パステルアートで自由に表現しながら自己肯定感と心の根っこ(レジリエンス)を育む、“みんな、まる!”ゆびまるこ学校

受付時間:10:00〜18:00

  1. 心を育むゆびまるこ日記
 

心を育むゆびまるこ日記


2020/03/06
こんにちは。
心を育むパステルアートゆびまるこのルパです。

かれこれ毎日ブログをスタートしてから24日目。
ゆびまるこチャンネル24号です。


今日はこちらをご紹介します。

わたしは 子どもの頃から
絵をかくこと 本を読むことが 好きでした。
絵は、実物をそっくりに 
かけばいいと思いやすいけれど
そればかりではありません。

むしろ
見えないことを かくことの方が 多いのです

大人になって
気がついたのでは おそいのです

若いときに
絵を描いたり 本を読んだりしてください

2017年4月 安野光雅


私の大好きな絵本作家の安野光雅さんの言葉です。
昨年、美術館を訪れたときに出会った言葉です。
ちなみに絵に描かれている文字は、私が書いたもの。
美術館で展示されている安野先生の言葉を書きうつしたものです。
(私の走り書きですね)


言葉が こころに響き
言葉が からだを駆け巡り
言葉が もどる場所となり
わたしの支えになっている


今ではアトリエのいつも見えるところに飾っていて
いつもいつも見ています。


『見えないもの』『見えないこと』を描く。
それは心を通して、描かれていくその人そのもの姿。

  • そっくりに描く。
  • 上手に描く。
  • すごいねって言われる絵。


そういう絵も素晴らしいと思います。
訓練された技術、洗練されたセンス。
それはすごいと思います。


だけど、こどもたちにはそういうことを求めません。
そういう絵は描かせません。
特に小学校低学年くらいまでは、もったいなくてさせたくないのです。

無限の可能性と世界を持つ子ども時代。
なんでもできる
なんにでもなれる
夢を持ち、夢に向かい、夢を叶えるためのチカラを
育てるために、あえてそんな絵を求めません。

心の根っこレジリエンスを育てながら
なにがあっても夢に向かえる力を
アートで育てていく。それがゆびまるこです。


安野先生の言葉のように、
見えないことやものを、自分の心でしっかりと感じながら
表現されていく世界を、私は一緒に味わいたいと思っています。


心を描いた結果、
それがかたちとなって現れたり、風景になったり。
その絵の中にしっかりと心が生きていて、
その絵から生まれてくるこどもたちの物語が素敵です。


今日のこどもたちのチャレンジ。
放課後デイサービスのこどもたちです。

「星だね。星がたくさん出てきたね」

星型をつかって描く。
星を描くためではなくて、カタチと出会う練習。


星がうまれたね
星だね
星がいっぱいだね

色をかえる
新しい星だね
きれいな星だね
きれいだね

カタチを描くことで、カタチと出会っていきました。
星を描くことで、たくさんの星と出会いました。


彼のチャレンジは続きます。
色実験のあとの紙。
ここにも星を描いてみるね。

「星だね」から「星を描いてみるね」と意思が生まれる。
型を使わずに、自分で見ながら星を描く。
特徴をしっかりとらえていました。

彼の中に星が生まれた瞬間。
素晴らしい体験でした。


鳥を描く!

「鳥」を描くテーマから始まり、どんどん広がっていく物語。


とりさんが木にとまったとき
お友達と出会いました
こんにちは
こんにちは
おしゃべりしました

とりさんは
だいすきな 彼のあたまがすき
ふかふかしていて あったかい
まるで とりのす みたい
彼も とても うれしい

いつもありがとう
とりさんが気持ちをいいました
こちらこそありがとう
とりさんが言ってくれました


鳥の中に込められたあたたかい思い。
鳥が伝えてくれるこどもたちの物語。
心は見えないけれど、
たくさんの物語があって、夢がある


これからもゆびまるこは
アートでたくさんの心を放ち、物語を育てたい。


もちろんおとなも同じ。
たくさんの思い、たくさんの気持ち、たくさんの夢
こどもよりも強いかもしれません。

真っ白の紙の中は自由です。
アートは自由です。
わたしが私であるために
自由にまるまるしていきましょう。


それではまた!
今日もまる!みんなまる!のゆびまるこでした。






2020/03/05
こんにちは。
心を育むパステルアートゆびまるこのルパです。

「ルパでなくて、代表高雄さんで書かないんですか?」
言われました。よく言われます。はい、つい最近も言われました。

高雄で書いていた頃もあったのですが、
どうもルパさんのほうがのびのびしていて、自由なので
『自由担当はルパさん』でブログを書きたいと思います。
(ちなみにルパは、高雄良子のアートネームです。)

固い話は、高雄さんが書くと思いますので、
役割分担ということでご理解ください。


そんなわけで、ルパさんからの今日のお話。

『カフェ教室のはじめかたが分からない』という相談。


私がアート活動を始めた当初、
私も「カフェで教室をしたい」という夢がありました。
その時、同じように思っていたものです。
ですので、ご紹介します。


実は今日も私はカフェ教室でした。
大阪府摂津市千里丘にある「カフェあずきなこ」さんでのパステルアート教室。
毎月1回、ご褒美パステルとして、絵を描いて、
ランチをいただいております。


カフェあずきなこさん素敵なんです。

空間、時間、お料理すべてが感動的。
私はあずきなこさんが好き。


この『好き』という気持ちがとても大切。
私はこのお店が好き。ファンである。
「ここで、アートできたらいいな」
「ここで教室できたらいいな」

ここまでは自分の願い。
さらに思考を発展させていきます。


「ここでアートできたら、
空間、時間、お料理、そしてアートがすべてひとつにつながる!
同じコンセプトで生み出されるアートな空間!素敵!
こんなのどこにもない!世界にひとつ!」


どんどん妄想…いや想像していきます。
夢はふくらみ、具体的になっていきます。

参加してくれる生徒さんも、お店も、私も、地域も
みんながハッピーになるイメージが育ってきます。
「感動…最高…」
想像するだけで泣けるくらいに盛り上がってきます。


そうなったら、お話ください。
さあ、告白タイム!ドキドキ、ドキドキ。思いは止められません。
なぜなら、みんなが幸せなんですもの。


「私、ここでアートしたいです」って。


ただただ、想いを伝えればいいと思います。
私の中にある感動を、想いを伝えただけ。
あとはそれをどのように受け取るかはお店の方の選択です。

たとえ断られたとしても
私は「伝えることができた」と幸せでいっぱいです。
そう、告白です。


そんな感じで、
私の「カフェあずきなこパステル」は始まりました。
今月のテーマは、「春のねこねこ子ねこ」。
たくさんの猫たちがおりました。うさぎもいました。

今日描いたゆびまるこのネコたち。
とってもかわいいです。

仲良しネコたち。
ラブラブハートの中で楽しそう。

私たちのお家を見つけたよ!
くまさんたちが遊びにきてくれました。

春いっぱいの空間でネコを描く。
とっても楽しい時間でした。

そして、お料理も春。
春の花かごランチ♪
デザートも春いっぱい。
最高の時間です。

3月のあずきなこパステル参加メンバー。
心もおなかもいっぱい。ありがとう。


「カフェで教室をしたいのですが、どうしたらいいですか?」

  1. 好きなカフェを見つける
  2. そのカフェを好きになる
  3. そのカフェのファンになる
  4. カフェとお客様と自分自身、そして地域のハッピーを考える
  5. 告白(思いを伝える)

大切なことは、
お店のこと、地域のことも考えていくこと。
『循環』させていくことが夢を実現するポイント。

自分だけではなくて、みんなの幸せを考えてくださいね。
私は地域のカフェ教室は、地域活性化だと思っています。
地域に貢献していると思っています。

カフェで教室をすると、
  • 新しいお客様と出会える
  • リピーターが増える
  • カフェの新しい価値創造
  • カフェ時間が生活に組み込まれる

だから地域のカフェで、地域のみなさんとゆびまるこをして
『ともに』成長していきたいと思っています。

カフェ教室、特別な時間を提供できますので
ぜひぜひ、「ここで教室できたらいいな」を叶えてくださいね。

アートして、そのアートを鑑賞しながらのランチやティータイム♪
想像しただけでも幸せです。


こんな講座もやってます。
私の経験に基づいたあれやこれやをお伝えしています。

講座『カフェ教室のはじめ方』2時間

カフェのスタイルによって、教室スタイルや始め方が変わります。
私の経験に基づくアプローチや展開法になりますが、ご紹介しています。
聞いてみたいという方は、ご相談ください。


それではみなさん、また。
今日もまる!みんなにまる!でした。

2020/03/04
おはようございます。
心を育むパステルアートゆびまるこのルパです。


毎年、3月は私たちはこいのぼりを作ります。
こどもたちと、つどい場の地域のみなさんと一緒に約20匹くらいのコイノボリを作ります。


摂津市民有志のグループ「夢をひらくせっつ市民の会」の皆さんの取り組みで
「夢を運ぶ、こいのぼりプロジェクト」があります。
大正川の上を1111匹のコイノボリが泳ぐのですが、とても素敵です。
(確か、1111だったはず。しかし最近少なくなってきています)

大空をゆったりと色とりどりのコイノボリが泳ぐ風景が大好き。
ずっと見ていました。
見ているだけでした。

「こどもたちに夢をもって頑張ってほしい」
「自分の好きなことで1番をめざしてほしい」


そんなグループの皆さんの思いを聞いた時には感動しました。
それから私たちも活動に参加することにしました。

「こどもたちがつくるこいのぼりをこの風景の中で泳がせたい」
そこからアートで地域参加活動がスタートしました。

見ているだけから、
ともにつくる風景づくりを子ども達と一緒に。

あちこちでこのコイノボリを持っていき、みんなとアートしていくことで
参加させていただくことにしました。


5月の気持ちいい季節に、川の上を悠々と泳ぐコイノボリ。
素敵です。摂津の風物詩です。


「どこかに私たちが作ったコイノボリがある」


そう思って、探しているんですね。
そう思って、風景を見ているんですね。
見ているだけの風景が、自分の心の風景へと変わりました。
心が変わります。



こどもたちも同じです。
やったー!できたー!!
自由に好きな色のコイノボリを選んで、お絵描き。

見ているだけの風景から、自分たちの風景に。

「見つけたよ!ぼくのコイノボリ!」
「みんなのこいのぼり、ありました!」
探すんですね。



みんなでつくるコイノボリ。
書いて、貼って、遊んで。みんなで完成させる集団活動も大切な経験。

「W」ってなんだろう?
こどもたちが何か書いていたんでしょうね。
みんなで、参加して、作って、完成させる。

風景もみんなでつくるもの。



  • 自由にコイノボリを描く。
  • 名前を書く。
  • 手のひらスタンプを押す。
  • 好きなものを描く。
  • 家族みんなの名前を書く。


「好き」をのせてコイノボリが大空を泳ぎます。


アートで地域参加。
アートで社会参加。
それは子どもでも、だれでもできることです。


  • 絵を描いて、地域イベントに参加。
  • 絵を描いて、展覧会などに参加。
  • 絵を描いて、お友達にプレゼント。


誰かと、何かとつながるためのアートは
よろこびの種まきのように、どんどん笑顔が広がっていきます。

そして、こどもたちに自分たちが暮らす地域への愛着も育てます。
愛着は心の安心。安定。

地域への安心、一緒に作った仲間への安心、同じ場にいた人への安心。
  • 安心できる場があること
  • 安心できる人がいること
  • 安心できる時間があること

アートでこれからも作っていきます。
今年はこいのぼりづくりはできませんでしたが、また何か「参加」を作っていきますね。
ぜひぜひ、お家でもアート地域参加してくださいね。
いろいろお絵描きイベントってあります。

  • スーパーでの母の日の絵を描こう!
  • 公民館でのこども絵画展覧会
  • ごみの日ポスター募集!
  • 美術館のこどもの展示募集企画!
いろいろありますね。気軽にちょっと参加でOKです。

「参加」は自主性を育て、
「地域」は愛着を育てます。


私たちもこれからも「参加」を作っていきたます。
みんなまた会いましょうね。

今日は、アートと地域参加、そして愛着のお話しでした。
それではまた。今日もまる!みんなにまる!のゆびまるこでした。


2020/03/03
こんにちは。3月3日ひな祭りです。
今年は落ち着かなくて、ひな祭りどころではないですね。
だけど、季節の行事は大切。
変わっていく日常だからこそ、激しく変わりゆく今だからこそ、変わらないものを大切にしたいと思う
心を育むパステルアートゆびまるこ ルパです。



長い。とっても長い前置きです。いつも長くてすみません。
しかもこれから書く内容とはなんにも関係ないという。


さて、今日のゆびまるこチャンネルお便りの紹介です♪(ラジオ調で)
「どうしていつも、楽しそうで、キラキラしているんですか?」  大阪市Nさんより

この質問、よく聞かれます。
  • 楽しそうですね
  • 元気ですね
  • ごきげんですね
  • 明るいですね
  • キラキラしていますね
  • 遠くからでもすぐに分かります
  • 光っていますね


ありがたいお言葉です。
きっと、そうなんでしょう。私は光っているんでしょう。


私からの答えです。
「楽しい!ことをしていたら、キラキラしてきますよ。自分が喜ぶことをさせてあげてくださいね」 ルパより

以上。
本当にそうなんです。
  • 自分が楽しい!ことをする。
  • 自分が喜ぶことをする。
この2つです。
その時のポイントがあります。
それは、『心』です。

たとえば、
  • みんながしているからする。
  • 将来役にたちそうだからする。
  • 認められるためにする。

「みんながしているから」する行動は、他人軸です。自分の心は望んでいません。
「将来役に立ちそうだから」する行動は、打算での選択。思考の選択です。今の心はそこにはないと思います。
「認められるだろうから」する行動は、他人軸です。他人軸で自分を評価しているので、その行動をすればするほど、心は小さくなります。


楽しい!嬉しい!
これは心が感じていることです。
心が喜ぶと、輝いていくのでしょうね。


私は本当にゆびまるこが楽しくて、
子どもたちとアートしているときがうれしいんですね。
おとなの方のアートもどんどん成長して、みなさんが輝いていくから嬉しい。
来た時と帰る時のお顔が本当に別人というくらいに変化しています。

ずっとずっとゆびまるこしていたいくらいに、
こどもたちの創造と発見のフィールドにいることが幸せです。
子ども達は本当にまっすぐです。

「私はゆびまるこが好き。楽しい」

ゆびまるこでは、アート活動を通して「好き」な心を表現していきます。
テーマはありますが、そこから子ども達は自分の世界を表現していきます。
そして「楽しい!」「嬉しい!」を体験から育て、「できた!」を味わいます。

  • 夢中になること。
  • 目の前のことに集中すること。
  • 完成させること。

こどもたちの必死に向かう姿はかっこよくて、素敵です。
手をパステルの色だらけにしながら、顔にも色をつけながら、本気で向き合います。
その姿はキラキラしています。


「楽しい!」「嬉しい!」と心が喜びます。
「やったー!」「できた!」と心が叫びます。


時々手伝ってくれる、サポートスタッフの先生が教室にたちあうと
その姿に感動して、泣き出すくらいに、素敵な空気があります。


子どもの頃のこの無条件の体験こそ、大切。
こんな素敵な子どもの本気がありました。
  • 描きながら、力尽きて眠ってしまったこども。
  • 完成したときに、嬉しくて、ぴょんぴょんはねる子ども達
  • 楽しすぎて、どんどん絵を描き出すこどもたち。
  • 描くことがやめられない、とまらない子供たち。

「楽しいことをする体験」「心が喜ぶ体験」をたくさんしてほしいと思います。
こどもの経験こそが、人生の栄養だから。


これは大人になってからもできることです。
自分の心が喜ぶことをしてほしいなと思います。
自分自身に好きなことをさせてあげてくださいね。

手のひらから金の粉!?

そして嬉しいことに、心から楽しんでいるときに、人は「光の粉」を放っているそうです。
これは某教授に教えてもらったんだけど、すごいですよね。
私も楽しい時には手のひらに「金の粉が出てきた!」なんです。
そしてそれは伝染していきます。周りの人の手のひらもキラキラ金の粉です。

「ほら見て、金の粉。」
「ええ!ほんとだ私も、金の粉!」


楽しいことは伝染する。
だからお母さんが楽しい♪と家族みんなが楽しくなるんですね。
はい、みんなでキラキラしていきましょうね。


今日のお便りでした。
それではまた明日♪
今日もまる!みんな、まる!


2020/03/02
こんにちは。
心を育むパステルアート ゆびまるこのルパです。


ゆびまるこは心を育む表現共育アートプログラムですが
おとなのアートの中に「光の曼荼羅アート」という表現法があります。
今日は「お寺で描く曼荼羅会」の様子をレポートします。


指で描く曼荼羅アートなのですが、そのプロセスは
  • 砂曼荼羅のような感触
  • 変化が変化を生み出す宇宙的感覚
  • 深く自分自身とつながっていく瞑想感覚
  • 自分の内なる光を放つ深い開放感
  • 心と体と魂がひとつになる統合感覚
  • 自己信頼が強くなる自分の中心とつながる感覚


曼荼羅アートを描くことは瞑想であり、自己信頼であり、
「あるがままの自分と出会う」ワークなのです。


昨日は、お寺で一日曼荼羅アートを描く会でした。
場所は川崎大師京都別院笠原寺。一日尼僧修行で有名なお寺です。


「笠原寺曼荼羅会」も2回目。
一日まるごとお寺を貸し切って、曼荼羅尽くしなご縁をいただきました。


京都山科にある笠原寺様は龍が舞う寺。
龍の滝や龍の腰掛岩などがあるお寺で、訪れるたびに不思議な現象と出会います。

まずは曼荼羅会のご説明。
曼荼羅メンバーまんだらーたち12名のご参加でした。


曼荼羅についてのお勉強。
実際に曼荼羅を見ながら、ひとつひとつ曼荼羅の智恵をいただきます。
大日如来様の智恵が描かれた曼荼羅世界に入っていきます。


「どうか自分の心と出会ってください」
瞑想時間。

心と出会い、心を描く曼荼羅アート。
曼荼羅の智恵をいただき、心と出会い、曼荼羅が始まりました。

静かに心を映し出す曼荼羅アート。
深い時間でした。

昼食会。美味しいお赤飯をいただきました。
食卓を囲む美味しい食事とみなさんの姿は、曼荼羅ですね。
家族は曼荼羅なのでしょうね。


午前の曼荼羅アートと午後の曼荼羅アート。
素晴らしいアートが誕生しました。
はじめての方も来てくださいました。



お次は描いた曼荼羅アートとともに特別法要。


曼荼羅もご祈祷いただきます。
仏様とご縁を結びます。



珍しい理趣経というお経に、
ずらっとみんなが並んでお餅を「オン」つなぎして、お大師様に届ける儀式。
なんとも素敵な特別法要をしていただきました。


みなさんの願いが描かれた護摩木が火で焚かれて行く様子は
真っ赤な炎がメラメラと上へ上へと舞い上がる。
どうか願いをこの火にのって、叶えてください。


笠原寺曼荼羅会ご一同様
皆様とともに素晴らしいご縁をいただくことができました。
ありがとうございます。


コロナウイルス対策で怪しいマスク集団です。
私たちは1日大笑いしていたので免疫力アップしています。
やはり、楽しいことをすること。笑うことってとても大切ですね。

笑って笑っていきましょう。


心に残っている素敵な教えをご紹介しますね。


知恵には3つの智恵がある。

ひとつは、聞慧。
 よく聞くこと。
ふたつめは、思慧。
 自分でよく考えること。
みっつめは、修慧。
 行動すること。

よく聞き、自分で考えて、行動してこそ、知恵になるのですよ。


いま、コロナショックでトイレットペーパーを買うために並んだり、
いま、必要でない食料品をまるで籠城するかのごとく買いあさったりする姿を見ます。


よく聞いて、
よく考えて、
行動すること。


自分で考えて行動すれば、あのように並ぶのかな?
過剰なまでに不安になるかな?
そう思うのでした。


聞くだけでは智恵にならず、
自分で考えずに知恵にならず、
行動しなければ意味がない。


大切な仏教の教えは、今の私たちの生き方にも生きてきますね。

心をつなぐアート光の曼荼羅アート。
ぜひたくさんの方に出会ってほしい曼荼羅アートです。



曼荼羅会でお世話になりました。







2020/03/01
みなさん、こんにちは。
心を育むパステルアート ゆびまるこ ルパです。


今日は皆さんからの不安の声をご紹介します。
最近の私はまるで地域のパトロールのように日々、家を回ったり、話を聞いたりしています。

「コロナが怖くて家を出られません」
「あちこちに菌がいて、病気になるんじゃないかと不安です」
「大丈夫でしょうか?私は大丈夫?」
「こどもが怖がってびくびくしています」

不安ですね。
見えないから余計に不安ですよね。
迫ってくるナニカ。なんでしょうね。
テレビも新聞も(最近は新聞とっていないか)、ネットも不安ばかり。
しまいには、トイレットペーパーパニックにもなってきています。


私の家の周辺では、マスクもトイレットペーパーもキッチンペーパーも
姿を見ません。「売り切れました」と書いてある。



一方、こんな声も。
「学校がなくて、宿題もない!やったー!」
「遊べる!春休み長い!」
「いろいろなことができるから、忙しい」
「ゆっくりしなさいってことかな」
「家の片付けします」


同じ状況であっても、
不安が不安を生み出し動けない人もいれば、
前向きな思考と行動の人もいます。

この心の回復力、
どんなことも跳ね返す力を「レジリエンス」といいます。

ゆびまるこは、心のレジリエンスを鍛えるアートです。
さあ、今こそゆびまるこですね。


今だからこそ「行動を選択」していきましょうね。
今朝、ゆびまるこのこどもたちに送ったメールがあります。
一部付け加えてご紹介。



ゆびまるこのみんなへ。
コロナショックで不安もあると思います。
学校も休みになりました。行事もイベントもなくなりました。
残念だけど、そういうこともある。


いやなかなかない経験をしていますね。
貴重な経験です。

大切なことは、よく寝て、よく食べて、
今できることをすること。


元気なときは外に散歩にいく。
時間があるので「今日は何をしようかな?」と決めて、行動すること。
普段できないことにチャレンジするチャンスです。

さあ、なにをしよう?
プロジェクトのスタートですよ。

  • 毎日本を読もう!

  • お手伝いしよう!
  • 早起きしよう!
  • 折り紙しよう!
  • 洗濯物をたたもう!
  • よくかんで食べよう!

  • 駒をまわそう!
  • 字を書こう!
ひとつでいいのでチャレンジしてね。



そして毎日、絵を描いてください。
小さな紙でいいので、何でもいいので絵を描いてね。


  • あ、これ描こう❗
  • 目についたものを描いてね。
  • 鉛筆でもペンでも何で書いてもok!
  • 書いた絵は今度見せてくださいね。

絵を描くことは力になります。
表現することで不安を力に変えることができます。


みんなには
想像する力がある。
絵を描く力がある。
生み出す力がある。


不安な大人たちに「大丈夫」っていってあげてね。

今、できることを、見つけて楽しむこと。
楽しむことが免疫力(元気でいる力)を高めます。
ではまたね。



どんなときにも道があります。
自分で考えて、選択して、行動することができます。
どうか、こどもたち、不安より希望を選んでね。


みんなに会えるのが楽しみです。
3月の教室は土曜日も水曜日も13時半からオープン。17時まで存分にアートしてください。
お母さんも一緒にアートしてくださいね。




2020/02/29

こんにちは。
心を育むパステルアート ゆびまるこです。


コロナウイルスで世間は大騒ぎです。
なぜだかトイレットペーパーが売り切れてきています。
不安になるとトイレットペーパーに走るのでしょうか?


学校も学級閉鎖になりました。
コロナもありますが、すでにインフルエンザが流行っていたので
長い春休みになったようですね。

子どもがちは喜んでいますが、きっとすぐに飽きる。
「学校に行きたい」「友達と遊びたい」「どこか行きたい」
きっと言い出すでしょうね。



ゆびまるこの子供たち。
今は、せっせと「ひな祭り」のアートづくり。


ひな祭りは、3月3日。
なにがあっても、ひな祭りはやってきます。


  • 季節を楽しむ。
  • 行事を生活に取り入れる。
  • 四季を感じる。


アートすることによって、四季を持つ日本ならではの感性が育ちます。
春夏秋冬。季節の移り変わりを感じて、味わい、表現できる。
四季の感性って素晴らしいなと思います。


だから描く。季節を描いていきます。
描いたお雛様は、お家に飾ってひな祭り。


こたふくの部屋の子供たちのお雛様。
「男の子はやさしい色にするの」ってやさしいお内裏様。
着物の模様も素敵。


笑っています。
ニコニコ、ニコニコ。
なんて、可愛い。



「たくさん、できたね」

  • お家のお雛様。
  • お友達のお雛様。
  • こたふくの部屋のお雛様。



こどもたちは自分のアートとともに、大切な人へのプレゼントも描いてくれます。
誰かを思って描くこと。
やさしさと思いやりがいっぱい。
描いているときに心のなかには、だれかの笑顔があります。
素敵。




もうすぐひな祭り。
ぜひ、あまり外出できない今、ひな祭りに向けて、
お雛様を描いたり、アートを楽しんでくださいね。



あかりをつけましょ ばんぼりに
おはなをあげましょ もものはな
ごにんばやしに ふえだいこ
きょうはたのしい ひなまつり



いま、できることをする。
ひな祭り♪をアートして、季節のパワーを取り入れてくださいね。

なにがあってもひな祭りはくる。
「楽しむ」ことで心の免疫力をあげていきましょう。
では、また。
ゆびまるこでした。



ゆびまるこプログラム導入教室

あったかい木の空間で、子どもたちの発達をサポートしてくださっています。

こどもたちの心を育む、笑顔を育てるメンバー募集中。

ゆびまるこ講師養成講座(初級)で基礎から学んで、笑顔をつくる。
皆さんとお会いできるのをお待ちしております。





2020/02/28
こんにちは。
心を育むパステルアート ゆびまるこです。


今日は「好き」を見つけることについて。



「好きこそ物の上手なれ」
ことわざにありますね。
これは、どんなことであっても人は好きなものに対しては熱心に努力するので、上達が早いということ。


好きなことはずっとしていられる。
一方嫌いなことはやりたくない。
なんて、分かりやすいんでしょう。


こどもたちの表現活動を見ていても、それは同じです。
「好き」なものを描いているときと、興味のないものを描いているときのエネルギーは全く違います。

興味のないものを描くときは、描かされている。そこに心があまりない様子。
集中力もあまりなく、落ち着かなくて、外ばかり見ている、周りが気になる、不安定。

一方、好きなことに取り組むときは、どんどん発想が広がって、意欲的になっていきます。
目の前のことに集中して、周りは気にならない、とても安定しています。



ゆびまるこでは興味のないものであっても、
そこから自分の「好き」「できること」を見つけて、取り組むので
最後は集中して、楽しそうに自分のプロジェクトになっていくのですが、

それでも最初から「好き」に取り組むときは
どんなこどもであっても気持ちが違います。




先日とっても素敵な「好き」と出会う瞬間がありました。
放課後デイこたふくの部屋でのこどもの「好き」キラリン瞬間。


最初はなにをするのかよく理解していなかった彼女。
最初の「好き」瞬間は、ハートのかたちと出会った時。


「ハートだわ〜」
目がキラキラ変わりました。
言葉も増えました。

色を選ぶ、削る、指で描くという作業にはあまり興味がない様子でしたが、
自分の指でハートが生み出していくという作業を繰り返していくうちに
「ハートだわ」とうれしそう。表情が変わっていきます。視線も変化していきます。

「ここにもハートだわ」
「ハートだわー」
どんどん意欲的になっていきました。

体が慣れてきたところで、
「自分でやってみましょう」とチャレンジ。
すると、覚えていました。ひとりでできます。

ひとつのハートをこつこつと描いていきます。
ハートを生み出していきます。


その間、なにも伝えていないのですが、
しっかりと手元をみて、ひとつひとつ丁寧に大好きなハートを作っていきました。


体からの認知アプローチはとても有効ですので、子どもさんによってアプローチを変えていきます。
個性感性をいかした表現で、心を育てていきます。

とっても嬉しそうなお顔で
「ハートだわ♪」


スタッフの方もとても嬉しそうに喜んでくださいました。
あとでお話しを聞くと、彼女は「ハート」が好きだったとのこと。
あれ?お洋服にも、ハートがついておりました。



好きな「ハート」を自分で描くことで、
  • 色を選ぶことができた
  • 指で描くことができた
  • 空間をみつけることができた
  • 最後まで完成させることができた
  • 好きがもっと好きになった


たくさんのできたが、完成。
おめでとう!好きがいっぱいだね。


実はこのコツコツって難しくて、多くのこどもが、
最後はざーっと色で塗りつぶしていたりします。
あとは、モチーフの上にひたすら重ねていくので、かたちは失うこともあります。

彼女は
  • かたちを見る力がある
  • 言葉が理解できる
  • 集中力があります
  • コツコツと繰り返すことができる

見せてくれた力は将来、社会とつながる力になります。
「好き」は力を育ててくれる。
嬉しいチャレンジと気づきでした。


こちらの彼は大好きなポケモンを描くことから。
どんどん鉛筆が上手になっていきました。
特徴をとらえて、描くことができるようになりました。
お話ししながら描いていくのですが、物語があって、動いていきます。


そしてひとつひとつがとてもやさしくて、平和なんです。
そんな彼の世界にアートを通してふれることができて、じーんとします。

描いたアートで遊ぶ。
みんなが見ているね。
進化の過程を説明してくれました。



こどもは世界を持っている。
好きから見えてくるこどもの世界。
たくさん「好き」を体験させてあげたいですね。
「好き」は心を育て、力になるから。


私たち、おとなも同じ。
「好き」なことはなんですか?
「好き」なことしていますか?
「好き」を時間をかけて育てていくと、力になります。
おとなも、こどもも自分の「好き」を見つけていきたいですね。



私はこどものキラリン瞬間に立ち会えることが、好き。
こどもたちは私の先生です。
それでは、みなさん、またね。
ルパでした。


ゆびまるこプログラム導入教室

あったかい木の空間で、子どもたちの発達をサポートしてくださっています。

こどもたちの心を育む、笑顔を育てるメンバー募集中。

ゆびまるこ講師養成講座(初級)で基礎から学んで、笑顔をつくる。
皆さんとお会いできるのをお待ちしております。





2020/02/27
おはようございます。
心を育むパステルアート ゆびまるこ、ルパです。


最近、こちらのブログがまるでラジオのようになってきました。
毎日書いていると「ゆびまるこチャンネル」な感じ。
その時、思ったこと、感じたこと、あったことを
みなさんにお伝えしていければいいなと思っています。

それでは今日のゆびまるこチャンネル、始まります♪


コロナウイルス対策。
緊急事態ですね。行政関係、企業関係のイベントは自粛、中止になりました。
私もここ数日は対策で走り回っています。


摂津市「つどい場事業」は3月下旬までお休みになりました。

鶴野つどい場。別府つどい場。
どちらも65歳からのつどい場であり、アート活動の場です。
1か月お休みということで、「みんな大丈夫かな?」「筋力落ちるから心配」とか
いろいろ思うことろはありますが、いまは緊急事態。

「お家で、スクワットしてくださいね」
自宅で筋トレしていただきましょう。
それが、いま、できること。




3月22日クラブエッグ「大正川のこいのぼりづくり」は中止になりました。


毎年マンションのこどもたちと作って、泳がせる摂津市名物こいのぼり。
今年はとても残念ですがこいのぼりづくりイベントは中止になりました。

また来年ね。
今年はお家でこいのぼり作ってくださいね。



3月7日(土)摂津市男女共同参画センター「ウィズせっつフェスタ」中止

「自由を楽しむパステル」サークルのみなさんが運営するパステルアートも中止です。
かなりの人数が集まるイベントですから仕方なし。

サークルさんたちも準備してきましたが、またの機会にね。


「こども夢叶」のこどもワークブースも中止です。


こども夢叶プロジェクトは、
「こどもの、こどもによる、こどものためのプロジェクト」です。
 of the kids, by the kids, for the kids project

イベントや自分たちが実現したい夢を叶えるための企画を大人がサポートして
実現するプロジェクト。

ウィズせっつフェスタでこども夢叶ブースを出す予定でしたが
今回は中止。抱いている夢は必ず叶う。その時を待っていてね。

夢はあたためる時間も必要。
夢はなくならない。夢を持ち続けている限り。



ほかにもかなりたくさんのものが中止になってきています。
あれも、中止。これも中止。
こんなにも中止になるなんて緊急事態です。


※ただ、ゆびまるこの通常教室は変わりなく、開いております。
不特定多数ではない、特定少人数の教室なので「変わらない」ことを選択しました。



コロナウイルスのためにたくさんのイベントが中止です。
対策のためには懸命な判断なのでしょうね。

なにが起こっているのでしょうか?
  • 「見えない自然(菌)」を恐れて、じっとしています。
  • 遠くまで動くことができない。
  • つながること、あつまることができない。

社会全体が不安と恐れが大きくなってきています。
分離と隔離が起こっています。まるで遺伝子がブツブツと切られていくように。
なにやら大きな変化の真っただ中にいるようです。



実は
こういう状況はアートの中でも起こります。
表現の世界は「見えない世界」と向き合います。
不安と恐れ、衝突、孤独、時々怖くなり、逃げたくなります。
実際にこどもたちはまず逃げますが、そのあと様々な方法で向き合っていきます。


描いていく時、
  • どうすればいいのか分からなくなる。
  • どこまですればいいのか、不安になることがある。
  • これであっているのか、これでいいのか怖くなる。


見えない世界だからこそ、
不安になる、怖くなる。まるで真っ暗なトンネルの中にいるような感覚。


だけどそういう時だからこそ
こどもたちに伝える大切なことがあります。

「まずはやってみよう。ちがったら、変えたらいい。」


大切なことは行動すること。
「今、できることをすればいい。目の前のことだけに集中する。」


じっとしているから不安は大きくなります。
見えないものはもともと見えないものなので、なにもしなかったら見えないまま。
しかし行動していくと、見えないものも「分かる」のです。


「これでいい!」
「そうそう、そんな感じ」
「できたー!」


自分の答えを見つけることができるのです。
自分の道を、自分の足で歩み、自分のゴールを見つけることができる。


そんなまるで人生を自分らしく生きる練習を
ゆびまるこでは毎日しているのですが、
こどもたちは「いま、なにができるかな?」回路が育っていくので
こんな状況でも「なにをしているのかな?」と楽しみだったりします。


激動の時だからこそ、
今できることに集中する
そのことがゆるがない自分自身を育てていくことにつながります。


不安や恐れではなく、
愛と感謝の人になる。



みんな、なにしてる?
  • 「外にいけないから、絵を描いていますー」
  • 「こいのぼりなくなったから、家でこいのぼり作るー」
  • 「ゆっくりしてる」
  • 「家の片づけします」


ちゃんとある。
できることはちゃんとある。



今できることをしていきましょうね。
なくなった喪失感ではなく、あたえられた余白だと考えれば感謝です。

私は変わらず今日も教室です。
それではまた。





2020/02/26
みなさん、おはようございます。
心を育むパステルアート ゆびまるこ ルパです。


今日は1年に何回かやってくるオーダーです。
オーダーといいますか、懇願されるといいますか、どうしても描きたい!というので
特化したお絵描き時間になるのです。



そのオーダーとは
『目を描きたい!』。



子どもは小学校高学年から中学生になると、
ふと襲ってくるようですね。
「目が描きたい!!!」と。


今回のきっかけはおとなの方からのオーダー。
昨年からの依頼でした。



目を描く。
目って、とてもたくさんの意味があります。


  • 目が語る
  • 目は口程に物を言う
  • 目がつく
  • 目が利く
  • 目を覚ます
  • 目の中にいれても痛くない
・・・・・
「目」がつく慣用句や言葉って本当にたくさんあります。
一度調べてみてください。本当にたくさんありますから。


それだけ「目」は多くを示し、物語るのですね。
心の視点から考えると、
「目は心が求めるものを観ている」と考えています。


意識ではなくて、無意識が求めているもの。
たとえば、気になるものは「目」にはいっています。
好きな人がいると、「目」が追っています。
人は無意識に求めるものを「目」の中にいれているようです。

…と考えると、
意識的に何を見ているのか、何が目に入っているのか自分の目を追ってみるのも面白いですね。
自分の心に気づくきっかけになります。


ちなみに私はいま、ひたすら「ティンホイッスル」。
アイルランドの楽器です。先日入手してから、アイルランドの音を求めています。



今回のおとなの「目を描く」講座は、
ただただ、「目を描けるようになりたい」でした。

最初に「いつも描いている目」を描きます。
その段階でだいたい、その人のモノの見え方、表現の仕方が分かります。
そこから、ひも解いて、いきます。

  • 目から感じるもの
  • 目から放ちたいもの
  • それに適した画材と表現

絵は表現なので、脳の使い方が関係します。
心を放ち、表現とともにのびやかに羽ばたいていただくための
ひたすら目を描くワーク。

見えにくいけれど、
線画が生きた目になりました。
もはや別人です。


物体から命ある存在へと変化。
それはモノの見え方、感じ方が変わったから起こった現象です。


絵を描く魅力のひとつが
「よく見る」ことです。


画材も画法もすべてツール。
「よく見て」描くことで、対象となるものを、その向こう側の本質に近づけると思っています。
表面だけをなぞるのではなくて、輪郭だけをなぞるのでもなく、
まねるわけでもなく、本質を感じ取り、表現する力が

「よく見る」ことにあります。
「よく見る」ことは、感じることでもあります。


おとなの目のワーク
最後は、自分の目を描く。

ちゃんと自分の目になっています。
自分のことが好きになりますね。
「自分大好き」な心のワークです。



そんなおとなの目のワークを見ていたこどもたち。
「目を描く!」とスイッチON!


え?目を描くの?
「今日の絵は(課題は)やったから、目を描きたい。」

ゆびまるこの子供たちは今日の課題のあとは、自分プロジェクトです。
了解しました。


子ども達に教えたことは、ただひとつ。
「よく見て、描いてね」だけ。


どんどん目を描くRくん。
最後の鷹の目ではおとなもびっくり。
鷹の目の周りの羽毛も表現されていました。


目が育っていく瞬間。
線から面へ。
光と影へ。その奥へ。



描くことで育つ「見る力」。
どんどん育っていきます。


こどもたちの目と、2月の作品たち。


みんなの目。
少々怖いんですけど、素晴らしいです。



目を描きたい時。
それは
  • もっと知りたい時
  • もっと世界とつながりたい時
  • もっと本質に向かいたい時


そして描けないときは
  • 人の視線が怖いとき
  • 自分の心が出せないとき
  • 人間関係が苦しいとき


目は教えてくれますね。
こどもたちは「目」を手に入れました。
これからたくさんのものを「よく見て」、世界とつながっていってくれる。
そう思うと嬉しくて感動でいっぱいになるのでした。



すばらしい目をありがとう。
それではみなさん、またね。
ゆびまるこでしたー。
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