したい!
  • なんだか楽しそう!なんかいっしょにできませんか!

ゆびまるこに関すること、お気軽にお問い合わせください。


☎ 080-3787-7345  受付時間:10:00〜18:00

お問い合わせ・ご相談講座・イベントカレンダー