「6月っていったら、なにがあるかな?」
ある日の教室の様子。
今回は描く絵そのものを考えました。
イメージして、考えて、表現する。
まずはイメージすること。想像することです。
想像することは自由です。なんでもありです。
そんなことはどこにもありません。
想像することは境界がなく、どこまでも無限で自由です。
そしてその自由な想像の世界を生きることが、想像力、発想力、構成力などを育みます。

「6月」から出てきた、キーワード。
短時間でしたが、どんどん広がっていきました。
イメージを「広げる」
想像力を鍛えて、イメージを広げることは、
子どもたちの創造性を育みます。
また共感性も育てていきます。
イメージを構成するために、
この『イメージツリー』(木になっていないけど)を描きました。
これは将来、ものごとを客観的に考え、本質に気付いたり、
自分自身の心と向き合ったり、
企画を考えたり、チーム運営を考えたりなどするときの基本となります。
仕事では、「ブレーンストーミング」(脳にあるアイデアをどんどん出していく会議)でも
この方法を使います。
「なにかな?」って、子供たちに質問し、
安心して自由にこたえられる環境を作ってあげると
面白い答えがどんどん出てきます。
「なんでかな?」って聞いてあげると
考えていなかった子供たちも、「なんでだろう?」って考えます。
そして自分のイメージの中の答えを出してくれたりします。
絵の構成を考えながら、
生きる力を育てていく。
それも「ゆびまるこ」の役目です。

イメージからうまれた「梅雨のパーティ」♪
素晴らしい作品です。
色も素晴らしく、うっとりします。
またその物語が楽しいものです。
子どもたちの想像力は無限の力。
ぜひぜひ、聞いてあげて、一緒に考えてみるのも楽しいですよ。
その時のルールは、
「なんでもあり!OK!」です。