パステルアートで自由に表現しながら自己肯定感と心の根っこ(レジリエンス)を育む、“みんな、まる!”ゆびまるこ学校

受付時間:10:00〜18:00

  1. 心を育むゆびまるこ日記
 

心を育むゆびまるこ日記


2020/03/26
おはようございます。
心を育むパステルアートゆびまるこのルパです。


春らしくなってきました。
桜もちらほら咲いてきましたね。
なのに…お花見には、たくさんの人が集まるお花見は自粛ムード。


「お花見したいな」


って普段、お花見なんてしないのに、いかないのに、
「行けない」となると「行きたい」となってしまうから不思議。
人間って不思議です。

今年は「桜散歩」を楽しもうと思います。
桜を見ながら、歩く。
それも素敵だなって思います。


こどもたちのYOUTUBEプロジェクト!

今日はこどもたちのYOUTUBEの実況中継です。
放課後等デイサービスおかえりホームさんです


「先生、youtubeを作りたい!!!」

え?youtubeを作るの?は?なに?それ?


「番組を作るの!」
「じゃ、ぼくがしゃべる!」
「私がしゃべる!」
「作る!」
「名前決めているの!


みんながいっせいに話し出しました。
そして全員がしゃべりたいので、もめだしました。


「まずは、番組の名前を考えようか?」と提案しました。
すると、3人で話し合って決めました。
目的があると話し合いがスムーズです。

「おかえりチャンネル」に決定!
素敵な名前です。


「なんの番組にするか、何を見せるかみんなで決めてね」
すると、またも話し合いがスタート。
あーだこーだ、やりたいことがいっぱい。
素敵。こどもたちはこんなにもやりたいことがいっぱいあるんだと見せてもらいました。
youtubeって自分のやりたいことができる場所なのかもしれないですね。

「今日は『みんなで絵を描く』を見せる」ことに決定。



「パーソナリティは誰?っていうか、ラジオじゃないからなんていうんだろう?
誰が中心で話して、誰がゲストになるか決めてね」

これはもめました。
なぜならみんながいっぱい話したいから。
もめすぎて、どうなるのかなと見ていたら、最後はまとまりました。

「全員がしゃべって、全員がゲスト」
なんと!そういうこともあるのか。
それもありですね。


そして、カメラマン係もいるとか、準備をしないといけないとか、
どれくらいの長さにするとか、打合せはすすみます。
いつもよりもスムーズです。
やはり同じ目的を持っているからですね。


リハーサル!
素晴らしいのが、みんなキャラクター設定ができていて、登場の仕方も個性があること。
youtubeが大好きな子ども達なので、普段からyoutube遊びをしているようです。
最近のこどもたちの大好きなもの、遊びなんでしょうね。



実際に、携帯で撮影スタート。
もうノリノリです。

「本番いきます!3,2,1、スタート!」


Aさん「みなさんこんにちは。おかえりチャンネルの、とっても〇〇なAです!
 今日は、みんなで絵を描くチャレンジをしたいと思います!」

   …あ、テーマもいっちゃった…
   …あ、ほかの子気づいていない…

Bさん「いえーい!!!!〇×〇×〇×なBでーす!イエーイ!!!」
(何を言っているんだろう?擬音が続く)

大笑い
(どうもそういうボケのキャラ設定のようです)

Cさん「みなさん、こんにちはCです。初めての司会なので緊張していますがよろしくお願いします。
 今日のゲストを紹介します。どうぞ」

 (彼が司会のようね。いつのまにかしまっていました。
  空気を読んでまとめてくれました)

Dさん「うひゃひゃひゃひゃひゃ、いえーい!!」

 (すごい!ゲストが来ました。っていうか気づけば人数が増えていました)


みんなでずっと大笑い。
そこでCさんが気づく。

Cさん「今日のチャレンジ、みんなで絵を描いているところを見せます!見てください」

  あ、Bさん…コーラの一気飲みが始まってるし(エアーで)
  みんな、それを真剣に見ているし…

あ、テーマを思い出した

Aさん「絵を描きます!」
Cさん「ぼくはこの絵を描きます!」


そこでみんなが絵を描きだしました。
さすがゆびまるこ、絵を描きだすとスイッチが入ります。

ゆびまるこスイッチON!


しーーーーーーーーん。

絵を描くこどもたち。
真剣に絵を描くこどもたち。
さっきまでのにぎやかさはどこへやら。


しーーーーーーーーん。


「はい、放送事故発生!終わり」
youtube撮影終了。


みんな気づく、「あ!忘れてた!」。大笑い。
そんなyoutubeごっこでした。


こどもたちは本当に素晴らしい。
  • 「youtube番組をつくる」ことを目標に向かって話し合いました
  • それぞれの役割をつくって、協力できました
  • 何が必要か考えて、自分たちで準備をしました
  • 番組の名前、番組のテーマ、番組の構成を考えました
  • 脚本の構成のようなものを考えました
  • スタジオをどこにするか決めました
  • 練習をしました
  • 本番もみんなで楽しく撮影しました
  • 大笑いしました

これって、素晴らしい力です。
目標に向かって、それを実現するためには、小さなステップを考えることが大切です。


そのためには考える力が必要です。
そして考える力は体験から学びます。
ゆびまるこは、このプロセスと小さなステップの経験を積み重ねていくワーク。
それが夢を持ち、夢を叶えるために必要な生きる力だと思っています。


こどもたちの遊びってとても大切。「ごっこ」遊び、プロジェクトはとても大切。
YOUTUBE。
いつか本当に子どもたちと動画を作ってみたいなと思います。


素晴らしい才能がキラキラ輝いておりました。


子どもたちの才能に万歳!ありがとう!
今日もまる!みんなまる!ゆびまるこでした。


2020/03/25
こんにちは。
心を育むパステルアートゆびまるこのルパです。


「スマイル・パンデミック」という言葉をご存じですか?


おそらく、「コロナ・パンデミック」という単語はよく見かけるので反応したのでしょう。
「え?パンデミック?」って。
コロナではなかったです。スマイルでした。


スマイル・パンデミックは、
「笑顔の伝染」。

よくあくびは伝染するっていいます。
そのように、笑顔も伝染していくのですね。
  • 笑顔は笑顔をつくる。
  • 笑顔の人の周りには笑顔の人が集まってくる。
  • 笑顔の人と一緒にいると、自然と笑顔になる。
  • 笑顔の人を前に、怒ったり、難しいことは言えない。
  • 笑顔の人をみると、心がうれしくなる。幸せな気持ちになる。


などなど
笑顔でいると、周りの人もハッピーになっていくんですね。


それはミラーニューロンという、
笑顔の人と同じような気持ちが伝染して、脳に変化が起こるからです。
素敵なハッピーなホルモンが出るんですね。

素敵なミラー効果。


お母さんが笑っていると、
家族みんなが笑っている。明るい家庭になる。
もちろん、お父さんも子ども達も笑っているお家は、明るいです。
笑顔が伝染していくので、みんなが笑顔家族。


一方、
お母さんが怒ってばかりだと、みんな気持ちがイライラしてしまう…。
お母さんが心配ばかりしていると、こどもは心配性になってしまう…。
それもミラーニューロンの原理。

特にある年齢くらいまではこどもたちはお母さんの感情をコピーしてしまうとか。



ぜひぜひ、笑顔でいてほしいです。
コロナで不安もあるかもしれませんが、こういう時こそあえて「笑顔」を作りましょうね。
笑顔でいると、脳は「幸せなんだ」と思い、幸せホルモンを出してくれますよ。

笑顔がつくる、心と体。そして笑顔の未来。
ひとりひとりが中心となって「スマイル・パンデミック」を起こしましょう。

どんどん
どんどん
ひろがって

えがおがえがおをつれてきて
みんなのえがおの
はながさく


あなたのまわりにスマイルを増やしていきましょうね。



今日のファシリテーショントレーニング「笑顔の効果」に出てきた、『スマイル・パンデミック』をご紹介しました。
ゆびまるこでは、先生たちの心を育てるファシリテーション研修をしています。



それではまた!
スマイル・パンデミック!で素敵な1日を!
今日もまる!みんなまる!ゆびまるこでした。

2020/03/23
おはようございます。
心を育むパステルアートゆびまるこのルパです。

月曜日。少し肌寒いですが気持ちのいい朝です。
空も青くて、太陽も出ている。
それだけでもうれしくなります。

そして
とりまいているものに心をひらき、感じ、あじわえることが
ありがたいなって思えます。

今日は、ゆびまるこが大切にしている「ことば」のお話し。


ことばって、いつも話している。
口から出ている言葉です。
意識しなくても、言葉は出てきます。日本語は出てきます。日本人なので。


私は若い頃、よくリュックひとつで外国にいっていました。
バックパッカーというものです。
英語が話せるわけでもないのですが、外国で困ったことがそれほどない。
それはなぜかというと、「伝えたい気持ち」と「相手を理解したい気持ち」があったからです。


話すということは、相手とつながること。

ことばは人と人、心と心をつなげる大切な存在です。
しかし言語がちがっても、お互いの気持ちが同じなら、努力します。
「この気持ちを伝えたい」
「なんて言っているんだろう?」
心が伝えよう、聞こうとします。

するとジェスチャーだったり、絵だったりが出てきます。
自分の中から知っている単語をかきだして伝えてみます。
相手の話す単語から、これかな?これかな?と思うことをイメージします。
一歩ずつおたがいに心に近づいていきます。


そんな「相手を知りたい」「私を知ってほしい」というコミュニケーションがうまれ
分かりあえた時には、言葉を超えた感動があります。

言葉を超えたつながり。
心と心がつながりあう感覚。


それはとても豊かで自信になります。
私は若い頃にそのような経験をしているので、あまり言語に抵抗がありません。
「なんとかなる」という自信があるんですね。
心は言葉を超えると知っているので大丈夫なんです。

むしろ言葉の壁のおかげで、本当に伝えたい自分の気持ちにもつながって伝えることができると思っています。
(ごまかしたり、てきとうに話す言語力はないので)


ゆびまるこが育てる言葉を超えた、心のことば

私たちは、ゆびまるこでそんな言葉を超えたつながりと感動をつくっています。
指でくるくると描かれていく表現。
アートは話しませんが、そこにはこどもたちの心の声がつまっています。


ありのままの表現。
そのままの表現。


アートをそのまま受け止め、認め、喜びあう。
それは説明ではなくて、理屈ではなくて、
言葉を超えた、心のつながりとわかちあいになります。


表現を通して、
「わかりたいと思う気持ち」「知りたいと思う気持ち」
「伝えたいと思う気持ち」「表現したいと思う気持ち」

こどもたちの心にふれながら、
絵を育てていきます。


そんなゆびまるこ先生たちの、ゆびまるこが大切にしている
言葉を超えた、声のないことば、
声のある言葉よりも、もしかしたらもっと大切かもしれない「心のことば」のお話しでした。


言葉にならないことば。
感じてみてくださいね。
言葉にしなくても、伝わる「ことば」味わってみてくださいね。


今日もまる!みんなまる!
ゆびまるこでした。


2020/03/22

こんにちは。

心を育むパステルアートゆびまるこのルパです。


三連休いかがお過ごしでしたか?
といっても、3月にはいってからこどもたちはずっとお休み。
三連休といった感じはあまりしませんね。

それに…
外出できないですし。あ、外出自粛、遠出自粛ですね。


ふつうって、なんだろう?


「ゆびまるこってお絵描き教室ですよね?」
---------はい、そうです。

「でも、普通のお絵描き教室ではないですよね?」
---------はい、そうです。


ん?普通って?

普通に絵は描いているので、普通というと普通かもしれませんが
普通じゃないというとそうかもしれない。


  • 絵は描くけれど上手に描く教室ではない
  • 絵は描くけれど自分で考えて表現していく
  • 絵は描くけれどみんな同じではない
  • 絵は描くけれどみんな自分のペースで描いていく

それはいいかえると
ゆびまるこは
  • 自分で考えて、自由に表現していくので、みんなちがう絵になる。
  • 自分のプロジェクトとして絵に向き合うので、1時間じっくり描く子もいれば、じっくり考えて最後の5分で描き上げる子もいる。


そんな教室です。
「心を育てる」ことを一番大切にしているのでそうなりました。


でも、みんなが言う「ふつう」ってなんだろう?
私は子どもの頃からみんなのいう「ふつう」がよくわかりませんでした。

  • ふつうは、そうだよね。
  • ふつうは、そうするよね。
  • ふつうって、そうなんじゃないの?


私は子どもの頃
この見えない「ふつう」がなにか分からなくて、「ふつう」を勉強していたころもあります。
友達たちの「ふつう」をよくみて、よくきいて、一冊のノートにまとめていました。

「ふつうノート」

  • みんながする!というと、同じことをすることが、ふつうらしい…
  • 「一緒にしよ」といわれると、一緒にすることが、ふつうらしい…
  • トイレにいくのは、みんな一緒にいく、おわったら、先に教室に帰らないのがふつうらしい…
  • なにもはなさなくても、話がなくても、そこにいるのが、ふつうらしい…
  • 〇〇ちゃんが言うことに、うんうんうなづくのが、ふつうらしい…


とっても女子です。
がんばって「ふつう」にしていた女の子です。
みんなにあわせて、頑張っていましたね。それでも「変わっている」と言われていましたが。

「ふつう」がわからなくて悩んで苦しんだこともあります。
見えない「ふつう」に悩み苦しむ。
なんでしょうね?


おもしろいのが、みんなにあわせることが苦しければ、ひとりも嫌だった。
どうしてかというと、「ひとりだと思われる」ことが嫌だったんですね。
しかし大人になると、武器のようなものをみつけました。




「ひとりでできること」を見つけると自由になれる

絵を描くことで、「ふつう」さん、さようなら。見えない「ふつう」におびえる日々よ、さようなら。
  • 絵を描くことは、ひとりでおこないます。
  • 絵を描くときは、一人で目の前のことに集中します。
  • 絵の中では、自由なので、みんなと同じでなくてもいいです。


ひとりで、絵を、自由に描く。
思いのままに表現していく。


絵を描いていくことで、
ひとりで決めて、行動し、完成させる力をつけていきました。
みんな違うことを理解し、認め、分かち合うことを知りました。
「ふつう」はみんなそれぞれに違うことを知りました。


みんなの「ふつう」と私の「ふつう」は同じかもしれない。でも違うかもしれない。
違ってもいい。みんな違う人間だから。
違うから楽しいし、面白いし、助け合える。

みえない「ふつう」を必死に探して、あわせようとするよりも
自分の心地よい、自分らしい「ふつう」を育てていくことのほうがだいじ。
自分の「ふつう」を育てることは、自分自身を育てていくことと同じような気がします。


こどもたちは、ゆびまるこの中で、
自分で自分を育てていきます。
自分の「ふつう」をだいじにしていきます。

今の自分の好きなものを感じ、表現し、挑戦していきます。
同じテーマで描いていても、絵はみんな違う。
「ほんとうに、みんなちがうね」と違いを認め、楽しんでいます。
ママたちも同じように、「ちがうね」と認めてくれます。


そんな教室がゆびまるこ教室です。
それがゆびまるこの「ふつう」です。


みんなちがって、みんないい。
それがゆびまるこの「ふつう」なんですね。


では、また。今日もありがとうございます。
今日もまる!みんなまる!ゆびまるこでした。

2020/03/21

こんにちは。

心を育むパステルアートゆびまるこのルパです。


今日は久しぶりのお休みだったので、飛鳥から吉野まで古道を歩きにいってきました。
目的地は、持統天皇がよく訪れたという宮滝です。

古道は、道もくずれていて、ふかふかの葉っぱに覆われていて、
「この道を天皇たちが歩いたのね」とみなさんで言いながら歩いておりました。

私は別に歴史好きでもないのですが、
初めて会うみなさんとの会話は古代ロマンにあふれていてわくわくしました。

「こんなに細い道は、絶対に持統天皇も『ちょっと私、歩くから』って言っていたよね」
持統天皇をネタに笑いが生まれるところは関西人です。








さて、一冊の本。
私は遠くに行くときには本を一冊持っていきます。
今回は「おとなのまんなか」松浦弥太郎さんの本です。



松浦さんの本は、とてもやさしい言葉で、ゆっくりと心にしみこむ。
まるで呼吸するように言葉がからだにはいってくる。


「わたしもこんなふうに
 自分の言葉で 思いを書きたい」

そう思いました。








こちらのブログ。
ゆびまるこの公式ブログなので、ちょっと力がはいっていました。
私なりに頑張って書いていました。


  • ちゃんと書かなきゃ。
  • 相手が必要なことを書かなきゃ。
  • ゆびまるこのことを伝えなきゃ。

お仕事のブログなので、読んでくださる方に必要な情報を書くことは大切なこと。


「だけど、くうきもよめないわたしなのに、できる?できている?」
「ほんとうに役にたっているのかな?」


よくわかりません。
それに『役に立つ』ために頑張っていると、どんどん、なんだか、わたしがどこかにいってしまうような…
そんな気もしていました。


ですので、もう私自身の思うこと、大切にしていること、
ゆびまるこで出会った素敵なことを

わたしの言葉で
わたしのリズムで
わたしの思いで


読んでくださるみなさんが
  • ちょっと、ほっとしてくれたり
  • なるほど!そうなのかとおもってくれたり
  • こどもってすてきねって共感してくれたり
  • 絵を書きたくなったわって思ってくれたり


そんなふうにみなさんの中にキラリと楽しさや気づきがうまれたら
それがとてもうれしくて、しあわせだなって
そうおもうのです。


だからごめんなさい。
これからは、そんな感じで
ゆびまるこのことを ゆびまるこの日常を、
ゆっくりと、大切におつたえしていきたいなと思っています。


自分の言葉を取り戻せた感じがして、いまとっても心が喜んでいます。
ありがとうございます。

素敵な一日を。
今日もまる!みんなまる!ゆびまるこでした。









2020/03/20
こんにちは。
心を育むパステルアートゆびまるこのルパです。



3月20日宇宙元旦ですね。
太陽が牡羊座にはいる春分の日から宇宙の新年が始まると言われています。



「さあ、今日は宇宙を描きますよ」


私たちは集まり、一日宇宙アートを描いておりました。
朝から夕方までじっくりと自分の宇宙にのめりこんでいきます。


指で描く、手で創造していく宇宙の世界。
最初は頭の中にある宇宙が始まりだったりしますが、描いていくほどに
どんどん、どんどん心の中に入っていき、描かれていくのは「内なる宇宙」。


見える宇宙ではなく、見えない宇宙を描いていく。


  • 「手が勝手に動く!」
  • 「自由に描いてもいいですか?」
  • 「なんだ?これは?」


無意識が現れてくるので、驚く宇宙が出てくるときもあります。
描きながら自分の境界を超えていく挑戦をすることもあります。
心の声のままに自由に表現していく。
涙を流しながら、魂の宇宙と出会うこともあります。


今日の宇宙アートは明るかった。
とてもみんな明るい宇宙元旦アートでした。
2020年は明るいのびのびとした自己開放の1年になりそうです。


おとなだって夢中になる。



手も真っ黒、顔も真っ黒。
本当に必死で、ただただもくもくと描き続けます。
夢中で宇宙を描くので、どうなっているかなんてわかりません。
時には真っ黒の顔のままで帰ったこともある。


「おとなは、もっと夢中になったらいい」
「おとなは、もっと夢を語ったらいい」
「おとはは、もっと夢を生きたらいい」


こどもたちに「夢を持ちなさい」と言うおとなだけれど
夢を持っていない大人たちの中で、どうやって夢を持てばいいのかな。


「夢中になれるものと出会えたらいいね」とおとなはいうけれど、
夢中になっているおとなの姿を見たことがないこどもたちは
はたして、夢中になっていいのかどうかさえ、わからないんじゃないかな。


そんなことを思いました。



夢中で宇宙を描く。
おとなの夢中は未来をつくる。

そんなおとなが増えたら、きっと、こどもたちも夢を持つ。

宇宙元旦のお祝い。
宇宙メンバーが集まって宇宙を描く。
大阪、兵庫、愛知のみなさん、ありがとう。


これからも宇宙を描き、こどもたちにおとなの夢中の姿を見せていきましょうね。
今日もありがとう。


ではまた!
今日もまる!みんなまる!ゆびまるこでした。




2020/03/19
こんにちは。
心を育むパステルアートゆびまるこのルパです。


ただいま、せっせと、ゆびまるこ先生のファシリテーショントレーニング中。
このファシリテーションとは、
やり方を教えるのではなくて、「教えない」教え方。


こどもたちの持つ力を引き出し、育てていく手法です。
これがなかなか長期戦。
まずは先生自身が学び、気づき、実践していきながら、成長していきます。
ファシリテーションは相手のためだけでなく、
先生自身の人生を豊かにするものでもあるのでとても楽しく有意義なもの。


  • 「感動しました」
  • 「なるほど!」
  • 「人生にとって出会えてよかった」

などなど、いつもうれしい言葉をいただきます。


たくさんある手法の中のひとつをご紹介しますね。
感情と行動を分けるトレーニング。

感情は人間にとって大切なもの。
感情は心。だからかたちをもたず、良い悪いはありません。
しかし行動には、良い悪いがあります。


悪い行動は悪い。
たとえば、絵を描いているときのこと。
  • お友達の絵を破る
  • もう嫌だと逃げ出す
  • 片付けをせずに遊びだす
  • 人の道具を壊す
  • みんなが絵を描くのをじゃまをする
  • 気に入らないから騒ぐ

これらは悪い行動です。
そのときになんといえばいいのか。


人格は認めながら、行動を修正していきます。
そのために、感情と行動を分けることを練習。

そして悪い行動(問題行動)を良い行動へと変換させ、習慣化させ、
前向きな行動選択ができる力を育てていきます。


一枚のアートの中でそのような脳変換を促しながら、
こどもたちの「できた!」と出会う力を育てていく。

子ども達一人一人に向き合いながら、
その子たちのキラリと輝く素敵な才能を見つけて、力へと育てていく先生たち。
とっても素敵です。


今年は先生たちの育成に力をいれていきます。
みなさんの地域でもゆびまるこ先生に出会っていただける日を楽しみにしてます。


それではまた。
今日もまる!みんなまる!ゆびまるこでした。


2020/03/18
こんにちは。
心を育むパステルアートゆびまるこのルパです。


私の子育ては波乱万丈だったのですが、
指でパステルくるくるしだしてから心が安定し、不安が少なくなり
とてつもなく激しく怒りがでていたのが落ち着いたのでした。

そのあたりの「怒りを鎮める方法」についてはまた書きますね。



そのあとは「らっぴー最高!」子育てでした。
※らっぴーとは我が子の名前。


「最高!」子育て法で、できるを育てる


こどもはいつも新しいことをしてくれます。
新しいうれしいこと、たのしいこと、発見もあればびっくりすることもあります。

「お母さん、ダンゴムシの種やで」
最高の笑顔で嬉しそうに、帰ってきたらっぴー。
ポケットいっぱいにはいったダンゴムシの種は、完全に虫にもどっていて、ポケットがホラーのようでした。

うじゃうじゃ、うごめくダンゴムシ…。

「きゃー!!!」逃げる私。
らっぴーはきょとんとしています。
(お母さん、お花が好きだから種あつめたのに…)
(なんで?にげる???)

心を落ち着かせて、ひと息ついてひと事。
「らっぴー、最高!」


最高にうれしそうに「うん!」。
あの時の笑顔は忘れられません。


「じゃあ、ダンゴムシの種は土に植えてあげようか?」
ちゃんとらっぴーはうごめくポケットのダンゴムシを種に戻して、庭に投げていました。

(投げるんかい?種まきしていたそうです)


「最高だね!」とすべてを認めること。
まずは認めること。

否定で受け止めるのではなくて、肯定で受け止める。
修正はそのあとです。

こどもが日々起こしてくれる出来事は心臓が痛い。ハラハラ、イライラします。
それに心を痛めて苦しくて、うちのこはおかしい…と悩んでいた時もありましたが、
受け止められるようになると、「なんて、楽しい!」。
毎日がサプライズで新鮮です。


私は楽しむ心で、心の安定を保てることができたのでした。
どんなことも「楽しむ心」を持つ。
それには練習が必要ですが、私はそのトレーニングがくるくるゆびまるこでした。


こどもにとっては、どんなことも「最高!」と受け止めて、認めてくれる環境は、
のびのび育つ安心していられる場所だったのかなと思います。

彼はいろいろなことにチャレンジして、
たくさんの「最高!」を獲得していきました。

  • カメをとろうとして、川に流される〜最高!
  • 大雨の時に川の様子を見に行って、川にはまる〜最高!
  • 公園の木に登り、基地を作っていたら大人に怒られる〜最高!
  • 小屋の二階から飛び降りて足がしびれる〜最高!
  • 友達たちを守って、なぐられる〜最高!
  • 料理を手伝って、失敗する〜最高!

きりがないくらいの最高です。
チャレンジしたことが最高で、乗り越えたことが最高で、
なにをしても最高なんですね。
あなたは最高!

そうして育ったのが「できる」という心。
ぼくはチャレンジできる。
ぼくはやったらできるんだ。
そういうなんでもできる有能感や自己効力感ってとても大事です。


言葉はまるで植物のお水のような存在。
愛情の言葉が、心の栄養となり、生きる力となります。
生きる勇気となります。

「かわいいね」と言われて育った子供は可愛くなります。
「いつもありがとうね」と言われて育った子供は人の喜びを自分の喜びに変えることができます。
言葉は力です。

こどもたちに言葉の愛情をかけてあげましょうね。
どの子も素晴らしい。


ちなみに我が子は小学校に入って、突然言い出したのでた。
「お母さんは嘘つきや。ぼくは、最高じゃなかった…」
どうもいつものようにやっていたら、叱られたのでしょうね。おかしいと言われたのでしょうね。
らっぴーの社会化の始まり。比較と競争のはじまりはじまり。頑張れ。


ゆびまるこは、「できる」を引き出し、育てていくアートワーク。
生きる力を育てていくワークです。
ぜひ、お子様と一緒にお母さんたちにくるくるして、一緒に「できた」を分かち合っていただきたい。


それではまた。
今日もまる!みんなにまる!ゆびまるこでした。




2020/03/17
「手で描くんですか?」
「指で描くんですか?」


ゆびまるこのパステルアート教室は「指で描くアート」です。
初めて来られた方は驚かれる方も多いのですね。


パステルを削って、指で描く。
ゆびまるこでは、「手」を使う、「指」を使うことをとても大切にしてます。


誰もがもっている「手」。
みんなが動かしている「指」。
こどもたちの発達にとって、手をつかうことがとても大切だと言われています。
手をたくさん動かすことと、脳の発達は密接に関係しています。


「手を使うのは脳にいいから、ボケ防止になる」と
おばあちゃんたちが編み物や縫物、折り紙をしていますね。
本当に手を使うことによって脳に刺激が入り、認知機能、記憶機能等が活性化することは
脳科学的にも証明されています。


それはこどもの発達にとっても同じなんですね。
さらには脳だけではなくて、体の発達や心の発達とも関係している。


私たちはこどもたちに
「よみ・かき・そろばん(計算)」よりも前に
まず「手をうごかす遊び」をしてほしいと思っています。


手の経験をたくさんして、のびのび育ってほしい。

かく、けす、つくる、やぶる、つまむ、はこぶ、
道具をつかう、きる、ぬる、おる、はがす
かたづける、もつ、
ばんざい!ばいばい!ハイタッチ!あくしゅ


手がすること
手ができること

ゆびまるこでは手をたくさんつかって、生み出す体験を積み重ねることで
心を育てていきます。
自分の手でつくる、できた!という経験は心を強くし、育てていきます。


脳教育の前に、手の経験。
そう思うとたくさんのこどもたちに「手の体験ゆびまるこ」を届けたい。
さて、イベントもたくさん企画してきましょう。
ぜひ、お子様の発達を支える手の経験をつけるアートゆびまるこを体験してみてね。


ではまた。
今日もまる!みんなまる!
ゆびまるこでした。






2020/03/16
こんにちは。
心を育むパステルアートゆびまるこのルパです。


今日のゆびまるこの館は小さな学校のようでした。
国語、算数、社会、音楽、図工、休憩、掃除までありました。


小学校がお休みなので小学生の子供さんと一緒に来てくれたママ。
今日は絵を描くのではなくて、ゆびまるこの教室準備を手伝ってくれました。
その間、彼は自分で時間を組み立てていきました。



では新2年生になる彼の時間割をどうぞ。


算数の時間。

脳トレゲームで計算をしていきます。
ゲーム感覚なのでとても楽しそうです。
でもクリアすると飽きちゃいます。早かった。


国語の時間。

自分で習った漢字を思い出して書いていきます。
土、音、人、水、空などかなりたくさんの漢字を覚えていました。
そして、「土は土曜日の土!」と応用がきくところが素晴らしい。

私に時間があったら、漢字をアートする体験をしてあげたかったです。


社会の時間。

世界の国の名前と国旗を書いてくれました。
アメリカ、中国、ブラジルなど、テレビで覚えた国とお父さんに教えてもらった国がありました。
親子の会話、親子の時間がこどもたちの世界を広げてくれているんですね。


音楽の時間。

アトリエに鉄琴があるので「音を楽しむ」時間。
この鉄琴、通常の8つの音ではなくて、7音しかなく、しかも独特な音階。
シュタイナー教育で使うペンタトニック7音の鉄琴です。

楽譜のない楽器。
力を抜くと音が響きます。

音を聞いて、感じて、音楽をつくる。
初めての経験に、「うまくいかないー」「音がわからないー」と言いながらも、楽しそう。
音をしっかり聞く体験。味わう体験。
学校ではなかなかできないから面白いです。
体の使い方も学べます。


図工の時間。

コロナ退散のアマビエ様のお話しから、絵を描いてくれました。
「海の中からあらわれた、黄色い体のあまびえさん。怖い顔して、『ころなバイバーイ』」
まわりのかわいいおさかなも可愛い。
絵を描くことも「コロナ対策」ですね。

楽しい気持ちにしてくれます。


体育の時間。

自分で作った割りばし鉄砲と的で、狙いを定めて、射撃。
この鉄砲の性能がとてもよくて、安定感もあります。
そして集中力と身体能力が素晴らしいので、狙った的にどんどんあたる!

まっすぐな姿勢をつくり、手をのばす。
視線を動かさずに打つ!なかなか、体を使いますね。
こんなシンプルな遊びでもたくさんの体や脳を使うから、遊びって素晴らしい。


あとは給食(おやつ時間)があったり、帰りの掃除も手伝ってくれました。


自分で自分の時間割をつくること。
それも勉強をそのままではなくて、楽しく遊び感覚で学ぶことは
子ども達の能力を伸ばしてくれますね。



「遊び」をつくる能力。
「遊び」で育つ力。
実際、ゲームで学んでいたときよりも、
自分で考えてつくったルールで始めた「漢字覚えてるかゲーム」はかなり続きました。
「まだ覚えているはず!」とどんどん思い出し、脳の活性。


ゲームがなかったら、自分で遊びを作ればいい。
ゲームがあきたら、自分でルールを作ってゲームすればいい。


自分で遊びをつくる。
素晴らしいクリエイティブ能力だなと思いました。
飽きることなく、どんどん生み出せるこどもって素晴らしい。


お家にずっといて、楽しいことがないなと思っているのなら、
この際、遊びましょ。こどもと一緒に遊んでみましょう。
「どうやって遊んだらいいのか分からない」なら、こどもに聞いてみればいいですね。

なんでもおもちゃになるし、なんでも遊びになります。
お料理もお掃除も、靴を並べることさえも遊びになりますね。
こどもは遊びの天才ですから。そうやってこどもの創造性を鍛えられていきますね。


それではまた。
今日もまる!みんなまる!ゆびまるこでした。


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